2010年09月17日

Qemuが遅いのは、マシンのせいだった

最近またひとつWindows必須だったサイトがLinuxでも使えることがわかったのでますますWindowsの必要性は薄れているのだけれど、それでもごく稀に、Windows環境が必要になる場合がある。そこで、VirtualBoxの仮想環境にインストールしたWindowsはずっと置いているのだけれど、開発元だったSunがOracleに買収された関係で、将来に少し不安が出てきた(かおりんさんのサイトでそんな話題も出ていたので)。そこでよりオープンソースなQemuを改めて試してみようと思った。
Qemuは、以前に試してみたことがあるが、動きがどうにも遅く、VirtualBoxに乗り換えた。ただ、それから2年ほどたつし、「いや、VirtualBoxよりもQemuの方が優れている」という話も聞くので、再度トライと思ったわけだ。
結果を先に書くと、やっぱり重かった。そして、その理由は、CPUが対応していないからだと判明した。ここから先は、単なる試行錯誤の報告。

前回試したのは、DellのInspiron 2200だった。CPUは1.4GHzのCeleron(だったと思う)。今回試したのは、AMD Athlon X2 3800というデュアルコアCPUを積んだデスクトップマシン。妻のメインマシンとして購入したのがもう4年近く前になる。
で、前回同様に、Qemu Launcherを導入。これはQemuのGUIで、割と使いやすい。これで仮想マシンをつくって、Windowsをインストールしてみた。前回よりもマシンの性能が上がっている分だけ早いはずなのだけれど、素のインストールだけでやっぱり数時間を要した。遅いことに変わりはない。インストール後に起動してみてウェブを見たけれど、とてつもなく遅い。Qemu Launcherでいろいろ設定を見直してみても、遅いものは遅い。
それならばとUbuntuをインストールしてみたが、こっちはさらにインストールに時間がかかった。いつまで経っても終わらない。4〜5時間はかかったような気がする。
で、ひょっとしたらこれはQemu Launcherがよくないのかもしれないと思って、いくつか別のGUIをインストールしてみた。Ubuntuのリポジトリには4つぐらいがある。Aqemuと、Qemulatorと、QtEmu。ついでにKvm用のConvirtも入れてみて、どれがいいかを比べようかと思った。
で、最初にAqemuを使ったときのこと、起動はするのだけれど、やっぱり遅いので、いろいろ設定をいじってみると、エラーメッセージが出た。どうやら、Kvmを利用するためのディレクトリが見つからないようなことを言っている。おかしいなあと思いながらさらにいじっていると、やっぱりkvmが利用できないというようなメッセージ。そして、それを解決するために、modprobe kvm-intelもしくはmodprobe kvm-amdを管理者権限で実行しろと書いてある。私の場合は後者だろう。そこでやってみると、端末内にOperation not supportedのエラーメッセージ。どうもkvmは使えないらしい。
いろいろ調べてみると、kvmは、CPUが対応していないと使えないらしい。そして、最近のCPUはだいたい対応しているということなのだけれど、AMD Athlon 64 X2の場合、末尾の数字が4800以上の対応で、私のマシンの3800は対応していないということがわかった。要は、既に時代遅れのCPUだったというわけだ。
ちょっと残念。ちなみに、Atomは対応しているはずなのだけれど、私のDell Inspiron mini12(Z530)では、なぜかmodprobe kvm-intelが通らない。よくわからないけれど、やっぱりOperation not supportedとのこと。
ともかく、kvmが使えないQemuは遅いらしい。kvmが使えればVirtualBoxに遜色なく早いらしいので、この先、マシンを買い換えたらまた試してみることにしよう。そのときは、Qemu LauncherよりもAqemuを使ったほうがよさそうだというのは、メモとして残しておく。
posted by 松本 at 09:41| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。