2010年01月16日

Inkscapeで時計の文字盤

小学校1年生の息子が時計を読めるようになり始めたころ、車の中に掛け時計を吊るした。何時なのかをさかんに知りたがったから、勉強にもなるだろうと百均の安物を買ったわけだ。ところがこの時計、すぐに止まるようになった。電池が悪いのかと何度か入れ替えてみたが効果なし。やっぱり安物はダメだなあと思った。どのみち振動が強い車のような環境で使うものでもない。
ということで、この時計、車から下ろすことになったのだけれど、やっぱり止まる。おかしいなと思っていたら、妻がその原因に気がついた。安物のこの時計、文字盤がボール紙でできている。このボール紙が湿度や温度の影響を受けたのか、ボコボコに変形している。そこに短針が引っかかって動かなくなっていたというわけだ。
それなら文字盤を交換すればなおるだろうと、分解してみた。幸いにも、安物にもかかわらずガラス面がネジ止めになっていたので、無理なく分解できた。慎重に針を外すと、ものの見事に変形している。確かにこれじゃダメだ。
そこで文字盤を作らねばならなくなったのだけれど、最初はその辺に転がっている裏紙にでも手書きで目盛を描いてしまおうと思った。けれど、ある程度でも正確な時刻を知るためには、分度器ぐらい出してこなければならない。それも面倒なので、それならいっそと、Inkscapeを起動して、文字盤を組んでやることにした。これをやや厚手の用紙に印刷して切り抜こうという算段。

Illustratorを使ったことのある人なら想像がつくと思うが、これはごく簡単にできる。まず正円を描き、この直径を古い文字盤の直径を実測した数値に指定。次にこの直径より少し短い直線を6本引き、さらにそれよりも少し短い直径の正円を描く。これら8つの図形のセンターを揃え、直線の角度を30度ずつずらしていけば、時刻目盛の完成。分目盛までは面倒だからつけない。数字は、今回は1〜12までを打って、アウトラインをとってから配置したけれど、これは1つずつ別々の文字として入力した方が簡単だったかもしれない。適当に配置して完成。
これだけでは愛想がないので、中央に息子の写真を配置した。この写真の切り抜きとレイアウトにいちばん時間をとったかもしれない。これはInkscape上でやってしまうよりもGimpで下処理をした方が早かったのかもしれないが、まあ構わないだろう。
ちょっとした遊びにも、何とも便利な時代になったものだなと思う。ありがたいソフトだ、Inkscapeは。
posted by 松本 at 15:05| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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