2016年04月23日

HPのPavilionにUbuntu 16.04をインストールした

自分のパソコンに関しては、ときどきトラブルはあるものの(たとえばタッチパッドのクリック部分が物理的に陥没してしまったとか)、まあ特記するようなこともなく平穏に過ごしている。必要なアプリケーションがあればリポジトリからインストールするというのも、最近ではスマホの操作と似たような感覚だから、いまさら書くようなことでもない。

むしろ、特殊なニーズは13歳の息子のほうに移ってきている。小学校3年だか4年のときに私の使い古しを与えたのが最初だったのだが、去年辺りから急速にスキルを上げてきて、今年はYouTubeに動画をアップすることを目標に一大プロジェクトを立てている。そうなってくると、もう私のお古のパソコンでは間に合わない。私が基本的には一般事務作業、思い出したように音声ファイルや動画ファイルをいじったりグラフィック系のアプリケーションを立ち上げるといった、ライトではないがそこまでヘビーでもない作業を中心にしているのに対し、息子の場合は動画中心だからかなりの負荷がかかる。こうなると、やっぱりCPUもメモリも、そこそこにモダンなものでないと話にならないだろう。
ということで、本当は自分のパソコンを買い換えるサイクルで、息子に新品のパソコンを買ってやるというあべこべなことになった。
動画を扱うのならメモリに8GBは必要でしょう、できたら4コアあったほうがいいでしょう、ということでそこから探したら、HPのPavilion Gaming 15-ak022TXというのがそれほど高価でもなく見つかったので、それにした。私はモバイルに持ち歩く関係上12インチ以下のサイズが好ましいのだが、動画作業ならモニタは大きいに越したことがない。そういう意味でも、ニーズが完全にちがってきている。息子の成長を喜ぶべきなのだろうが、ちょっと複雑だ。

ともかくも、いくらスキルを上げたといっても、OSのインストールのような面倒な作業はまだ親の領域だ。いや、インストールぐらいさせてもいいのだけれど、ブートがUEFIになって以来インストールで手こずることが多かったので、ここはやってあげましょうという親心。
そして、インストールイメージのダウンロードのためにCanonicalのサイトを訪れたら、なんというタイミング、ちょうどその日に最新バージョンの16.04がリリースされるという。HPの在庫の関係で納品が2週間も遅れたのだが、これも怪我の功名、まっさらのPCにまっさらのOSをインストールできるというまたとない機会だ。

ダウンロードしてからの手順はいつもの通り。普段使っているUbuntuから「ブータブルUSBの作成」を立ち上げて(しかし、アプリの起動に下手に日本語化されているアプリは英語の本名で検索しても出て来ないことが多いのだけはどうにかしてほしい)、USBに焼きこみ、それを新しいPCに差し込んでブート。この際、「どうせF2だろう」と思ってそこをヒットしても、BIOS情報が出てくるだけ。まずはESCをヒットして、そこからF9の起動ディスクの選択でUSBを選んでやるという手順。最初からF9連打でも入れるのかもしれないが、そこは試していない。1回だけ成功すればそれでいいわけだから。
で、USBからの起動は順調にいき、その後のインストールも特に大きな問題はなくあっさりと終了。レガシーなBIOSの頃のインストール手順とほとんど変わらない。強いて迷ったところをあげるならサードパーティのドライバをインストールするところにチェックを入れるとUEFIの起動時に求められるパスワードを設定しなければいけないと警告されたこと。これは画面の指示に従って設定したが、その後、特に入力を求められることもなかった。ちょっと気になる警告ではあった。ただ、ここでチェックを入れておかないとおそらくWifiが有効にならないので(通常ならもう少し早い段階でWifiが有効になったからネットワーク設定をするようにというプロンプトが出るのだが、出なかった。ということは、まだこの時点でWifiは無効で、ということはおそらくドライバの問題だろう)、いずれにせよここは突っ込むしかないのだろうと思う。
インストール終了後に再起動するとUbuntuが無事に立ち上がるが、その後に再起動すると、デフォルトで入っているWindows 10が立ち上がる。ここは、再び起動時にESCをヒットしてF10(だったと思うが、ちがうかもしれない。いずれにせよ案内される)から起動ディスクの優先順位を変更しておかなければならない。これをやっておくと起動時に見慣れたGrub画面になり、ここからWindowsの起動も選択できる。つまり、デュアルブート環境になっている。

以前、別の機種のUEFI設定ではWindowsに移るためにいちいちBios設定に入らなければならなかったのだが、これは進歩だ。というより、機種の相性の問題なのかもしれない。HPのPavilionは米国ではUbuntu版も出ているようだ。だから、相性がいいのだろう。

これほど簡単なことだったら、息子にやらせておけばよかった。そのぐらいのことは平気でできる年齢になっているのだから。

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追記その1: 非常にうまくいったインストールだが、その後、息子からフタを閉じてもスリープしないという報告があった。調べてみたら、これは多数のユーザーで発生している16.04のバグらしい。とりあえずHPの特定機種ではいまのところ解決していないようなので、引き続き状況をモニタしていきたい。

追記その2: 「Wife無効」は、私の誤認だったようだ。これはプロンプトが出る仕様が変わった(のか、私が別のケースと誤認していたのか)であって、特にWifeのドライバがどうこういうことではなかったようだ。
posted by 松本 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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