2009年02月07日

OpenOffice 3.0とJaunty

しばらくそういう必要がなかったのだが、急に、ちょっとした用事で縦書き文書をつくりたくなった。OpenOfficeで縦書き表示にバグがあることは以前に書いているが、3.0ならもうそれはフィックスされていると聞いている。2.4ではどうだろうと思ってやってみると、あいかわらずスクリーン上で表示されないバグがある。それだけではない。以前は、ボールド体など修飾書体にすれば何とか表示されたのに、現状で同じことをやってみると、縦書きではなく、縦書き方向の横書き(つまり文字が90度横に倒れた状態)で表示される。つまり、以前よりも症状が悪化しているのだ。
これではどうしようもないので、OpenOfficeのアップグレードを考えた。しかし、これは前にやろうとして失敗している。私のような素人には、「本家からのダウンロード」というのはちょっと荷が重い。
それならば、いっそUbuntuをJauntyにアップグレードしてやろうかと思った。9.04 Jauntyでは、OpenOfficeは3.0が入っているという。まだα版だけれど、ぼちぼち入れてもいいだろうか。

だが、ちょうどややこしい時期に仕掛かりの仕事がある。うっかり下手なことをして時間を潰されたくない。それならばVirtual Boxだと、仮想イメージにJauntyをインストールしてやった。ちょうどAlpha4のリリースとタイミングがぶつかったらしく、ダウンロードしたイメージはAlpha3だったのに、すぐにパッケージのアップグレードが入ってAlpha4になった。だから、かえって時間がかかってしまった。仮想環境でメモリの割り当てが多くないので、もたついて、なにをやっていることかと。
さて、ともかくも無事にJauntyがインストールされ、OpenOfficeを立ち上げて縦書き文書にしてやると、うれしいことにバグはすっかりなおっている。2.3のときはこうだったよなあ。いい感じ。
OpenOfficeは全体的に使い勝手を向上させたようで、以前にはなかった(ような気がする)全アプリ共通のスタート画面がある。これはなかなかいいかもしれない。各アプリの中身はだいたい同じかな。
しかし、ここで問題。マウス統合や解像度の調整といった追加機能を使いたくて、Virtual Boxの追加インストールをしたのがいけなかったのか、それともそれ以前の相性なのか、Jauntyの画面が低解像度(600×800)から上げられない。ところが、だいたいにおいて縦書き文書というのは大きな画面を必要とする。縦に長い文章が途中で途切れてしまうからだ(だから昔は縦長モニタみたいなものも物書き用に存在した。余談だが、最近のパソコンモニタの横長化は、縦書き人種にとってはうれしくない変化だ)。なんとか解像度を上げられないかと思うが、xorg.configだったか何だったかを書き換えるのも面倒だ(素人なので、書き換え方を調べるところからしないといけないのだし)。それに、起動時にXserverの自動設定みたいなのをやっていてくれるようだから、設定をいじったぐらいじゃダメなのかもしれない。よくわからないが、追求するだけの興味もない。
そこで考えたのは、OpenOfficeの3.0が必要なんだったら、いっそ、Wineを使ってWindows版をインストールしてやったらどうかということ。以前OpenOfficeのバグを調べたとき、Windows版ではバグは出ていないようだったから、これはいい考えではないだろうか。
OpenOfficeのサイトからダウンロードして、ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストール。ところがすぐにエラー。権限がないとか言われる。これに関しては、結論から言えば、どういうわけかインストール先のディレクトリにインストーラーが新規フォルダを作成できないということだったらしい。あらかじめインストール用のフォルダを手動でつくっておいたら簡単にインストールできた。その結論に至るまで、管理者権限でインストールしたり、いろんな余分な試行錯誤をしてしまった。ちなみに、管理者権限でインストールしてもインストールはできるのだが、rootにインストールされるので使い勝手の悪いことこの上ない。これはダメ。
さて、インストールされたWine上のOpenOffice 3.0だが、それなりに快調。ただし、やっぱり無理して走らせているので、結構バグっぽく、ときどきキーボード入力が効かなくなる。プレゼンテーションではCopy & Pasteも効かない。まあ、騙しながら使うことは可能。
ただ、肝心の縦書きだが、結局バグはこちらでもみられた。文字が画面表示されないということはない。それはOK。けれど、文字の向きが90度寝てしまっているのは、2.4と同じバグが残っている。ということは、やっぱりこれはUbuntuのスクリーンフォントの表示方法か何かが絡んでいるバグなのではなかろうか。
ちなみに、PDFに落とすと、文字の向きは正しくなる。ちょっと操作性は落ちるけれど、とりあえず簡単な文書ならこれでレイアウトできなくもないので、今回はこれでごまかした。まあ、次回必要になるときには、もうちゃんとJauntyでOpenOfficeの3.0を使っているだろうから、問題はないよね。
posted by 松本 at 09:06| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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