2013年03月29日

なんちゃってAndroidアプリの開発 - その1

私はプログラマではない。20年ぐらい前には少しだけプログラミングに興味をもったこともあった。15年ぐらい前に(どんな言語だったかは忘れたけれど)「Hello World」だけは書いた。それがプログラミングに関する知識の全てだった。

けれど、表計算シートのマクロからはじまって、ここ数年、少しずつ、少しずつ、プログラミング的な作業をするようになってきた。そして昨年秋には、ついにPythonで初歩的なプログラムを組んでみることになった。この話は一段落したらネタにしようと思い続けて、なかなか手をつけられずにいる。とるに足らない小さなプログラムでも、自分にとっては大変なプロジェクトだったのだから。

その大変な思いに比べたら実にあっけないほどかんたんに、この3日で「スマホ・アプリ」をつくってしまった。と言ったら話が太すぎる。「なんちゃってAndroidアプリ」というほうが実態に近い。けれど、とにもかくにも.apkファイルができて、端末にインストールできたのだから、驚いた。まさかできるとは思わなかった。

発端は、仕事に行った先の事務所の人が、「スマホのアプリってできない?」と言ったことだ。それが今週の月曜日。彼女が関係のイラストレーターからオープンなイラスト素材を入手した。それでもって「アプリ」ができて配布ができたらいいなと、その程度の話だった。

もちろん私は「できませんよ」と言った。いくら素材があっても、3日でアプリはできない。ちなみに私は月曜日と木曜日と金曜日に別件でその事務所に仕事に通うことになっていた。たいして忙しい仕事ではなく待ち時間が大量に出るので、その空き時間でなにかできないことはないだろう。けれど、やったこともないアプリ開発なんて、3日でやるのはありえない。

けれど、半端な時間は十分にある。だったら、せめてやり方だけでも調べておくか(その上で「この程度でできますよ」とか提案できれば次の仕事になるかもしれないし)と、検索を始めた。

このときに思い出したのは、以前にネタ系のブログをやっていたときに行き当たった「アプリをつくるWebサービス」だ。ブラウザ上でインタラクティブにコンテンツを指定していくだけでアプリができるという。さがしてみると、確かに私の記憶にあったサイトを含めていくつか類似のサービスが出てきた。そのなかで比較的使いやすそうだったのがhttp://ibuildapp.com/で、ここでポチポチとコンテンツのアップロードを始めたら、夕方帰る前には.apkファイルができてしまった。スマホのメモリカードにコピーしてインストールすると、確かに動く。サイトに「5分でアプリができる」と書いてあったのは大げさとしても、実際にコーディングゼロ、数時間でアプリができてしまった。

けれど、勘違いしてもらっては困るのは、私は英文のこのWebサービスをけっして推奨しようとは思わないことだ。できたアプリの動作は重く、広告は見苦しく、そしてなによりも「これって本当に安全なの?」という疑念を晴らせなかったからだ。もちろん、怪しいサイトではないのかもしれない。けれど、そうでないと言い切る証拠もない。危ない橋はわたらないのが安全だ。私はすぐにそのアプリを削除した。念のため、端末の初期化までやっておいた。安心のために。

ただ、このWebサービスを使い、あるいは類似のいくつかのサイトを試用してみて、わかったことがある。これらの「アプリ作成サイト」は、基本的にはたいしたことはやっていない。いくつかの方法は選択できるようだが、最も単純にはHTMLをアプリとしてコンパイルしているだけだ。HTMLの中にはJAVA scriptも組み込めるからそこまでやったら相当高度なアプリもできる。そこまでやらなくても、ホームページのインタラクティブな文書、つまりはリンクをつけてコンテンツのあいだを移動するようなことだけでも、「はい、アプリでございます」とコンパイルすることができる。「なんちゃってアプリ」だ。

私が月曜日の午後に片手間につくったのは、そういう種類のアプリだった。だが、もしもHTMLをコンパイルするだけでアプリができるのだったら、そのためのツールぐらい出回っていてもおかしくない。Webサービスを使って実地にやってみることで、そこに思い至った。じゃあどんなツールがあるんだろうと探したら、なんともご機嫌なツールが見つかった。その話は次回においておこう。
posted by 松本 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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