2007年04月24日

軽いテキストエディタ

いままで空しく探しつづけているのは「機能の充実したテキストエディタもしくは軽いワープロ」なのだが、ちょっと趣向を変えて「軽いテキストエディタ」の話題。というのは、ちょっと現在やっている作業が、単なる文字入力(原稿書き)だからそれほどメモリを消費するものではないはずなのだが、いろいろな条件のせいか重たくなってきて、この500MHzのiBookの動きがもっさりしてきたからだ。それなら(私にとっては)中途半端に機能の多いgeditではなく、ほかのテキストエディタを試してみようかと考えた次第。テキストエディタとしては、以前にTeaとCreamが使えそうだという感触を得ていた。そこでそれぞれ試してみたのだが、結論からいうと、どちらもすこし使いにくかった。それぞれ他にない機能をもっているので特殊用途にはいいと思うが、単純に文字を書いていくだけだと、どうもいまひとつだ。というのはフォントの扱いで、特定のフォントの大きさにすると文字間がバラけてしまうというバグをもっているからだ。これでは滑らかな文章は書けはしない。テキストエディタは山ほどあるが、はっきりいって違いがわからない。それでも今回は「軽さ」にしぼって検索をかけると、Windowsの「ノートパッド」のようなテキストエディタとしてgnotepad、おそらくそのベースとなったgtkeditの2つが出てきた。上記のTeaにしろCreamにしろ、日本語化ができていないことからわかるように日本語に親切でないことが結局使用を敬遠する原因になった。gnotepadもgtkeditもかなり使い込まれたアプリケーションらしく、日本語化がしっかりできている。これはいいかもしれないと期待した。しかし、gtk2以前のgtkアプリケーションは、(少なくとも私の環境では)日本語入力のインライン変換ができない。文字も昔のMacintosh(9.xまで)みたいに(あるいはWinXPみたいに)、ジャギーがかかっている。これではちょっとねえ。最終的に試したのは、KDEデフォルトのKateとXfceデフォルトのMousepad。Kateは、非KDE環境のせいか重くてやっていられない。それに、KDE全般がそうなのか、どうも日本語にやさしくない。最終的に、もっともシンプルなMousepadに落ち着いた。このMousepad、できることはほとんどない。だからいままでバカにして使わなかったのだが、ひたすら文字を書いていくというだけなら、必要十分なことはしっかりできる。上記までに書いた不満、つまり日本語の表示に難があるとかインライン入力ができないとかいった問題がない。それが当然と思ってきたのだが、当然のことができるのがありがたい。そして、何よりも軽い。あっという間にファイルが開くのは本当にありがたい。ということで、「軽いテキストエディタ」ならマウスパッドで決まりでしょう。こういうのを必要とする機会はそう多くないけれど、覚えておくことにしよう。
(オマケ)先日、著作権延長のことを「胡散臭い」とかいたけれど、ちょっと方面は違うけど似たようなことを業界のひとが書いているのをみつけた。やっぱりねえ。
posted by 松本 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

僕はあんまり大量に書くことがないんで、だいたいEmacsで済ませてます。ちょっと重いかな?
色々拡張ができるから、使いようによっては便利です。
一度使い始めたらキーバインドが染み付いてしまって、他のエディタが使えなくなってしまいました(笑)(2007/04/24 20:08:42)

AUTHOR: 松本
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

woodyさん、コメントありがとうございます。
Emacsは、「なんでもできる」みたいな感じでたぶんいちばん使い込まれているテキストエディタなんだと思うんですが、それがかえって素人には敷居が高くなる原因になって、使えずにいます。Emacsのデフォルトで立ち上げたらあまりに無愛想で、何をどうしていいのかさっぱりわからず、撤退しました。たくさんのプラグイン(?)があるみたいなんですが、五里霧中です。たぶん、EmacsとかLaTexはきっちり勉強すればかなり使えるソフト(というより体系)だと思うんですが、私の体質が「きっちり勉強する」よりはむしろ「適当にやってみる」ことを選択するタイプなので、まあ永久にこの方面には踏みこめないでしょうね。口惜しいけれど。(2007/04/25 08:46:47)

AUTHOR: Maxさん
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

> KDE全般がそうなのか、どうも日本語にやさしくない。すいません。この部分補足いただけるとありがたいです。私はkubuntuで日本語環境常用してますが「日本語にやさしくない」ということはないでしょう。何かインストールするパッケージにもれがあるのではないかと。ただ、kateは「ただのエディタ」として使うには重過ぎますね。ところで、よろしければこちらご参加いただけるとありがたいです(他のblogも含め) :-)http://ubuntu.ring.hatena.ne.jp/(2007/04/25 11:53:35)

AUTHOR: 松本
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

Maxさん、コメントありがとうございます。そうですねえ。現在の環境ではKDEそのものをインストールはしなかったので、抜けているものがあるのかもしれませんねえ。今回Kateの使用で具体的に日本語対応がまずいなあと感じたのは一点だけです。この一点で「優しくない」はちょっと早計だったかもしれませんが、以前にKwordをしばらく使っていたときにも(具体的には思い出せませんが)日本語の処理に違和感を感じた記憶があるのと、KDEと同じQtで書かれた(のですか?詳しくは知らないのでそう思っているだけなのかもしれないですが)scribusの日本語対応がまだまだなので、こういうことを書いてしまいました。さて、具体的にKateで困った点ですが、これはこのアプリケーションが日本語の文字列を1つの英単語と同じと認識してしまっているらしいことです。それで、行末処理がおかしくなる。普通に書いている分には問題はないのですが、日本語の文章中に英単語が入った場合などで半角スペースが行の途中で入ると、そこで外見上は強制的に改行されてしまいます。つまり、半角スペース以降を1つの長い単語と認識して、その単語が途中で切れてしまわないようにそこから後を次行に送ってしまうのですね。最初それがわからずかなりとまどってしまいました。私はMS Offixeが嫌いなので、それとはかなり大きくコンセプトが異なるKOfficeは使いたいなあと思っています。けれど、日本語対応ではMS OfficeべったりコピーのOpenOfficeのほうが一日の長があるようで、このあたり、将来に期待している段階です。(2007/04/25 12:55:41)

AUTHOR: woodyさん
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

確かに、僕も使い始めはかなり苦労しました。
ただ、Emacsは各国語のTutorialがついてるので、まずはそれを読めばそこそこ使えるようになります。Tutorialの読み方はcontrolキーを押しながらHキーを押した後(あるいはESCキーを押してからhelpとタイプしてreturnキーを押した後)Tキーを叩けば読めます。慣れればホームポジションから手を離さなくて済むようになるので、ストレス無く打ち続けることができます。
Latexもちょこっとだけ使えます。便利ですね。Emacsにはyatex(やてふ)っていうのも組み込むことができて、補完機能も充実してます。(2007/04/25 15:08:32)

AUTHOR: woodyさん
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

すみません、訂正です。
>あるいはESCキーを押してからhelpとタイプしてreturnキーを押した後
ここは、ESCキーを押してからXキーを押し、その後helpとタイプしてreturnキーを押すべきです。(2007/04/25 15:12:05)

AUTHOR: Maxさん
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

松本さん反応ありがとうございました。>さて、具体的にKateで困った点ですが、これはこのアプリケーションが日本語の文字列を1つの英単語と同じと認識してしまっているらしいことです。なるほど。自動的に画面の右端を折り返す際に単語の区切りを見てしまうということですね。keditでも試しましたが少々挙動は違うものの概ね同じでした。
(2007/04/26 01:42:16)

AUTHOR: yuniさん
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

いまだにPC-9801/MsDosのVzEditorがいちばん日本語文章エディタとしていちばんだったと思っている私ですが、mousepadはかなりお気に入りです。ところで著作権問題。いわゆる「ミッキーマウス延命法」からはじまったことですね。アホらしいの一言です。良いものは保護されなくても残るし、ダメなものは死に絶えます。windowsXPのサポートは相当長期間打ち切れないことになる予感がします。windows2000についてもたぶん同様かと。でも70年後まで保護してもきっとだれも見向きもしないでしょう。OSなんてのはその程度のものです。
(2007/04/27 00:15:36)

AUTHOR: daisuke55さん
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

こんにちわ
GUIエディターなら自分の場合はLeafpadを使っています。
GNOME上でWIndowsのメモ帳とまったく同じように使えるのでWindows転向組としては違和感なく直感的に使えています。
セレロンの700でもサクサクですので軽さはMousepadと同等だと思います。
まぁ、結局アプリの良し悪しというのは最終的には「慣れ」なんでしょうけど。(2007/04/27 10:59:21)

AUTHOR: 松本
EMAIL:
IP:
URL:
DATE: 08/01/2007 00:00:00

daisuke55さん、コメントありがとうございます。怒涛のようなecoLinuxの実験、お疲れ様でした。オフィシャルサイトによると>マウスパッドはLeafpadを元にした簡素なテキストエディタです。マウスパッドを開発することにした理由は印刷サポートを提供することでした。ということですので、まあmousepadもleafpadも同じなんでしょうね。私の場合、mousepadから印刷することはまず考えられないわけなので、ということはleafpadのほうがbetterかもしれませんね。なるほどです。woodyさん、ありがとうございます。Emacsはしばらくは手をつけずに放置しておこうと思いますが、いつか、そういう日がきたときにはきっと参考にさせていただこうと思います。yuniさん、おっしゃるようにXP時代はもう少し続くでしょうね。ビル・ゲイツがXPの廉価版を(Linux普及への対抗策だという噂ですが)3ドルで教育向けに提供するというプロジェクトを打ち出した以上、サポートしないわけにいかなくなるでしょうし。(2007/04/27 13:56:20)
Posted by woodyさん at 2007年08月01日 00:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック