2007年03月29日

JWMのカスタマイズ

先日から使っているJWMだが、最初の印象は「ブラウザしか立ち上げられない使えないもの」だった。けれど、これはカスタマイズで使い易くできることがわかった。ただしこのカスタマイズは、設定用のGUIメニューはなく、xml形式で書かれたテキストのファイルを書き換えなければならない。これはちょっととっつきが悪いが、コマンドを打ち込むよりはまだ自分のやっていることを確認しながら進める分だけマシだと思う。ダメなら設定ファイルを削除すれば初期状態に戻るという安心感もある。ただ、最初、この設定ファイル「.jwmrc」がどこにあるのかわからなかった。いろいろ探したら/etc/jwmなんてフォルダ内に「jwmrc」としてあることがわかったが、こんな場所にあるファイルは書き込み権限がないので変更できない(もちろんコマンドを使えばできるのだが、コマンド恐怖症の私にはできない)。ここであきらめかけたが、よく調べてみたら、何のことはない、他のアプリケーションの設定同様に、自分のホームフォルダ内に名前を変えてコピーし、コピーしたファイルを変更すればいいということがわかった。なあんだ。さて、このファイル、いろいろと書き換えたのだが、書き換えたものをこちらにアップしてある。これをテキストエディタにコピー&ペーストし、「.jwmrc」というファイル名でホームフォルダ内のユーザーフォルダに保存すれば、私の環境と同じ環境ができあがるはず(この際、文字エンコーディングをUTFにしないと文字化ける)。あくまで御参考のためにアップしておこう。かなり適当でいい加減だから、参考にならないかもしれないが。主な変更点は、まずはアプリケーションの入れ換えである。Root Menuというのが右クリックで出てくる基本となる操作メニューだから、ここの<Program>というタグで囲ったところに自分が使うアプリケーションを放りこむ。私の場合、ブラウザとメーラーとワープロ、テキストエディタに画像処理なんかを放りこんだ。ユーティリティやシステム関係では、たとえばsynapticを入れてある。この際、labelという属性で表示される名前を指定できるので、ここに日本語の名前(「エディタ」とか)を入れておく。アイコンも指定できるが、大きさを指定する方法がいまひとつよくわからず、却って見づらいものになったので、アイコンは全部削除。次がトレイ(GnomeやXfceでいうところのパネル、Macintoshならメニューバー)の外見の設定。初期設定では幅が広いのを、思いきって狭くする。20ピクセルと指定。さらに初期設定では画面下にあるのを、valign="top"で画面上に配置する。トレイの設定で次にくるのが、配列の設定。<TrayButton>でボタンを追加できるので、ここによく使う3つのアプリケーション(ブラウザ、メーラー、ワープロ)を追加。ここでは文字ではなくアイコンを使う。OpenOfficeのアイコンがあいかわらずわからないので、kwordのアイコンで代用。このボタンそのものはカスタマイズできず、ちょっと不細工に表示されてしまうのが残念。ここは我慢。トレイ内のアイテムの配置は、ここに書かれた順になるようだ。上記で追加したボタンが見づらいので、少しでも見やすくするため、<Swallow>の位置を前に出す。これはメモリの使用量をモニタするアクセサリーらしい。次はスタイルの設定。フォントはSansとSerifが指定できることはわかったが、それ以外の指定が通るのかどうかは不明。IPAフォントは指定できなかったが、これはやりかたが悪かっただけなのだろうか。Serifにすると明朝だが、メニューなのでこのあたりは基本的にはゴシック系のSansを使用。文字の大きさは、画面を広く使いたいということからかなり小さめの9ポイントで統一した。<BorderStyle>は、ウィンドウのスタイルらしい。私はできるだけ画面を広く使いたい方なので、枠の幅を最小の3(たぶんピクセル)、タイトルバーの幅を15と指定した。枠幅は、もう少しあった方がウィンドウのサイズ変更時などに使い勝手がいいのかもしれない。そうそう、先にトレイに追加したアイコンは絶対パスで指定したが、たぶん<Icons>で指定したフォルダにアイコンを入れておけばアイコンの名称だけで通るのだろう。これはあとで気がついた。私にとって重要なのは、次の<StartupCommand>だ。ここで、
nautilus -n
と入れておくと、起動時からnautilusが立ち上がって、メニューバーが簡素なこと以外は外見がまったくGnomeと変わらない軽量環境ができあがる。この「-n」は、ウィンドウを開かないこと。これをつけないと、ホームフォルダ(ユーザーフォルダ)が自動で開く。ちなみに、これを利用してrootメニューに「Home」を入れてあるのだが、これはひょっとしたら正しくない方法かもしれない。最後にキーバインディングを少しだけいじった。これは大勢に影響ないか。配色やフォントなど、外見はもうちょっといじれるのだが、このあたり、私は自分のデザインのセンスを信じていないのでデフォルトのまま。壁紙も指定できそうだが、これはどっちみちデスクトップをnautilusが覆っているので無意味。もともと壁紙を使う趣味はないので、これでいい。たぶん、スクリプトでも書けば<Program>タグあたりを使ってもうちょっといろいろできるのだろうけれど、まあこのぐらいで私の日常使用には不便はない。できることが限られているというのは、不自由なようで、意外と自由に感じる。それ以上のことを望まないから。結局は使わないオプションがいくらあっても意味はないということだろう。
posted by 松本 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

昨日検索でたどり着いたページの所有者の方からからコメントを頂けるとはびっくりしました。Xfceのシングルクリックで開けないデスクトップは正直なところあまり好かないので、他のデスクトップ環境とnautilusを融合させることに興味があります。これからも読ませていただきます。(2007/03/29 15:31:23)

AUTHOR: 松本
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DATE: 08/01/2007 00:00:00

nkenkouさん、コメントありがとうございます。Ecolinuxプロジェクトがんばってくださいね。互いに互いを見つけ合うというのは偶然でもなんでもなくて、それだけ近いところをうろついているんだろうと思います。nkenkouさんとかなり立場や目指すものは違うと思いますが、お互いに参考になることがあればどんどん知恵を出し合っていけたらいいですね。ブログはそれができるのでありがたいツールです。とりあえず私は、次はこのブログのコメントでヒントをもらったRoxあたりを探ってみようと思っています。まだ少し先になると思いますが。(2007/03/29 23:51:39)
Posted by nkenkouさん at 2007年08月01日 00:00
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