2011年04月25日

OpenOfficeか、LibreOfficeか

先月、仕事の事務データ管理をスプレッドシートからデータベースに移行した。Windowsならエクセルからアクセスへの移行に相当するわけだが、OpenOfficeの場合、CalcからBaseに、OpenOffice内での移行ということになる。
ただ、これが当初うまくいかなかった。というのは、その時点で私はLibreOfficeにアップデートしていたのだが、なぜかLibreOfficeのBaseで操作に欠かせないナビゲーションやコントロールが表示されないという不具合が出ていた。これでは使いものにならない。そこでいったんOpenOfficeに戻したことは先に書いた。
けれど、11.04 Nattyにアップグレードして、自動的にLibreOfficeにアップグレードされた。ちょっと躊躇はしたのだけれど、広範なバグならきっとどこかに回避策が出ているだろうと思ったからだ。
さて、実際にBaseを使わねばならなくなって、LibreOfficeで開いてみると、やっぱりナビゲーションが出ない。データベースの入力や表示そのものはうまくいっているようだが、トップのデータだけ表示されていても仕方ないわけだ。そこで回避策を探し始めたが、どうもそれらしいのが出てこない。
やっぱり私のローカルの問題なのかなあと思ったが、ここでひょっと思いついたのは、日本語環境のせいではないのかということ。ユーザーの多くは英語圏をはじめとする外国語圏だから、ひょっとしたら英語環境ならこういう問題が発生せず、そのせいで回避策も出回っていないのかもしれない。そこで、いったんLibreOfficeを完全削除し、日本語パッケージを外して再インストールしてみた。すると、ナビゲーションは表示されるようになった。なるほど、これならOKだ。
ところが、どうも期待通りのデータが出ていないところがある。なにか設定がおかしいのかもしれないが、これを訂正するには編集画面でコントロールをひらかなければならない。ところが、英語版でもこっちの方はうまく表示されない。やっぱりLibreOfficeのバグなのだろうか。
よく理解できないけれど、深追いするのも嫌なので、「じゃあLibreOfficeをアンインストールしてOpenOfficeをインストールしてやろう」と考えた。どちらもリポジトリにあったからだ。
ところが、NattyのリポジトリのOpenOfficeは実はLibreOfficeへの移行パッケージであって、OpenOfficeではない。OpenOfficeと思ってインストールしようとしても、実際にはLibreOfficeのパッケージがインストールされる。それなら古いリポジトリを使おうとLTSである10.04 Lucidのリポジトリを読み込んでOpenOfficeを指定してみたが、依存関係のせいか撥ねられてしまう。
仕方ないので、OpenOfficeの本家のサイトに行って、そこから.debファイルをダウンロードした。ちなみに、これは以前に挫折している方法。というのも、.debパッケージが50個ほどにも分かれていて、GUIのdebインストーラーでは歯が立たないからだ(順序を正しく1つずつやればできるのかもしれないが)。これを一気にインストールするには、ダウンロードしたあと、解凍したディレクトリで端末を開いてsudo dpkg -i DEBS/*.deb というコマンドを実行してやらねばならない。ここまでは、あちこち参照しながら何とか漕ぎ着けた。
ところが、それだけではインストールしたはずのOpenOfficeが実行できない。どうやら、sudo dpkg -i DEBS/*.debに続けて、DEBS/desktop-integration/openoffice.org3.2-debian-menus_3.2-9472_all.debというコマンドを打たねばならないらしい。ただ、ネットで検索して見つけたこれはバージョン3.2をインストールするときのコマンド。バージョンが上がっているから変更を加えなければいけないはずだけれど、どこをどう変えていいのかわからない。このコマンドを打たないせいだろうか、Synapticパッケージマネージャで確認したところではちゃんとパッケージはインストールされているのに、肝心の実行ファイルがどこにあるのかわからないし、もちろんメインメニューにも登録されない。
弱ったなあと思って、それなら古いバージョンの3.2でもインストールし直すかとOpenOfficeのサイトに行ってみたら、ふと、Windowsのパッケージがあるのに気がついた。そういえば、以前、OpenOfficeの3.0のWindows版をWineで動かしてけっこうきちんと動いたなあと思いだした。あれは、Linux版で文字が飛んでしまうバグがあったときの一時的な回避策だった。それならWindows版はどうだと思って、3.3をダウンロードしてインストールしてやると、なんとまあ、あっさりとデータベースは何の不具合もなく動作。なんとも拍子抜けという結果になった。
どうやらBaseのバグは、LibreOfficeが悪いのでもなく、日本語環境のせいでもなく、私のローカル環境のせいでもなく、Linux環境のせいである疑いが強くなった。OpenOfficeやLibreOfficeのユーザーの圧倒的多数はWindowsユーザーだろうから、Windows環境でバグが出なければあまり問題視されないのかもしれない。しかし、Wineで動かしたほうがOpenOfficeがきちんと動くというのは、なんだか情けない話だと思う。
ともかくも、私としてはLibreOfficeを応援したい、使うならLibreOfficeを使いたいと思っていたので、結果的に、常用はLinux環境のLibreOffice、データベースを扱うときだけWineのOpenOfficeという使い分けで当分はいこうと思う。じゃあWineでLibreOfficeならどうだとか、興味はあるけれど、せっかくうまく動き始めたところであまりややこしいこともしたくないし。とりあえずこれは、「生産性マシン」だから。
まあ、Linux環境がバグのもとというのは言いがかりかもしれないので、もうちょっと使いながら気をつけてみようとは思う。
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2011年04月20日

Unityからは、いったん撤退

一昨日からUbuntu 11.04 Nattyの新しいUIであるUnityを使っていたのだけれど、今朝になって「やっぱり時期尚早かもしれないなあ」と思った。そこで、使い慣れて安定しているOpenBox環境にいったん撤退することにした。理由は、どういうわけかUnity環境でChromeが暴走すること。それも、たぶんFlash動画を再生したときにそうなる。なんでブラウザの動作とデスクトップ環境が干渉するのか理解できないし、あるいはこれは私の誤認なのかもしれない。少なくとも、私の環境(特にクリーンインストールではなく10.10からのアップグレード)に特有のものであるのかもしれない。よくはわからないけれど、日常的に使う生産性マシンである以上、1日に数回フリーズするようなものでは困るわけだ(まあ、昔のWindowsならそれがあたりまえだったのだけれど。時代は遠くなりにけり)。
今朝までは、それでも我慢してしばらくはUnityを使い続けてみようと思っていた。そのためには、もうちょっとカスタマイズしたい。カスタマイズの方法を調べていると、どうやらCompizConfig (CCSM)という設定マネージャをインストールすればOKらしいとわかった(こちら)。そこでこれをインストールしていろいろいじってみたのだけれど、基本的にこれはCompizの設定なので、できることがやたらと多すぎてかえってよくわからない。おまけにUnityに関して「実にたくさんのことが設定できる」と紹介されている割には、どうでもいいアピアランスの詳細ぐらいしか設定できず、たとえばパネルに表示する項目の追加とか、パネルの幅の設定、ランチャーの位置や、ランチャーに仕込んだ項目の配置みたいなごく初歩的な設定が見つけられない。続きを読む
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2011年04月19日

Unityを使ってみている

私はここのところずっとOpenBoxにXfce4のパネルを組み合わせた変則デスクトップ環境で運用しているのだけれど、これは先代のメインマシンInspiron mini 12の低スペックのせいだった。メモリが1Gに制限されていて、低速のハードディスクにスワップすると耐えられない遅さになるので、メモリを節約する必要があった。はるか昔にJWMでかなりメモリを節約できた記憶があったのでいろいろ実験してみて、自分なりにいちばん使いやすいのがこの変則デスクトップ環境だということになったわけだ。それが、メモリに余裕がある現在のAsus UL20Aに移ってからも続けているのは、OpenBoxだとウィンドウのタイトルバーをごく簡単に非表示にできるという利点があるからだった。わずか十数ピクセルのことなのだけれど、画面の小さい12インチマシンでの運用ではこれはけっこうありがたい。デスクトップを右クリックでアプリを起動したりディレクトリへのショートカットができたりという機能も、慣れると欠かせなくなる。そのほか細かな点で慣れてしまったこともあって、いまさらGnomeに戻りたいと思わなくなった。ということで、変則デスクトップ環境を続けてきた。
11.04 Nattyにアップグレードしたあとも、結局はこの変則デスクトップ環境を続けていた。いまさら変える必要性を感じなかったからだ。しかし、アップグレードに伴っていくつかの設定が初期設定に戻ってしまい、これを変更するにはデフォルトのデスクトップ環境に戻ったほうが早かろうと感じたので、昨日、いったんログアウトしてデフォルト環境にログインした。外見は10.10のGnomeとほとんど変わらないのだけれど、これがUnity環境だという。続きを読む
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2011年04月18日

Scribusは1.4.0で大進化。これなら(目的によっては)使える

Ubuntuを11.04にアップデートして使い続けているのだけれど、昨日書いたように意外にも特に大きな変化は感じていない。それでも、アプリケーションレベルまでいくと、やっぱり進化はそこここにある。たとえばWineでWindowsのテキストエディタをひらくと、インライン変換こそできないものの、日本語入力に関して以前あった文字数の制限みたいなものはきれいに解消されている。以前はちょっと不安定な感じもしたのだけれど、十分に安定しているし、その気になれば使いものになると思う(テキストエディタの利点のひとつである起動の速さがWineを使う関係でダメなので、実際には使わないけれど)。
そこでいろいろアプリを試してみているのだけれど、たとえばInkscapeでは、10.10のときに出るようになったコピー&ペーストのエラーメッセージが相変わらず出続けて使いづらい。LibreOfficeの方もやっぱりうまくいっていないのは昨日書いたとおり。
そんななかで、これはどうかなと思って起動してみたScribus、最新版であるNGの方が1.4.0 rc2と、以前よりバージョンアップしている。期待して使ってみた。
レイアウトソフトであるScribusは、既に英語圏では実用の域に達している。けれどこれが日本語圏でほとんど実用に用いられていないのは、日本語周りの開発がほとんどできていないため。具体的にはぶら下げや追い出し、追い込みなどの禁則処理やルビ付けができないこと、縦書きができないことだけれど、それ以上に日本語入力がScribus上でほぼ不可能だったことがあった。「ほぼ不可能」のレベルは過去のバージョンアップとともにどんどん改善されてはいて、たとえば私が試し始めた頃には日本語入力メソッドを起動するためだけに追加パッケージをインストールしなければいけなかったし、日本語を入力するとたいていは異常終了した。それがいつの間にかデフォルトで日本語入力メソッドは起動するようにはなったのだけれど、それが可能なのはテキスト編集画面でのみ。レイアウト画面では無理だった。そして、異常終了は解決しなかった。それが異常終了問題も発生しなくなって、それで数カ月前には初めてScribusで16ページの小冊子を組むことができた。横書きで、禁則に関しては手動で調整しなければならなかったけれど、曲がりなりにも日本語の組版が(あまり美しいとはいえなかったけれど)、Scribusで可能になったわけだ。
けれど、そのときでもテキストの編集には苦労した。基本的にテキストエディタで書き起こした原稿をScribusでレイアウトしただけなのだけれど、レイアウト中にタイプミスやら変換ミスの修正、さらには文章の推敲などが必要になるのは編集の常だ。これを、いちいちテキスト編集画面に戻ってやらなければいけない。これはけっこう負担になった。回避策として別途テキストエディタを立ち上げておいてそこで修正文字を入力し、コピー&ペーストでレイアウト画面を離れずに修正するみたいなこともやったけれど、まるで写植の修正のようでレイアウトソフトを使っている利点がまるで感じられなかった。
ところが、今回のバージョンで、いよいよレイアウト画面上での日本語テキスト入力が可能になった。まだインライン変換には対応していないのでちょっと歯痒い感じは残るけれど、WYSWYGでテキストを修正していけるのは非常に気持ちがいい。続きを読む
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2011年04月17日

気がつけばNatty

地震やらなにやらいろいろあってあまり気にも止めてこなかったのだけれど、気がつけばあと半月しないうちにUbuntuも11.04 Nattyの正式リリース。昔はベータから、時にはアルファから入れていたのに、ドライバ待ちをしなければならない先代のInspiron mini 12からはアップグレードが遅れがちになっていた。けれど、考えてみたらこのAsus UL20Aなら遠慮は要らない。ふと思いついたらさっそくAlt+F2でupdate-manager -dとやっていた。あ、その前に、いつものOpenBox環境からGnome環境に戻っておいたけれど。これは念のため。
アップグレードに躊躇する理由はあった。先日、データベースの不調でLibreOfficeをOpenOfficeに入れなおしたばかり。NattyからはLibreOfficeがデフォルトだから、これが(もしもバグだとして)フィックスされていなければ業務に支障が生じる。けれど、やっぱり使ってみたい。バグなら遠からずフィックスされるだろうし、バグでなければ回避策を探せばきっと誰かが教えてくれると、思い切ることにした。
夕方、夕食の支度前にアップグレードの手続きだけして、夕食を食べ終わったらアップグレードが終了している、予定だったのだけれど、実際にはダイアログ操作を要求されていて、そこでストップしていた。それでも、けっこう順調に完了。
さて、再起動してみると、心配したほどUIの変化はない。噂のUnityなのだろう、左側にランチャーが出ている。あとはなんだかGnomeと変わらない。
けれど、あまり詮索はしなかった。どうせデフォルト環境ではなく、使い慣れたOpenBox環境で使い続けることになるからだ。すぐにログアウトして、OpenBoxでログイン。メニューに使っているXfce4の方でバージョンが変わったせいだろう、データの移行を求められるが、それはそれ。特に問題になることもなく、なんだ、いつもとほとんど使い勝手の変わらない画面が出てきた。実際、いまのところほとんどアップグレードによる変化を感じていない。
強いていうなら、Mozcの変換候補ウィンドウにbuild 558の表示が出てちょっと鬱陶しいことぐらいか。まあこれは慣れの問題だろう。自分の使っているバージョンが確認できるのは、それはそれでいいことのような気もする。
LibreOfficeは、やっぱりデータベースのコントロールを表示できなかった。この問題は…。後日解決するとしよう。
posted by 松本 at 20:55| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

LibreOfficeから、いったんOpenOfficeに

しばらく前からLibreOfficeを使っていた。PPAを使ってインストールするとOpenOfficeと置換されるのだけれど、まあ、それはそれでいいかなと思った。実用上ほとんど不都合はなく、むしろ使いやすい感じがしたので、そのままずっとここまで来た。
ただ、表計算のシートで、セルのリンクが無効になるエラーが頻発して、これにはちょっと困っていた。ただ、私の使い方では、「ちょっと困る」程度で、大きな問題ではなかった。だから、このまま使い続けるのかなと思っていた。
その一方で、数年前にいったん手をつけてその後放置していた経理関係の書類をデータベースできっちりつくりかえるプロジェクトを、ここにきて再開しようと思った。実のところ、年が明けてから3ヶ月、非常に仕事が不調だ。なかなか受注できない。けれど、こんなときこそ日頃積み残してきた事務仕事を片付けてしまうべきだろう。
ということでデータベースをいじりだしたのだが、どうにもおかしい。コントロールが表示されないのだ。最初は自分の使い方だろうと思っていたのだけれど、最終的に、これはLibreOfficeのバグだと判断した。いや、バグかどうかはわからない。私の環境だけかもしれない。ともかくも、入力フォームの細かな編集が実質的にできない。これでは実用にはならない。
そこで、残念な気はするのだけれど、いったんLibreOfficeを削除し、OpenOfficeを入れ直した。こちらなら、確かにDBはちゃんと動作する。
LibreOfficeはいい感じで使わせてもらっていたので、今後に期待ということにしたい。Ubuntuもまもなく正式リリースになる次期バージョン11.04ではLibreOfficeが正式採用になるようなので、そうなったら改めて使ってみようと思う。
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2011年04月04日

初めて、禁断のddを実行

メインマシンとしてのネットブックを新しくして3ヶ月、特に何の問題も起こっていないので、旧マシンを手放すつもりになった。ハードディスクにトラブルが報告されていても一応は動くので、念のため、旧データのそのままのバックアップとしても手元に置いていたわけだ。けれど、もう2ヶ月も起動していないということは、完全に不要ということ。
手放すにあたっては、ハードディスクのデータを消し去らなければいけない。どうせまともには使えないハードディスクだからいいようなものだけれど、なまじどうにか動くので、やっぱりデータは残しておくわけにはいかない。まあ、最近は昔とはちがって特段に気をつけなければいけない個人情報みたいなのはほとんど扱わなくなっているので以前ほどにはセキュリティ上の不安はない。それでもやっぱり、見られたくないのは自分のハードディスクの中身だ。
聞くところによるとハードディスクのデータは1回上書きしたぐらいでは高度な裏技を使って回復できる場合があるそうなので、何度か消去はしなければならない。それはそれだけの手間をかければすむとして、では、どうやって消去するか。ここで、私はddというコマンドを使おうと思った。以前から噂で聞いていたのだけれど、怖くて使ったことがなかった。基本的には「dd は入力から出力へデータをコピーするコマンドである」ということで、バックアップなんかには便利なコマンドらしい。けれど、このコマンドでディスクのデータを消去することもできる。うっかりバックアップをとるつもりでデータを消したりしたくないので、コマンドアレルギーの私にとってはまさに禁断の方法だったわけだ。けれど、今回は消去するのが目的なのだから、やってしまえと。
ディスクの中身が消去されるので、ハードディスクから実行中のシステムでこれをやったら、たぶん途中でシステムがダウンするだろう。ということで、外付けCDドライブからLive起動して実行することにした。USBからのほうが簡単なのだけれど、旧マシンのDell Inspiron mini 12は(一般にそうなのかどうか知らないが)USB起動に難がある。そこで調子のいまひとつなDVDドライブを引っ張り出してきて接続。続きを読む
posted by 松本 at 11:40| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

Wifi難民になってしまった

先日、急に札幌周辺に数日間の予定で出かけなければならなくなった。こういうとき、12インチのモバイル対応のCULV機をメインで使っているのはありがたい。そのまま持ち出せる。
ただし、最近のパソコンは、Webに繋がなければただのハコ。モバイルルーターでもあればいいのだけれど、普段そういう必要がないので持っていない。慌ただしい出発準備の中ですぐに購入できるものでもない。それなら公衆無線LANがよかろうと、いくつかサービスを探してみた。どこにでもあるマクドナルドで利用できることから、ワイヤレスゲートがよかろうとすぐにオンラインで契約。このあたり、実に便利になったものだ。あとは5年ほど前から使っているFONでなんとかなるだろう。
と、準備万端で出発したつもりだったのだが、これが穴だらけだったことが出てみてわかった。
まず、アクセスポイントの地図をブラウザで表示して、サスペンド状態にしておいた。これでパソコンを開けばいつでもアクセスポイントが確認できる。はずだったのだけれど、飛行機搭乗時に電源を落とした関係で、表示が消えてしまった。なんとも間抜けな話だ。シャットダウンではなくハイバネートにしておけば全く問題はなかったというのに、ブラウザを終了してしまったのがいけなかったわけだ。それならそれで、せめてスクリーンショットでもとっておけばよかったというのは後の祭り。
もちろん、マップなど特に必要はない。というのは、今回の目的地周辺では、どちらにせよ例のハンバーガーショップ以外はアクセスポイントがないからだ。そこで現地に行ってマクドナルドの看板を探した。すぐに見つかった。けれど、なんとも間の悪いことに、そのショップの入っているショッピングセンターがちょうどその日をはさんで数日間の改装工事中。よりによってこんなときに臨時休業中とは。
いや、ホテルならネット接続はあるはず。確かにLANケーブルがきている。けれど、表示されるのはホテルの案内ページだけ。ネット接続は有料オプションで、しかもその料金が1日1,300円もするではないか。この料金はなんなんだ?
FONは、北海道でもかなり普及している。けれど、寒い札幌の路上でパソコン片手に路上をアクセスポイント探索の旅に出る気には到底なれない。幸いなことに緊急の仕事は入ってこなかったのでオフラインでできる仕事をポチポチとやってお茶を濁して帰宅したのだけれど、なんだかなあという感じの旅だった。
posted by 松本 at 12:04| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

「再起動しないと動作が遅くなる」のは迷信なのかなあ

ニュースを見ていると、こういう記事があった。
【全部ウソ!迷信編】再起動しないと動作が遅くなる?
パソコンの電源を落とさず何日間も連続して使い続けると、だんだんWindowsが遅くなるという逸話も迷信だ。確かにWindows XP以前ではそうした現象も起きていたが、Vista以降は電源を落とさず「スリープ」状態で連続運用しても問題なくなった。

ということ。
で、私はWindowsは使っていないので、これが正しいのかどうかはわからない。ただ、Ubuntuの場合、この迷信は正しくもあり、間違ってもいると思う。
私は、記事にあるように、めったにマシンを再起動させず、スリープ(サスペンド)と復帰で10日ぐらいは平気で使う。普通に使っていれば、記事で「Vista以降」のWindowsでそうだと書いてあるのと同様に、「動作が遅くなる」なんてことはない。
けれど、過重な使い方をした場合、特に私の以前のメインマシンのようにメモリが1GしかないAtomマシンのような場合、プロセスのかなりの部分がSwap領域に行ってしまう。そして、Swapに行ってしまったプロセスは、プロセスを終了しない限りはそこに居座り続けるような気がする。だから、長く使っていると、重要なプロセスがSwapに行ってしまって、その結果としてシステムが遅くなることがある、と思っている。これは、メモリを占領していた過重なプロセスを終了したあとでも同じこと。
もちろんプロセスを再起動すれば済む話だと思う。けれど、システムまわりの各種プロセスを一括して再起動するのは結局システムの再起動が最も簡単な方法なので、再起動がベストということになる。続きを読む
posted by 松本 at 17:08| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

Epsonプリンタの動作報告

昨日、実家に帰った折に、ちょっとした調べ物を頼まれた。たまたまメインマシンのUbuntu機を持っていたので、それで検索し、難なく目的の情報をゲット。すると、老母は「それをプリントしておいて」という。もちろん母親のMacで改めて検索をかけてそっちからプリントしてもいいのだけれど、Ubuntuならドライバインストールとかで手間取ることもないので、そのまま自分のマシンから印刷しようと思った。
母親のプリンタは、以前のプリンタが1年ばかり前に壊れたので、比較的新しめのEpson EP802A。これをUSBでつないで、さて上がってくるかなと思ったら、ドライバが見つけられなかったようで、手動で探す画面になった。けれど、これも特に難しいわけではなく、メーカーからEpsonを選び、機種名を探していくと、1つちがいのEP801Aがあった。そこで、これをインストール。そのまま印刷したら、何の問題もなくうまくいった。
画像データだったので、一般的にOKなのかどうかはちょっと不明だけれど、一例報告まで。ま、こんなところで動作報告してもしかたないという気もするけれども。
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2011年02月24日

Swapをクリアする方法?

ブログ検索を眺めていたら、こちらの記事に行き当たった。
Ubuntuでスワップメモリをクリアするコマンド
Ubuntuで、メモリを食うアプリを使った後とか、メモリ足りてるはずなのに、動作がもっさりしていることがあります。そうゆう状況で、実メモリを使ってくれるようにする方法が無いか探したんですが

私も似たようなことを以前悩んだことがある。解決方法がどうにもわからなかったのだけれど、こちらのブログの方法はいとも明快。なんと、Swapをオフにし、次いでオンにする。なるほど、これで確かにSwapに書き込まれた情報はクリアされる、んだろうか? 
その場合、Swap領域に書き込まれていた情報はいったいどうなるのだろう。実メモリに移してオフにしてくれるなんて、あんまり考えられないような気がする。そして、ここで失われた情報は、復活できないのではないだろうか。
想像だけで書いているのだけれど、怖くて実験はできない。うん、確かに目から鱗の方法ではあるのだけれど…。
ま、作者の方も、「なんとも乱暴な方法なので」と書いておられるし、試さない方が無難かもしれない。
posted by 松本 at 17:12| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

Scribusで小冊子作成

仕事、というわけでもないのだけれど、毎年この時期に12〜16ページの小冊子をつくるタスクが発生する。プリンタでつくる関係上、B6かA6の小さな中綴じホチキス止めのものだ。きちんとしたページ物以外にこういうのをつくる必要は、昔にはずいぶんとあった。その頃はQuarkかPageMakerでチャチャッとやってしまったものだ。
それが、3年前から始まったこのタスクでは、けっこう苦労している。去年はOpenOfficeでレイアウトしたものをPDFを出力してそのページ順を並べ替える方法をとった。それはそれでわるくはないのだけれど、いまひとつスマートではない。やっぱりこういう作業はレイアウトソフトに勝るものはない。そこで、かなり使えそうになってきたScribusを使ってレイアウトをつけてやることにした。
Scribusは、英語圏ではLinux定番のレイアウトソフトとして、一部では商用印刷にも用いられていると聞く。けれど、日本であまり実用例を聞かないのは、日本語への対応が進んでいないからだ。対応が進んでいないからユーザーが増えず、ユーザーが少ないから開発者も出てこないという状況なのかもしれない。具体的には、縦書きとルビがレイアウトできず、さらに、日本語禁則処理や日本語組版に対応したカーニング処理、ぶら下げ処理などが抜けている。さらに、テキストエディタでの日本語入力にも難がある。レイアウトしながらちょっとしたテキストの入力や修正ができないのは、やっぱり編集上、非常に窮屈なわけだ。
けれど、それ以外の面では、一時代前のQuark Xpress程度には柔軟性がある。レイアウトソフトに求められる基本的な機能はしっかりしているわけだ。だから、商用ではない今回のような小冊子を組むぐらいなら、まずできなくはないだろうと思ったわけだ。続きを読む
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2011年02月16日

Gnome Photo Printerで複数画像の一括印刷

昨日、突然、Webからダウンロードした30枚ほどの画像をプリントアウトしなければならなくなった。時間はあまりない。元画像の解像度が高くないので、小さくてもいい。たとえばA4の紙1枚に4点ずつぐらい配置出来れば十分。
こういうとき、Windowsならデフォルトの印刷オプションで複数枚の配置ができる。Ubuntuでもできないことはないだろうと思ってファイルマネージャ(私の場合Thunar)を見てみたが、ここには印刷のオプションがない。Nautilusを立ち上げてみても同じ。プラグインでも突っ込んでおけばよかったのかもしれないが、いまからやってる時間もない。じゃあ画像ビューワからできないかと思ってやってみたけど、3つぐらいの手近なビューワからではやっぱりその機能もない。
いままでほとんどそういう必要を感じなかったのは、最近プリンタを使う機会が少なくなったのに加えて、複数の画像を印刷したいときには、普通なら私はレイアウトソフト(あるいはワープロソフト)で画像を自分の好きなように配置してから印刷するからだろう。このあたり、元編集屋の癖なのかもしれない。けれど、そんな手間なことはいまはやっていられない。続きを読む
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2011年02月12日

Google翻訳に小咄を喋らせてみた

昨日、デスクトップで再生中の音声をAudacityで録音するというエントリをアップしたが、そこで「Google翻訳の自動音声読み上げ機能…。その音声を保存して活用したいと思うのが人情だ」なんて書いたものの、じゃあどんな「活用」があるんだと突っ込まれたら口ごもらざるを得ない。実際、読み上げてもらったからといって何かトクをするような気もしない。それでも、せっかくできることがわかったので、「それなら小咄でも喋らせてみよう」と思った。結果をYouTubeにアップしておいたので、ご興味のある方は…。
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2011年02月11日

デスクトップで再生中の音声をAudacityで録音する

ずいぶん前になるけれど、YouTubeで再生中のファイルの音声を抜き出すのにずいぶん苦労したことがあった。結局そのときは再生中のヘッドフォン出力を入力端子に無理矢理突っ込むという無茶なことをやって録音したような気がする。考えてみれば相当に無茶なことで、よく機械が壊れなかったと思うが、そのときはほかに手段を思いつかなかった。
いまなら、たぶんFirefoxのアドオンを使ってまずYouTubeの動画をダウンロードし、次にWinffを使ってそこから音声を抜き出すという手順でやるだろう。そのときにそうできなかったのは、Winffのようなユーティリティを見つけられなかったからだろう。
ともかくも、ファイルを再生しているのなら、改めてそれを録音する必要はない。けれど、パソコンで再生される音は、ローカルのファイルのものばかりではない。たとえばストリーミングの音声。これに関しては(最近は使っていないけれど)kstreamripperで録音なんてこともやってきた。そういう手段が使えるときは使えばいいのだけれど、ちょっと「じゃあこれはどうしたらいいんだろう」という音声に出会った。それは、Google翻訳の自動音声読み上げ機能。これはかなり優れた機能なので、ローカルの読み上げソフトなんかよりもずっと使える。となると、その音声を保存して活用したいと思うのが人情だ。けど、これって、どうやってダウンロードすればいい?
わからないので、やっぱり元に戻って「デスクトップで再生中の音声を録音できないか」と考えた。検索してみると、方法は出てくる。サウンド設定で入力の設定をいじればいいらしい。続きを読む
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2011年02月03日

GL-築地書体を入れてみた

フォントは、いろいろあったほうがいい。先日、欧文フォントを探す機会があったのだけれど、最終的な結論は、Googleのフォントディレクトリがベスト、というものだった。無料で豊富な欧文フォントが利用できる。それはそれで一件片付いたのだけど、ついでに日本語フォントも探してみた。すると、GL-築地書体というものがオープンなものとして見つかった。ダウンロードして入れてみた。
このGutenberg Laboは、「主に古い活字書体をフォントにするプロジェクトです」ということで、この5つのウェイトのある書体、古い活字をスキャンしてベクター化しているのではないかと思う。拡大してみるといかにも印刷物から起こしましたというような不規則なラインがあったりする。けれど、それがまたけっこういい味になっている。これは面白い。
ただ、漢字データが非常に少ない。各書体によってちがうようだが、ほとんどないものもある。5号書体で、教育漢字の十数%がカバーされているようだが、これでは実用にはならない。残念ながら。続きを読む
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2011年02月01日

ubuntuのソフトウェアキーボード

私の環境では特に使い道もないのだけれど、Ubuntuにソフトウェアキーボードがデフォルトで搭載されているという記事をどこかのブログで読んだので(すみません、元記事を失念してます)、備忘替わりに。端末、もしくはソフトウェアの実行(Gnome環境ではAlt+F2だったかな?)でonboardと打ち込むと、ソフトウェアキーボードが起動する。マウスクリックで普通のキーボードとして使用可能。もちろん、MozcとかAnthyが起動していれば、日本語変換にも対応している。使用していないときもスクリーンの最前面に固定されている。端末からオプションを入力すると、サイズは変更できるようだ。
キーボードの右側にスペースがあるので、ここをクリックすると、Fキーやテンキーが現れた。なるほどという感じ。Fキーを出すと左下のところに「設定」と書いた四角形が出るので、ここをクリックすると設定画面が現れる。フルキーボードなど、外観の設定をここで変更できるようだ。続きを読む
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2011年01月28日

m4a形式への変換

以前、息子のためにWiiを買ったのだが、ゲームに興味のない私の心づもりでは、これにはTV用のデータ端末的な役割を期待していた。といってもたいしたことではなく、ネットにつないでYouTubeを見ることと、デジカメで撮った写真やホームビデオの閲覧、そして音楽の再生ができればという感覚だった。実際、ネットの接続はごくあっさりとできて、家族でYouTubeを見るのはテレビでという手段が確立した。写真も、SDカードに突っ込めば閲覧できる。問題は動画と音楽だ。
動画に関しては、一度は失敗し、もう一度試したら成功した。同じMOV形式なのだけれど、失敗した方は、たぶん解像度の設定が高すぎたのだろう。これはそのうち再トライしようと思っている。一方の音楽ファイルは何度やってもダメ。めげかけたところで、実はWiiの機能を理解していなかったのだということにようやく気がついた。
Wiiは、音楽ファイルは「任天堂の公式ページでは、「AAC形式の音楽ファイル(拡張子.m4aのMP4オーディオファイル)」が扱えるということになっている。で、この.m4a形式に変換してやらねばならない。音声ファイルの変換ならWinffでしょうと立ちあげたら、Device Presetの項目にm4aはなし。
しかたないので例によってSynaptic内をm4aで検索したら、XCFAとpacplという2つのアプリケーションが見つかった。このうちPacplは端末で使うらしいので、まずはXCFAをインストール。続きを読む
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2011年01月23日

メインのブラウザをGoogle Chromeに戻した

10.10にアップグレードして以来、メインのブラウザはChromiumを使ってきた。一昨年の秋にChromeを使い始め、当初はFirefoxのサブブラウザとして、だんだんダブルメインになっていたのだが、10.10ではリポジトリにChromiumが入っていたので、改めてChromeをダウンロードするのも面倒で、オープンソースのChromiumを使ってきたわけだ。最近ではもっぱらChromiumがメインで、限られた用途にだけFirefoxを立ち上げる運用に変化してきている。
実際のところ、ChromeでもChromiumでも、アイコンの色以外、なにひとつ使っていて違いを感じない。だからChromiumを使い続けるつもりだったのだけれど、前々回のエントリでhkさんに「最新のGoogle Chromeを入れると、PDFファイルが読める機能が付いているので、楽ですよ」と教えてもらった。早速Googleのサイトに行ってChromeの.debファイルをダウンロードしてインストールすると、確かにPDFがストレスなく読める。これはいい。続きを読む
posted by 松本 at 12:06| Comment(2) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月21日

LibreOfficeを使ってみている

先週からOpenOfficeの代わりにLibreOfficeを使っている。大きなトラブルがあったり逆に大きな進歩があれば書くネタにもなるのだけれど、現実としてOpenOfficeとの違いはほとんど感じられない。いい感じではないかと思う。
トラブルに近いものとしては、とりあえず気になったのは2点だけ。これは、私がクライアントとの互換性や業務引継ぎの関係でデフォルトとして.odtや.odsではなく.docや.xlsを使っていることが、たぶん関係している。続きを読む
posted by 松本 at 16:59| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする