2011年06月13日

PDFPosterでPDFを分解

先日、pdfposterでタイリング印刷という記事を書いたのだけれど、たまたま続けてこのプログラムを使う機会があった。ちょっと状況が違うので、備忘がわりに書いておく。

タスクは、A3に見開きで出力されたページものをA4プリンタで出力できるようにすることだった。レイアウトソフトで校正を出すときには、よく見開きでPDFを出力する。これは仕上がりの2ページがPDF上では1ページになっているので、校正に限っていえば便利なのだけれど、冊子として出力するには非常に扱いにくい。たとえばこれを両面印刷すると、どう綴じたって本の形にはならないページ順に印刷されてしまう。仮にA3やA2に対応した大判プリンタがあったとしても、いったん1ページ単位にばらして面付をやり直さないとまともな出力にならないわけだ。今回は、たまたま家庭用のプリンタなのでそういう事情ではないのだけれど、A3見開きをそのままでは、縮小されてしまう。原寸で出力したければ、やっぱりページ単位にばらさなければならない。

先日は、小さなPDFを拡大し、拡大した分だけタイリングするという目的でpdfposterを使った。A3をA4の2ページに分割するのはタイリングのようなものだから、pdfposterが使えるだろうと踏んで、やってみたわけだ。

ところが、いろいろやってみてもうまくいかない。やっぱりプログラムの趣旨がちがうみたいなのだ。

最終的に成功したのはこの方法。まず、evinceの印刷ダイアログからファイルに出力をして、A3サイズのPDFをA4サイズに縮小する。印刷出力が縮小されただけで、画質に変化はない。これを、A3のポスターにするのだとpdfposterで指定してやれば、再度拡大され、2分割される。コマンドとしてはこんな感じ。

pdfposter -mA4 -pA3 input.pdf output.pdf

結局、先日のコマンドとpオプションがA2からA3になっただけの違い。下処理をするだけという非常に単純なことだったけれど、なかなか思いつかなかったのは情けない。

なお、元のPDFは1ページ単位のファイルになっていたので、これをあらかじめPDF-Shufflerでマージしておいた。pdfposterは複数ページのファイルに対しても使えるので、こうしておけばコマンドが一発で済む。

なお、どういうわけか処理後のPDFファイルに白紙ページが挿入されたので、これもPDF-Shufflerで除去しておいた。このアプリはGUIが直観的で非常に扱いやすい。pdfposterもこのくらい扱いやすいGUIを備えてくれるといいんだが、と思う。
posted by 松本 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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