2011年04月19日

Unityを使ってみている

私はここのところずっとOpenBoxにXfce4のパネルを組み合わせた変則デスクトップ環境で運用しているのだけれど、これは先代のメインマシンInspiron mini 12の低スペックのせいだった。メモリが1Gに制限されていて、低速のハードディスクにスワップすると耐えられない遅さになるので、メモリを節約する必要があった。はるか昔にJWMでかなりメモリを節約できた記憶があったのでいろいろ実験してみて、自分なりにいちばん使いやすいのがこの変則デスクトップ環境だということになったわけだ。それが、メモリに余裕がある現在のAsus UL20Aに移ってからも続けているのは、OpenBoxだとウィンドウのタイトルバーをごく簡単に非表示にできるという利点があるからだった。わずか十数ピクセルのことなのだけれど、画面の小さい12インチマシンでの運用ではこれはけっこうありがたい。デスクトップを右クリックでアプリを起動したりディレクトリへのショートカットができたりという機能も、慣れると欠かせなくなる。そのほか細かな点で慣れてしまったこともあって、いまさらGnomeに戻りたいと思わなくなった。ということで、変則デスクトップ環境を続けてきた。
11.04 Nattyにアップグレードしたあとも、結局はこの変則デスクトップ環境を続けていた。いまさら変える必要性を感じなかったからだ。しかし、アップグレードに伴っていくつかの設定が初期設定に戻ってしまい、これを変更するにはデフォルトのデスクトップ環境に戻ったほうが早かろうと感じたので、昨日、いったんログアウトしてデフォルト環境にログインした。外見は10.10のGnomeとほとんど変わらないのだけれど、これがUnity環境だという。

外見がほとんど変わらないだけに、最初はひどく戸惑った。上部のパネルにシステムメニューがない。どこで設定を変更していいのかわからないわけだ。あちこち見ていたら、これはパネルの右端のシャットダウンボタンのプルダウンメニューの最下部に統合されていることがわかった。ここに行くと、設定やシステム周りのユーティリティのアイコンがズラリと並んだウィンドウが開く。なんだか昔のWindowsのコントロールパネルのような感じだ。
面白いのでいろいろ触っていたら、「しばらくこれを使ってみようか」という気になった。というのも、Unityでは、アプリケーションのウィンドウを最大化すると、ウィンドウのタイトルバーが上部のパネルと統合される。これは、OpenBoxでタイトルバーを非表示にするオプションを選んだのと同じことになる。画面の節約ということでは(実際にはパネルの幅が太い分だけちがうのだけれど)OpenBox環境と同じことになる。だったら試してみればいいのではないかと思ったわけだ。
で、使い始めて大きな問題は感じていない。問題があるとすれば、なぜか使用中にいくつかのプログラムが暴走してCPUを占有してしまったこと。これは、たまたまこのタイミングでそういうエラーが起こったのか、Unityの使用の影響なのか、そのあたりの判断がつかないでいる。あと、Mozcの挙動がちょっとおかしくなった。iBusの挙動といったほうがいいかもしれない。これは、おかしな挙動がみられるアプリ(ブラウザとかワープロ)を再起動することで解消した。これも、Unityが絡んで起こったのかどうかはわからない。わからないけれど、OpenBox環境では発生しなかったことだし。
その他の問題としては、Xfce4のパネルで使っていたClipmanというクリップボード履歴管理アプレットが使えないこと。もちろんこれにはParcelliteという代案があるのだけれど、このParcellite自体使えない。困っていると、DiodonというツールがあることをGoogle先生が教えてくれた。これはリポジトリにはないので、PPAを追加する格好でインストール。いまのところ問題はなさそうだ。
これは問題ではないのだけれど、使っているうち、Unityデフォルトの右縦表示のランチャーのアイコンが大きすぎるのが気になった。この設定は、~/.gconf/apps/compiz-1/plugins/unityshell/screen0/options/%gconf.xmlを書き換えることで調整できるようだ。といっても、実際の変更は設定エディタを起動して行なった。デフォルトの48ピクセルを32ピクセルに変更すると、ちょうどいい感じになった。
パネルやランチャーは、もう少しカスタマイズできると嬉しいなと思う。方法がよくわからないので、しばらく手探りしてみようかと思う。
posted by 松本 at 08:28| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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