2006年09月03日

XubuntuとKubuntu

Ubuntuには、Kubuntu、Edubuntu、Xubuntuというファミリーがある。このうち、Kubunuはデスクトップ環境をUbuntuのGnomeではなくKDEに変えたもの、XubuntuはXfceに変えたものである。Ubuntuをインストールしたすぐあとに、「デスクトップはGnomeよりもKDEのほうがいいよ。アプリケーションも多いし」というような話をどこかで見掛けていた。また、「XubuntuのほうがUbuntuよりも、古いパソコンではずっと早い」という話も聞いていた。だから、UbuntuではなくKubuntuかXubuntuを入れてみたいという気持ちはずっとあった。けれど、せっかくUbuntuで順調にいっているのに、余計な手を入れたくなかった。別のOSだから、新規インストールが必要になると思っていたのだ。ところが、だんだんUbuntuに慣れるうちに、これらのちがいはデスクトップ環境だけのちがいでその他の部分は共通しているから、UbuntuにKubuntu-desktopをインストールすればそれだけでそのほかのファイルをいじることなくKubuntuを起動できることを知った。Xubuntuに関しても同様に、Xubunutu-desktopをインストールする。インストールには、いつも使うsynapticを使えばよい。面倒なコマンドラインの入力は不要だ。そこで、まずXubuntuをインストールしてみた。これは一瞬(実際には数分)でできる。いったんログアウトし、「セッションの選択」に行ってみると、これまでなかった「Xfceでログイン」という項目ができている。ここから入ると、ネズミが走り回る起動画面が出て、Xubuntuになる。デスクトップ環境は、基本的にはGnomeとそれほど変わった印象は受けない。入力システムもそのままscimが使えるし、Gnomeでインストールしたアプリケーションもすべて同様に使える。フォントその他のアピアランスをカスタマイズして、すぐに実用的に使うことができた。軽いのかどうかは、少しぐらい使った程度ではわからない。慣れないせいか、画面の切替えが少しまだるっこしいように感じる。いいなと思ったのは、ログアウト時に開いていたアプリケーションを記憶しておいて、次回のログイン時にリジュームしてくれる機能がデフォルトになっていることだ。最近は息の長い仕事をやっているので、いつも同じファイルを開いていることが多い。終了したあと、同じファイルをいちいち開くのはめんどうだった。これなら、ログイン後にしばらく放っておいたら同じ状態が再現される。XubuntuにはGnomeではサポートされていないハイバネートの機能も終了オプションにある。これはいいやと思って試してみたが、私のハードウェアではやっぱりサポートされないようだ。これは残念。さて、次に、再びGnomeからログインし、Ubuntu環境でsynapticを使ってKubuntu-desktopをインストールする。こちらはインストールにけっこう時間がかかる。いろいろと設定で聞かれることもある。またログアウトし、再ログインすると、KDEでログインというオプションがあらわれている。そっちから入ると、Gnomeとはずいぶん異なったデスクトップ環境があらわれる。そういえば、これは産総研のKnopixxの雰囲気と似ている。あれをのぞいたのはもう数年前だが、あれもKDEだ。Kubuntuは、確かになかなかいい感じだが、ちょっと慣れるのに時間がかかりそうなので、当面は使わないでおくことにする。アプリケーションの数も多いので、先々使ってみてもいいかもしれない。ログアウトしようとすると、リジュームをする。ただ、これはXfceとちがって、リジュームしないでログアウトという設定がない。これでは、あまり面白くないことが起こるかもしれない。さて、それでは外見があまりGnomeと変わらず、軽いと噂のXubunutでも使うかとXubuntu環境にログインして、仕事をしばらくしていた。ところが、ある時点でデスクトップの表示が急におかしくなった。さらに、scimの表示がいつのまにか見慣れないアイコンに変わっている。skimということだが、これはKDE環境の入力メソッドらしい。KDEをインストールすることで、ほかの環境にまで勝手に進出してきているらしい。そのほか、メニューのアプリケーションも急に増えた。KDE環境固有のアプリケーションでも、ほかの環境で使えるものが、Kubuntuのインストールで増加してしまったわけだ。うれしいようでもあるが、ややうっとうしくもある。というのは、Xubuntuが噂ほど早く感じないのだ。3割ぐらいは早くなるという話だが、どうもそんなありがたさは感じられない。あくまで推測だが、もともとGnome環境が入っていた上に、KDE環境も追加されたわけで、ごてごてとたくさんのプログラムが入っている。それで、ごてごてする分だけ重くなってしまったのではないだろうか。さらに、Xfce環境では、キーボードの設定がPC98設定にできない。以前報告したように、これができないと、いくつかのキャラクターのキーアサインメントがずれてしまう。これはいちいち神経に触る。ともかくも、不満を抱えながら仕事していると、突然、デスクトップの表示が行われなくなってしまった。いろいろやってみたが、使えない。そこで、最終的に、もとのGnome環境で仕事をすることにした。しかし、ここからがトラブルの連続だった。詳細は次回にでも書くことにしよう。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック