2007年09月30日

Fonは実に簡単 - やっぱりUbuntuが凄い?

USB接続の無線LANアダプタをiBookに突き刺したら、たったそれだけでiBook上でFonに接続できた。これは凄い。そしてちょっと悔しい。
というのは古い話になるのだが、もともとこのiBookが私のところにきた理由というのが、無線LANが使えなかったからなのだ。このiBookは、元を正せば私の母親のために2002年に買ったものだ。当時まだ60代の後半だった私の母親は、パソコンというものに挑戦したくなって私に相談した。私はMac信者の常としてMacを勧めたのだが、これは決して理由なしではない。というのは、あの当時がいわゆる「ウィルスでパソコンが動かない」という悲鳴がいちばん大きく聞こえていた時代だったからだ。現代ではマルウェアの標的はもっと巧妙化していて単純にパソコンを使えなくするというようなものではなくなったから、表面上、こういう訴えはあまり聞かなくなった。けれど、あのころは「すみません、パソコンがウィルスにやられて!」という話を日常的に聞いたものだった。だから、初心者にWindowsを勧めるような危ないことはできなかった。

私の母親は、自己流ながらたちまち自分に必要な範囲ではこのiBookを使いこなすようになった。2002年頃はまだMac  OSXがそれほど安定していなかったので、私はOS9を勧め、2年くらいはそれで使ってもらった。ところが、2年ほどたって周辺機器をアップグレードしていくうち、
やはりOSXの方が使い易いということになってきた。実際、そのころにはもうOSXはすっかり安定していて、いまさら旧時代のOSを使う意味はほとんどなくなっていたわけだ。
ところが、OSXにアップグレードしたおかげで、それまでインターネット接続に使っていた通信カードが使えなくなった。サポート外だったわけである。その通信カードは速度も遅かったので、ならばブロードバンドにするかということになった。しかし、母親の住居の特殊性から宅内の配線ができない。ならば無線LANしかあるまいと思ってiBook内蔵の無線LANカードであるAirMacを買おうと思った。しかししかし、またまた難題。OSXのバージョンが店頭の機種では対応しない。古い機種は、在庫もなければ中古やオークションなどにもほとんど出回らない希少品だ。OSをアップグレードしようと思ったら、店員に「このハードウェアじゃとてつもなく遅くなりますよ」と警告された(これは後に、必ずしも正しい情報でないらしいということがわかった)。メモリを増設して、OSを買って、それでAirMacを買って、なんやかんやしていたら相当な金額になる。もうちょっと足せば、新しいハードウェアが買えるほどだ。いや、実際、新しい機械の方が処理速度も早く、パソコンに慣れてきた母親にとっても嬉しい。
ということで、 母親は同じiBookの最新機種(当時はG4)を買い、不要になった旧iBook(G3)は私が引き取ることになった。だから、このiBookにはかなり苦労させられた苦い思い出が残っている。そう、無線LANにまつわる苦々しい記憶だ。
あのころUbuntuがあったなら。USBにブスッと差し込むだけで全ての問題は解決したはずなのだ。いま、UbuntuのおかげでiBookはどんどん使い易くなっている。FonとUSB無線LANアダプタのおかげで、モバイルではますます威力を発揮してくれるだろう。嬉しいような、悲しいような、妙な気分だ。
posted by 松本 at 20:27| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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