2011年01月28日

m4a形式への変換

以前、息子のためにWiiを買ったのだが、ゲームに興味のない私の心づもりでは、これにはTV用のデータ端末的な役割を期待していた。といってもたいしたことではなく、ネットにつないでYouTubeを見ることと、デジカメで撮った写真やホームビデオの閲覧、そして音楽の再生ができればという感覚だった。実際、ネットの接続はごくあっさりとできて、家族でYouTubeを見るのはテレビでという手段が確立した。写真も、SDカードに突っ込めば閲覧できる。問題は動画と音楽だ。
動画に関しては、一度は失敗し、もう一度試したら成功した。同じMOV形式なのだけれど、失敗した方は、たぶん解像度の設定が高すぎたのだろう。これはそのうち再トライしようと思っている。一方の音楽ファイルは何度やってもダメ。めげかけたところで、実はWiiの機能を理解していなかったのだということにようやく気がついた。
Wiiは、音楽ファイルは「任天堂の公式ページでは、「AAC形式の音楽ファイル(拡張子.m4aのMP4オーディオファイル)」が扱えるということになっている。で、この.m4a形式に変換してやらねばならない。音声ファイルの変換ならWinffでしょうと立ちあげたら、Device Presetの項目にm4aはなし。
しかたないので例によってSynaptic内をm4aで検索したら、XCFAとpacplという2つのアプリケーションが見つかった。このうちPacplは端末で使うらしいので、まずはXCFAをインストール。

ところが、困ったことに、このUIがどういうわけかフランス語。英語の翻訳が用意されていないわけではない。けれど、日本語がないから、デフォルトのフランス語になってしまった様子。英語環境でインストールすればよかったんだろうか。これには参った。
けれど、だいたいのことは言葉がわからなくても雰囲気でわかる。ファイルからのコンバートはFichierのタブだろう。出力先を指定してやり、真ん中のペインに変換したいファイルをドラッグしてやると、変換可能な形式がずらっと出てくる。これの必要なものにチェックを入れて、Appliquer les modificationsを押せば変換が始まる。
ところが、このリストの中に、確かにm4aはあるのだけれど、赤いマークでチェック不可になっている。困った。
なんだかWindowsなら簡単にできるみたいなので、「じゃあ、Wineで動かないか」といろいろフリーウェアを探す。怪しげなものもけっこう出てくる。いくつかインストールを試みるけれど、失敗。わざわざWindows環境を立ち上げる気にもなれないし、こっちをあまり追求しても意味はないだろうと、Wineはあきらめる。
別の方法がないか探しているとき、別の方法で「faacが必要です」と書いてあるスクリプトを見つけた。このスクリプトを使おうかとも思ったのだけれど、ひょっとしたらと思って、Synapticでfaacを検索してインストール。これが大当たりで、XCFAを再度立ちあげると、.m4aのところにもチェックがつけられるようになっていた。変換はスムーズに終了。
と、ここでめでたしめでたしとなるはずだったのだけれど、この.m4aファイルをSDカードに入れてWiiに持って行っても認識しない。「上記のフォーマットを満たす全てのファイルについて動作を保証するものではありません」と書いてあるし、これはやっぱりLinuxだからダメなのかなあと、ちょっと嫌な気持ちになる。けれどここでめげてはいけないと、もうひとつの選択肢であるPacplをインストール。ファイルのあるディレクトリに行って端末を立ち上げ、ここからpacplと打ち込んでやると、無事に変換。
けれど、この.m4aも認識しない。非常にガッカリした。そして、失敗談としてこのブログを書き始めて、よく説明書を読んだら、どうやら音楽ファイルは音楽ファイルとして再生されるのではない。フォトアルバムのスライドショーのBGMとしてかかるのだ。
改めてWiiに行ってみたら、なんだ、これまで試したファイルが全てBGMとして指定可能になっている。ということで、めでたしめでたし。
しかし、Wiiで音楽鑑賞というのは、ちょっときついなあというのがこれでわかった。HomeBrewでもすればここは突破できるんだろうけど、そこまでする必要があるのかどうか。なにはともあれ、ひとつのハードルは突破した。さて、次は動画だな。
posted by 松本 at 13:33| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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