2012年06月04日

クリップボードマネージャに困っている

テキストをコピー(またはカット)したとき、その文字列情報はクリップボードに保管される。このクリップボードの履歴を管理するソフトはむかしからあって、私の場合は90年代にMacを使っていたときに出会ったのが初めてだった。これはなかなか便利なので、Linuxでもないかと思っていたらちゃんとある。最初に何を使っていたのかはもう覚えていないが、3年前からはxfce4-clipmanを愛用してきた。これはXfceのパネルに表示されるクリップボードマネージャで、シンプルで扱いやすい。これが手に馴染むと、もう手放せなくなる。履歴を呼び出すだけでなく、コピーしたテキストの属性(フォントやスタイルの指定)をクリアする用途やテンポラリーなバックアップにも活用してきた。たとえばブログを書いている途中でCtrl+A、Ctrl+Cと続けて押すと、それまで書いたテキストがクリップボードに保管される。これを頻繁に行えば、書きかけでうっかりブラウザを閉じてしまうような事故を起こしても、コンテンツが失われることはない。

手に馴染めば馴染むほど手放せなくなるのがこのクリップボードマネージャなのだけれど、Unity環境ではxfce4-clipmanは使えない。むかしPerceliteというのをごく短期間使ったことがあったけれど、この系統のフォークでClipitというのがUnityに使えるというので、それをインストールして使ってきた。だが、少し不満がある。

というのは、ときどきコピーした文字列が「空のラベル」としか表示されない。それだけでなく、表示がおかしくなって、表示されている文字列と実際にクリップボードにある文字列がズレてくることがある。これでは使いにくいので、なにか代用になるものがないかと思っていた。同じようなことは誰も思うようで、Glipperを勧めるスレッドがあったので、早速Clipitをアンインストールして、こちらを入れてみた。

使ってみると、確かにClipitで感じた不都合は生じない。感覚的にはxfce4-clipmanと同じように使える。よし、これで一件落着かと思ったら、それは比較的スペックがマシなパソコン上でのことで、少し古くてスペックの低いパソコンを使っていると、これがしょっちゅう原因不明に落ちる。どうもメモリが足りないと、何かがわるさをするようだ。これでは困る。

ということで、正直言って現在、クリップボードマネージャには困っている。Clipitのバグも、どうもClipit自身のものというよりはUnityとの相性問題らしいので厄介だ。というのは、このClipit、Xfce環境でも作動するのだけれど、Xfce環境ならちゃんとラベルが表示される。皮肉なものでXfce環境なら使いやすいxfce4-clipmanがあるのでClipitは不要になる。Unityできちんと動くものが欲しいのに、低スペックマシンではそれが手に入らない。

xfce4-clipmanの説明には「システムトレイがあればXfce Panelでなくても使える」と書いてあるので、なにか工夫すればこれがUnityで走るのかもしれない。それがわかるまで、しばらく悩める日が続きそうだ。

posted by 松本 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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