2006年11月07日

6.10の真価

6.10にアップグレードしてからどうにも調子が良くないので、最悪ダウングレードと覚悟して、CDからのインストールを試みてみた。すると、うれしいことに(というか拍子抜けなことに)、非常に快調に動きはじめた。どうにも腹立たしかったスリープできない問題もネットの接続が切れる問題も、まったく起こらなくなった。管理アプリケーションの不安定な動きもなくなったし、なによりもKubuntuやXubuntuを試して以来感じてきた動作の遅さが解消した。これはクリーンインストールの効果だろう。余分なデータが消えて、動作が安定したわけだ。6.10は、確かに6.06と較べて、一部の人が評するように「どこが良くなったのかわからない」部分が大きい。FireFoxやAnthyのアップグレードは、それぞれのアップグレードで、システムそのもののアップグレードというには少しあたらないだろう。起動時のロゴが変わったぐらいで、「いったい何が?」と思うのも無理はない。ところが、クリーンインストールしてみて、大きな違いを発見した。それは、日本語環境が最初から完璧なことである。ユニバーサル対応のUbuntuは、確かに6.06のときもインストールすればすぐに日本語環境らしきものにはなっていた。しかしフォントの設定はいい加減で、見た目がひどく汚かった。日本語入力環境も整っていないし、ブラウザなどの主要なアプリケーションは英語版のままだった。これらを本当の意味での日本語環境にしてやるには、あちこちと設定をいじり、いくつかのソフトをダウンロードしなければならなかった。ところが、6.10は、インストール直後からこれらの設定ができているし、必要なソフトもそろっている。強いていうならIPAフォントが搭載されていない(synapticにも見当たらないのはなぜだろう? ライセンスの関係か?)ぐらいが不都合なところで、あとは大体そろっている。これなら、インストール直後から日本語環境で仕事ができる。本当の意味で、MacintoshやWindowsに互角のユーザーインターフェイスだ。おそらく目に見えないところでは、さまざまな改良もあるのだろう。けれど、見た目の変化のいちばん大きなところは、この日本語環境の改善だった。オンラインアップグレードではそれを見落としていた。なるほど、これなら自信を持ってリリースされたものだと納得できるな。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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