2010年10月28日

Unityではまり、iBusではまる

今日は、たいした収穫もなくUbuntuとの闘いに明け暮れてしまった。こういう日は余分なことに手を出してしまった自分が情けない。
最初はUnityだった。次期バージョンから採用になると言われる新しいUIのUnityについて、かおりんさんのブログでとりあげておられた。で、興味をもってしまった私は、とりあえずどんなものかを試してみようと思った。軽量だというし、スペックの低いネットブックで使っている私にはちょうどいいのではないかと思ったわけだ。
もうなにも考えずに、SynapticパッケージマネージャからUnityを探し出してインストール。ログアウトして、gdmから「Ubuntuネットブックエディション」(だったと思う)を選択して再ログイン。ところが、デスクトップがうまく表示されない。ゆっくりとした間隔で、再描画がいつまでも続く。点滅するようなデスクトップからFirefoxを立ち上げることはできたが、それ以上のことはなにもできなかった。
あとで調べてわかったのだけれど、Unityは3Dドライバを必要とする。ところがこのDell Inspiron mini 12は、例の「Poulsboの呪い」で、3Dドライバが動作しない。別段それで何の不自由もなく使っているから意識していなかったのだけれど、ここのところがトラップだったわけだ。

さて、Unityが使えないとわかったら、ログアウトしていつものOpenbox環境で再ログインすればいい。ところが、である。GUIが点滅するばかりでまともに動作しないので、ログアウトができない。いろいろやっていてCtrl+Alt+Delで終了ダイアログが出ることはわかったけれど、このダイアログは、システム終了、再起動、サスペンド、ハイバネートの4つしか選べない。肝心のログアウトがないわけだ。ここでたとえば再起動を選択すると、再びUnityにログインしてしまうので、同じことの繰り返しになってしまう。
せめて端末に入ることができればどうにかしてログアウトできそうなものなのだけれど、見えないGUIからは端末の起動もままならない。これは、困ってしまった。どこまでいってもUnityから逃げられない。
最終的には、セーフモードでコンソールにログインし、そこからstartxのコマンドを入力すると、デフォルトのGnomeのデスクトップに入れた。この手がそのままで通用したのか、それともその前に同じコンソールからコマンドでUnityのパッケージを削除したのが合わせ技として有効だったのか、そのあたりはいまとなっては判断のしようもない。ともかくGnomeにはうまくはいったけれど、ここからログアウトしてもgdmには入れない。当たり前といえば当たり前で、gdmを経由せずにxにログインしているわけだ。そこでGnomeからSynapticパッケージマネージャを起動して、Unityのインストール時に同時にインストールされたパッケージを履歴から拾い出してひとつひとつ完全削除。これで設定もなにもインストール前に戻ったはずなので、再起動。めでたしめでたしで、Gnomeに復帰できた。あとはログアウトして、いつものOpenboxに復帰。
これだけで用もなく1時間を潰してしまったが、午後になって、また意味もなく2時間ほどを潰す事件が発生した。今度はiBus。
ひとつ前のエントリでテキストエディタのMousepadの不調を書いたが、その記事にsamuskoさんからコメントを頂いた。それによると、どうもこれはiBusとMousepadの相性の問題である疑いが強い。ならば、iBusをどうにかすれば解決するかもしれない。
まず、iBusの公式ページにいってやると、Maverickのリポジトリパッケージよりは新しい ibus-1.3.8.tar.gzがダウンロードできることがわかった。これは噂のCPU 100%暴走問題も対応がなされているという。これを入れれば改善するかもしれない。
ところが、tarからのインストールが鬼門だ。私のような素人には敷居が高すぎる。それでもあちこち参照しながらやってみようと頑張ったが、どうしてもmakeができない。makefileが存在しないようなのだが、その意味も、対処法もわからない。いろいろ見ながら虚しい努力を続け、最後に諦めた。
それならば、iBusをダウングレードすればどうかと考えた。Ubuntuの古いパッケージはこのあたりからダウンロードできるので、ここでLucidのiBus関係の.debパッケージをダウンロード。その上で、SynapticパッケージマネージャからiBus関係と想われるパッケージをいったん完全削除して、Gdebiインストーラーで古いパッケージをインストール。依存関係とかがあるのでけっこう時間を食いながら、それでもようやくiBusまでは入った。
ところが、肝心のMozcをインストールする段になって、どうにも依存関係が通らない。もっとがんばればどうにかなったのかもしれないが、だんだん面倒になって降参。
それならば人頼みと、SAWAさんのリポジトリを追加してアップグレードしてみることにした。バージョンとしてはMaverick公式と同じだけれど、たぶんちょっと新しめだろう。ここにかすかな望みをかけてアップデート。
で、結果はMousepadの不具合に関しては改善なし。いろいろやって結局はなにひとつ収穫のない一日だったわけだ。はあ。疲れた。
posted by 松本 at 16:05| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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