2010年10月04日

Inspiron mini 12への10.10 Maverickインストール(続き)

前回、Inspiron mini 12へ無事Maverickをインストールできた顛末を書いた。最終的にこのマシンは、10.10と9.10のデュアルブートになっている。そして、10.10のgrubに問題があるため、9.10のgrubから起動するようになっている。言い方を変えれば、10.10以前のバージョンのものとデュアルブートにし、古い方のgrubで起動するようにさえすれば、Live CDからの起動みたいなややこしいことをしなくても10.10を利用できるということだ。
たとえば、完全なクリーンインストールをするとする。まず、10.10を普通にインストールする。再起動してもgrubには入れない。けれど、気にせずに、古いバージョンのUbuntuをインストールする。ひとつ前の10.04でいいだろう。この際、デュアルブートするようにパーティションを指定してやる。これで、再起動時にgrubが表示され、10.10が選択できる。そこから進めば、10.10を使うことができる。
ただし、この方法には問題がある。輝度調整や音量調整を有効にするには、/etc/default/grubにGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash nolapic acpi_backlight=vendor”を加えて、端末からupdate-grubを実行する必要がある(詳細はこちら)。これが他のパーティションからのgrubには反映されないわけだ。それだけでなく、grubのメニューでも、常用したい10.10の方が下位に表示されることになる。これは面白くない。

これを解決するには、grubの設定をいろいろ変更してみるのが正しい道なのだろう。grubの設定は、/boot/grub/grub.cfgに保存されているが、これには「このファイルは編集するな」と冒頭に書いてある。だいたいが、編集したくてもどこをどう変更すればどうなるのかがさっぱりわからない。以前のmenu.listとはだいぶちがう。
正しい編集は、/etc/default/grubを編集することだとされている。けれど、これがけっこう難しい。はっきりいって、どうすればいいのかわからない。
そこで、抜け道を考えてみた。要は、10.10側の設定が古いバージョンの入っている側のgrubの設定に反映されればいいわけだ。それは、意外に簡単。
まず、上記の輝度設定を範囲させるための作業でupdate-grubまでを完了する。ここまで進めば/boot/grub/grub.cfgには正しい設定情報が反映されている。これを、デュアルブートの古いバージョン側の/boot/grub/grub.cfgに置き換える。私の場合、これは/mnt/sda5/boot/grub/grub.cfgにあるので、このファイルをリネームしておいて、ここにコピーする。そして再起動すれば、10.10側のgrubから起動したときに期待されるのと全く同じ動作で10.10が起動するわけだ。
/boot/grub/grub.cfgは、編集してはいけない。けれど、まるごと置き換えるのならまだマシだろう。そして、10.10のgrubがフィックスされるまでは、grubのアップデートがかかるたびに手動でgrub.cfgを移動してやればいいということになる。
こうしてようやく、ふつうに10.10の運用ができるようになった。輝度調整や音量調整は、キーボードからできる。
ただ、やっぱりまだpsbドライバが完全でないのだろう、サスペンドをしようとすると必ずログアウトしてしまう。ログアウトした状態ではサスペンドするので「サスペンドできない」とまでは言えないのだけれど、起動時間がやたらと短くなっているので、何もそこでサスペンドしておく必要がない。このあたりは、まだまだこれからということなのだろう。
もうちょっと使い込んで、いろいろと報告していこうと思う。とりあえずは上記のサスペンド問題以外は不具合は感じていない。
posted by 松本 at 17:24| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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