今回はじめて起こったわけではないのだが、というか、最近になって何度か起こったようなので気になって書くのだが、ソフトウェアアップデートでCUPSのアップデートがあったあとにプリンタが使えなくなっていた。対処方法は非常にベーシックなもので、設定からプリンタに行っていったんプリンタを削除し、改めてインストールすればOK。このとき接続先の選択を間違えて最初うまく行かなかったが、私のところの環境どおりにUSB接続を選択したら問題なかった。
CUPSはCommon UNIX Printing System、つまりプリントサーバーなので、そのアップデートで一時的な不具合が発生するというのは理解できる。ただ、今回の件は、たまたまその直前のアップデートにCUPSが含まれていたことを覚えていたからあっさり片付いたけれど、覚えていなかったらもうちょっと解決に時間がかかったかもしれない。
Ubunutのアップデートはほとんど自動化されていてアップデートマネージャのダイアログが出たら「はい」とクリックすれば済むようになっている。そこでいきおいいい加減になるのだけれど、やっぱり何が更新され何が新たにインストールされるのかのチェックは怠ってはならないと改めて思い知らされた。それと、できれば履歴が簡単に把握できるSynapticパッケージマネージャを使ったほうが安全かもしれないとも思った。楽ができるようになったとはいえ、やっぱりこれはLinuxなんだから。
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