2014年05月14日

MicrosoftのOfficeがWineで使えなくなった

Ubuntuを使っている以上、基本的にオフィス系のソフトはLibre Officeということになる。これはこれで何の不足もないし、使い慣れてしまえばそれなりに便利なのだが、不便を感じないことが全くないのかというとそうでもない。それは主に一般に普及しているMicrosoftのOfficeとの互換性の問題だ。どうしてもレイアウトは崩れるし、特にOffice 2007以降もうすっかり標準として定着した.docx形式の互換性がよろしくない。ある程度はだいじょうぶなのだけれど、たとえばコメントの再現性とか図形の処理なんかで情報が失われる場合がけっこうあったりして痛い。
まあ、そのあたりも誤魔化し方をある程度は会得してきたわけだけれど、やっぱり本来のMS Officeでどう見えるのか、確認する手段は必要だ。ずいぶん前には仮想環境のXP上の古いオフィスを使ったし、Microsoftが無償配布していたビューワーも利用できた。ただし、このビューワーはずいぶん古いもので、最近のファイルは互換性の問題がある。困ったなあと思っていたら、MS Office 2010の試用版がビューワーとして利用できることがわかった。これはMicrosoft自身が認めていた使用法なのだが、試用版の1ヶ月の使用期限が過ぎたものは、文書の保存、編集などはできないが、閲覧は可能になっている。これをビューワーとして使用できると説明されていた。そして、このMS Officeは、Ubuntu上でWineを利用して走らせることができる。フォントさえ共通させておけばレイアウトもWindows上での表示とほぼ変わらない。これは便利だ。
ということで、ここ数年はUbuntu上でOffice 2010の試用版をビューワーとして使用してきたのだけれど、これができなくなってしまった。

というのは、Office 2013の登場に伴って、MicrosoftがOffice 2010の試用版の配布をやめてしまったからだ。これは当然のことだろう。それならばOffice 2013の試用版を使えばいいかというと、これがWine上では走らない。インストーラーがネットワーク利用になっていることが要因だと思うのだが、インストールさえできない。
これには困ってしまった。もちろん、デュアルブーになっているWindowsの方に入ればOffice 2013を起動することはできるのだが、Ubuntu上で気軽にチェックすることができなくなってしまった。
解決方法としては、Office 2010の正式版を入手できるうちに入手することだろうか。インストールできることはわかっているし、正式版を購入したらどこにインストールしようが遠慮することもないだろう。しかし、普段使うわけでもなく、ただ確認用にたまに起動するだけのソフトにお金をかけるのも悔しい。
とりあえずはOffice Onlineでしのぐのだけれど、これはこれで使い勝手がよくないし、レイアウトの再現性も「本当に大丈夫なの?」と思ってしまう(確認する手段がいまはないのでなんともいえないのだけれど)。こんなことなら、Office 2010の試用版のインストーラーをどこかに保存しておけばよかったとも思うが、やっぱり配布元が配布をやめたようなソフトは使うべきはないだろうし。
posted by 松本 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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