2016年07月28日

Windows 10アップグレード騒動

Ubuntuで使っているパソコンは、基本的にはWindowsとのデュアルブートだ。これはそうしたいからしているというよりは、そもそもパソコンのハードウェアが特殊なものを除いては(そしてもちろんApple製を除いては)Windowsがプリインストールされて売られているから、という理由に過ぎない。もともとオマケでついてきている(ただしその分の料金は定価に含められているのが悔しいのだが)ものだけど、捨ててしまうのはもったいないからと、デュアルブートで置いているわけだ。
とはいえ、年に2、3回ぐらいは何かの用事で使う。ここ数年の間の記憶では、たとえばWindowsから使うようになっている携帯のアップデータやルーターの設定専用ソフトなんかのためにWindowsを使った。あるいは、MS Officeの特定の機能を使う商売上の必要が生じたために1週間ほどそっちを頻繁に起動する必要があった。そういったごく限定的な出来事でもない限りは、Windowsを起動することはもうなくなった。

さて、例のWindows 10無償アップグレード騒ぎである。Windowsを使っていない身としてはアップグレード警告が出て困ることもなく対岸の火事と思っていたのだが、さて、世間でこれだけ騒ぎになるとやっぱり気になる。ということで、デュアルブートのWindowsも10にアップグレードしてやろうかと考えた。
まずは練習台に、いまではほとんど使うことのなくなったかつての愛機ASUS UL20をアップグレードしようとした。こちらはWindows 7がのっている。方法がわからないので検索をかけたらアップグレード用のソフトをダウンロードするようになっていて、それを走らせたら要件は満たしていると。そこでアップグレードに進んだのだが、なぜか最後の段階、99%まで進んだところで停止してしまう。
どうやら、Windows 7を長いこと使っていなかったため、アップグレードに必要な機能を通常のWindows Updateで逃してしまったらしく、おまけにその配信が既に停止しているので手動でインストールしてやらないといけない、ということがわかった。それをいろいろ調べてなんとかインストールしようとしたのだが、どういう因縁だかちょうどこのタイミングでキーボードが物理的に壊れてしまい、壊れたマシンをアップグレードしてもしかたないので、ここはすっぱりと諦めることにした。

で、次に現在のメインマシンであるAcerのAspire V5だが、こちらもやはり最初に大量のWindows Updateが溜まっていたのを処理する必要があった。日常的に使っていないとこういうことになるらしい。「だからWindowsは嫌いだ」と言うのはほとんど言いがかりだと我ながら思うが、それでも正直な感想だ。
一般的な情報によるとWindows 10へのアップグレード後には、デュアルブートのGrubが機能しなくなるのでboot-repair用の起動ディスクを予め用意しておいてGrubの修復をしなければならない、らしい。ところが、怪我の功名で、以前にUbuntuのアップグレードをした際に、Winodws用のUEFIブートセクションとUbuntu用のUEFIブートセクションを別々に指定してしまっていた。そのせいでGrub画面からデュアルブートはできなくなっている(BIOSの起動ディスクの選択でWindowsとUbuntuを選択する)のだが、これが幸いした。Windows 10にアップグレードしても、Ubuntuのブートにはなんらの影響を受けない。これはありがたかった。

学んだのは、UEFIのセキュアブートというのが、案外と単純な構造になっているのだなあということ。レガシーのBootシステムに比べてどこがどうセキュアなのか、こうなってくるとさっぱりわからない。ともかくもこれでアップグレードは完了した。といっても、どうせ使わないのだけれど。
posted by 松本 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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