2012年10月14日

ubuntu 12.10 Quantal Quetzalのとりあえずの感想

しばらくUbuntu絡みのネタもないままに日が過ぎていたが(といってもUbuntuを使うのをやめたわけではなく、むしろ、あいかわらず以上に毎日使っているのだけれど)、ふと気がついたらもう間もなくアップグレードの時期になる。たまたま、仕事先でネットブックが転がっていたので、「これにUbuntuを入れたら都合がいいなあ」と思っていたこともあり、12.10 Quantalのベータ2をインストールしてみることにした。ネットブックなのでCDドライブがないから、USBディスクからの起動。これはあっさりとできたけれど、ただ、さすがにネットブックだけあって、時間のかかること。

さて、インストーラーからして、すこし感覚がちがう。これはひょっとしたら12.04のときもそうだったのかもしれないけれど、インストールに手間取りそうなハードディスクの構成になっている場合、はなからインストールができないようになっている。このネットブックはメインのドライブとデータ用のサブのドライブ、それにリカバリデータのはいったパーティションのほか、メーカーのリカバリソフトの収納されたパーティションがあって、それだけで4つのプライマリパーティションを使い尽くしている。だから、パーティションを切り直してUbuntu用のパーティションを新設するというUbuntuのインストーラーのデフォルト処理ができなくなっている。以前なら、これはパーティションの指定のところでWindowsを消去するオプションしか選べないという袋小路に陥って「うまくいかないなあ」と諦めることになっていたと思う。ところが、今回のインストールでは、「Windowsの一部としてUbuntuをインストールする」というオプションが加わり、そちらを選択すると再起動してWindowsが立ち上がるという仕様になっていた。つまり、パーティションを切るのを諦めてWubiでUbuntuをインストールしなさいということだ。これはこれで、親切かもしれない。

ただ、Wubiは使うつもりがなかったので、私はライブ起動状態でGpartedを立ち上げ、Windowsのデータ用のドライブ(Dドライブ)が割り当てられているパーティションを潰し、ここに拡張パーティションをつくった上で、その拡張パーティション内に論理パーティションを切って、あらためてWindows用のデータ領域とUbuntu用のパーティション、Swap用のパーティションを作成した。こうやっておいてから再度インストーラーを走らせ、手動でインストール先を指定すると、ハードディスクにうまくインストールできる。

もうひとつ、小さな改良で嬉しかったのは、Grub2の設定だ。Grubには、起動可能なオプションが上から順番に並ぶことになる。ほかの人も使うパソコンなのでデフォルトをWindowsにしておく必要があるのだが、これはGrubのデフォルトファイルを変更することでかんたんに可能になる。ところが、カーネルアップデートが入ると、この指定してある順番が狂う。これも12.04からは古いカーネルをまとめてくれるようになったので1回だけアップデートがあったらそのあとは狂うことがなくなったのだけれど、逆にいえば1回は狂うことになっていた。それが、(まだ確認はできていないが)どうやら今回の12.10では、Ubuntuの起動のデフォルト以外の全てオプションを1つにまとめてくれているようだ。こうなると、Windowsを起動させる順番の指定は、カーネルアップデートでも狂うことがない。これは嬉しい。

あと、インストール時にユーザーのアイコンを指定するよう促されるようになった。これはWindowsやMacと同じ仕様だ。「そこまでWindowsのマネをしなくても」と思わなくもないが、実際のところこれは視覚的にわかりやすい工夫なので、やっぱりそうあるべきなのだろう。ただ、いきなり内蔵のWebカメラで顔写真を撮られかけたのには、ちょっとまいったけれど。

まだアプリその他を使っていないのであくまでインストールまわりの印象だけだけれど、12.10になってもますます洗練されてきているようだ。こうなってくると、以前のようにこっちが唖然とするような破天荒なバージョンが懐かしくなったりもする。まあ、ここまできてしまっては、そういうわけにもいかないだろうけれど。むかしは「x.10系は荒れる」なんてパターンもあったよなあ…

posted by 松本 at 21:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>Grubのデフォルトファイルを変更することでかんたんに可能になる。
>ところが、カーネルアップデートが入ると、この指定してある順番が狂う。

GRUB_DEFAULT=番号
って設定されてます?

GRUB_DEFAULT="Windows Vista (loader) (on /dev/sda1)"
のようにgrub.cfgのmenuentry名をコピペ、update-grubすれば、アップデートでエントリが追加されても既定の選択は狂いませんよ。

・・・少なくとも僕の環境(12.04)では・・・
Posted by 通りすがり at 2012年10月15日 08:11
通りすがりさん、ありがとうございます。お察しのとおりでした。

実は、旧Grubのときはそういう指定をやっていた記憶があるのですが、Grub2になってやり方がわからずに、番号で指定していました。そのせいで、インストールした直後のアップデートで順番が狂う現象が発生していたわけです。

ただ、いずれにせよ、12.10からはどちらの方法でも問題なくなりそうな気がしているので…。とはいいながら、よりよい方法の情報、ありがとうございました。
Posted by 松本 at 2012年10月15日 19:49
Now I feel stiupd. That's cleared it up for me
Posted by HULSsaYBhNZQ at 2012年11月26日 06:50
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