2007年03月27日

JWMの使い心地

JWMがすっかり気に入ってしまい、ついにデフォルトのデスクトップ環境に設定してしまった。正確にはJWM+nautilusというべき変則デスクトップ環境である。軽さと使い易さの両方を兼ね備えていると感じている。GnomeやXfceと比べてできることはかなり少なくなっているが、私の日常の使用で少しの不便を感じる主な「できないこと」は、次のようになる。 ・ツールバー(パネル)に配置できるアプレットがほとんどない。
 ・「最近使ったファイル」の項目がない。
 ・各種環境設定をするユーティリティがない。
 ・終了オプションがない。
 ・仮想デスクトップの配置と移動が少しだけ使いにくい。これらのマイナス面があるわけだが、少し詳しく見ると、こんなふうになる。まず「パネルのアプレット」だが、GnomeやXfceで使っていた主なものは、メニューと時計と使用中のアプリの一覧とデスクトップ切替器(これらはJWMもある)に加え、スクリーンショット、通知スペース(ここに入力メソッドと電源の管理が表示される)、音量の変更、強制終了などだった。このうち、入力メソッドの切替えと音量の変更はキーボードのショートカットで対応している。時計は簡単なもので時刻の調整などの機能がついていないが(Xfceでもこれが使いにくくてわざわざGnomeのものに変えていた)、Ubuntuを使いはじめて初めて時計が狂わなくなって、時刻の調整の必要がなくなってしまった。時計が狂う原因は、どうやらメモリの過剰使用だったらしい。強制終了は、ウィンドウの右クリックでできるので、かえってXfceやGnomeよりも使いやすい。ということで、電源の管理が見えないのだけが、現在のところどうしようもない問題。「各種環境設定のユーティリティ」は、実際にはもう既にGnomeやXfceでほとんどの設定がおわっているため、いまさら起動する必要もないので不便ではない。ただ、設定を変えたくなったら別環境に戻らないといけないのは不便だろうなとは思う。とりあえずは問題になっていない。「仮想デスクトップの配置」は、些細なことではあるけれど、私の使いかたではけっこう重要なことになってくる。私は4つの仮想デスクトップを2行に(つまり田の字の形に)配置して、キーボードのショートカットで「上、下、右、左」と切替えて使う。これがけっこう便利で、Ubuntuに変えてからすっかり馴染んでしまった。ところが、JWMではこれが1行に並んでいるだけ。キーボードのショートカットは追加することができたが、順に切替えていくしかない。これはちょっとだけ不便を感じている。ただ、切替えでリドローに時間を潰さなくなったので、その分はむしろ使い易くなったかもしれない。「最近使ったファイル」や「終了オプション」も、些細なことだけれど、使用感にはけっこう影響する。これら以外には、特に問題を感じない。アプリケーションの中にはいってしまえばGnomeもXfceもJWMもないのだから、あたりまえといえばあたりまえだろう。そしてメリットは、何より早さだ。それから、xfceとちがってnautilusを使っているので、デスクトップ上のファイルの配置や自分のWebsiteへのファイルのアップロードなどの面でXfce以上の使い勝手がある。デスクトップの外見もGnomeで設定したそのままを引き継いでいるので、無愛想なものではない。たぶん各種設定なんかはGnomeのツールを使えるだろうから、メニューの項目さえ増やせば上記の問題もかなり解決するような気がする。そこまで踏み込んだらコマンドの世界だろうから行かないけれど、意外とこの組合せでJubuntuをリリースしたら低スペックマシンの低スペックユーザーには福音かもしれない。Jubuntu(?)にするためには設定ファイルをいじる必要があったのだが、その話は次回にでも。
posted by 松本 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

さっそく試してみました.
JWMの軽さがnautilusの重さを補ってくれるのですね。十分実用的な選択肢だと思います。よりwin95ライクなicewmというのもありますが、それより軽い感じですね。GUIなメニューエディタがあればもっといいと思いました。(メニューファイルは普通のxmlですからそんなに難しくないですが)今度はROXもお試しください。/user/bin/にある実行ファイルをpin-bordと呼ばれるRox独自のデスクトップにドラッグすればそれだけでメニュー&ランチャーになってしまいます。Fluxboxとの組合せがお薦めです。それでも、ときどき詳細なシステム設定が必要なときはgnome-panelを適当なアプリケーションがすぐに見付からないときには、Xfce4 appfinder一時的に呼出して使ってます。JWM+nautilusからgnome-panelを起動すると、ほとんどubuntuになってしまいますが、Fluxbox+Roxは独自の主張があって、開発コミュニティーがFluxbuntuを名乗るだけのことはあります。Feistyが出たらノートPCは乗り換えるつもりです。わたしの場合、必要にせまられてコマンドを覚えることはありますが(windowsでも!)、決して日常では使いたくないGUI派です。
(2007/03/28 11:02:08)

AUTHOR: 松本
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DATE: 08/01/2007 00:00:00

yuniさん、コメントありがとうございます。私の場合、JWM環境でGnomeの設定ファイルを使おうとするとうまくいかない場合もあるみたいなので、そういうときはいったんGnomeに戻るのかなと思っています。Rox、また試してみますね。まあ、JWMで安定してしまったので、当分はこのままでいくと思いますが、ハードウェアの乗り換えの際にでも(まだ乗り換えられずにあいかわらずiBookを使っているんです)。(2007/03/29 10:20:13)

AUTHOR: yuniさん
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DATE: 08/01/2007 00:00:00

JWMとgnomeは相性が悪いようです。
gnome-panelが起動できかったりするので、gnome関係の設定コマンドも通らない可能性があります。
windowテーマの既成品もあまりないので配色も含めて手書きでつくるしかないようです。
新しいソフトをインストールしたときに、メニューを手書きで修正しなければならないのも痛いところ。でも軽さではイチバンと思ってたblackboxより軽いし、かといってtwm(xwindowsystemで使われるWMの御先祖さまですが)ではあまりにも不便すぎるし・・・こんなものもあったんだという発見になりました。
(2007/03/30 03:13:48)

AUTHOR: 松本
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DATE: 08/01/2007 00:00:00

yuniさん
>JWMとgnomeは相性が悪いようです。JWMはgnomeやxfceのGtk2を使わないらしいので(私にとっては意味不明ですが)、ひょっとしたらその関係で相性が悪いのでしょうか。その割にnautilusとはばっちりなのが面白いものです。(2007/03/30 09:18:49)

AUTHOR: yuniさん
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DATE: 08/01/2007 00:00:00

かつて大変な苦労をしてGtk1の環境に無理矢理Gtk2を入れたことがあります。
いまではあたりまえにGtk2な環境なのであえてGtk1環境をつくる気になれないのです。
でもGtk1の軽さはたしかによかったと思ってます。
ちなみにKDEを動かしているQtはどうも好きになれません。(2007/04/05 00:45:03)

AUTHOR: 松本
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DATE: 08/01/2007 00:00:00

yuniさん、Gtk1とか2、Qtというのは(いくら解説を読んでも)いまひとつ私にとっては意味不明なのですが、別エントリーで書いたDilloやxmmsの文字化け(とその解決)もGtkの新旧バージョンの問題に関係していたようです。一筋縄ではいかないわけですが、解決法もどこかで誰かが教えてくれるというのも面白いことです。これはLinuxだからなのか、こういう時代だからなのか、よくわからないのですが。(2007/04/05 09:01:56)
Posted by yuniさん at 2007年08月01日 00:00
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