2008年11月06日

やっとUbuntu 8.10インストール──そして小さな失敗

8.10のリリースから少し時間がたってしまったが、ようやくメインマシンにインストール。ちょうどリリース前後にやたらと仕事が立て込んでいたからこのタイミングは仕方ない。本来ならベータ版あたりから入れてもよかったのだけれど。
例によって、アップグレードではなくクリーンインストール。ずいぶん古い話だが6.06から6.10へのアップグレードで失敗して以来、ずっとアップグレードはクリーンインストールで行ってきている。たぶんその必要もないのだろうけれど、そのほうが新たな機能がよくわかると思うし、古い設定を引きずらないので悩むことが少ないように思うのだ。前回はNetBootinでインストールしたけれど、今回はCDに焼いてブート。以前Windowsを入れていたパーティションが未使用になっていたので(Virtual Boxを使うようになったため)、そこにインストール。

さて、このパーティション、10Gなので、システム関係以外はあまり空きスペースがない。こういうとき、home以下を別パーティションに指定という技があるのだが、いまひとつ自信がないので今回はパス。その代わり、いつもなら古いシステムからそのまま引っ張ってくるhome以下のファイル群を、8.04を入れていたパーティションのhome以下の相当するところにリンクを張ることで流用してやろうと考えた。とりあえずはデスクトップと隠しフォルダになっているフォントフォルダ、メール、ウェブの設定フォルダである。
まず、両方のhomeフォルダ下の自分のアカウントのフォルダを開き、隠しフォルダを表示して、旧システム側の.mozilla、.mozilla-thunderbird、.fontsのリンクを作ってやり、これを(シフトを押しながらドラッグして)新システム側に移動。名前を(「へのリンク」という文字を削除して)元通りに戻しておいてから、Firefoxを初回起動。うまくいく。新規にインストールしたThunderbirdも、うまく使える。やっぱりこれでいいんだと、思ったところが甘かった。
普通に使い始めようとしていると、自動アップデートがかかり、再起動を求められたので素直に再起動。ところが、今度Firefoxを起動しようとしたらダメ。Thunderbirdもダメ。あれれと思って見ると、リンクファイルに×印がついている。おやと思って、ダブルクリックしたら、リンク切れとのこと。
おかしいなと思って旧システムのパーティションを開いてやると、リンクが復活。そしてFirefoxもThunderbirdもちゃんとファイルを読みに行ってくれる。
ようやく理解できた。8.10では、同じハードディスクの別パーティションを自動でマウントする設定にはなっていないようなのだ。確か6.10ぐらいまでは(7.04だったかな)、同じハードディスクでも別パーティションをマウントするのはけっこう面倒だった。それが7.10あたり(7.04かもしれない)から自動でマウントされるようになり、8.04まではそうだった。これはこれで便利なのだが、セキュリティ上の問題がないではないなあと思っていた。
どうやら8.10では、自動マウントはしないようになったらしい。しかし昔のように面倒なことはなく、「場所」のドロップダウンメニューにはちゃんと表示され、そこからたどればあっさりとデスクトップに現れる。だから気づかなかったのだが、仕様が変わっている。そして、この起動時に、パスワードを求めるダイアログが出る。これで利便性を失わないままにセキュリティを確保するという方向に改良をした模様だ。
となると、このパスワードを保存する設定にすれば以後は自動マウントされるのだろうか。そう思ってチェックを入れて再起動。ところが、自動マウントはされない。単純にパスワードを入れずにドロップダウンメニューから選んだだけでマウントされるということ。何もしなければマウントはしない。
ここで後悔した。というのは、パスワードを求めるダイアログが出たとき、その下のほうの「詳細」とかいうところをクリックすれば、マウントするためのコマンドが記載されていたのだ。このコマンドをシステム起動時に自動実行するようにしておけば、多分それで済んだのだろうと思う。けれど、パスワードをいったん保存してしまったせいか、もうこのダイアログは出てこない。後悔先に立たず。
仕方ないのでいろいろ見ていたら、デスクトップのアイコンの右クリックのプロパティのところ、Volumeというタブがあり、ここにマウントポイントが書いてある。「設定」の三角形をクリックすると、このマウントポイントやマウントオプションが指定できる。ということは、ここを変えておけばいいのかな、と思ったのが第二の失敗。
適当なものを入れて再起動すると、今度はドロップダウンメニューからもマウントできなくなってしまった。エラーの文字列を見ると、マウントポイントの指定にはディレクトリを示す/を入れてはいけないらしい。そんなことを言われても困る。だって、マウントできなければプロパティをいじることもできず、それができなければ正しいマウントポイントの指定もやり直せないではないか。
こんなつまらないことで再インストールかという気持ちになったが、「ひょっとしたら設定ファイルに書き込まれたかもしれない」と思って変更日付を頼りに探してみると、.gconf/system/storageあたりに、xmlファイル形式で書き込まれていることがわかった。これを修正して、ようやくトラブル解決。けれど、やっぱり自動マウントはされない。
結局、最終的にはnautilus-gksuをインストールしてfstubを書き換えるという、あんまりやりたくない技に出ざるを得なかった。もうちょっと簡単な方法がありそうだったのに、見つけられなかったのは残念。ちなみに、fstubの書き換えでは、さっきのプロパティで見たvolumeのところにUUIDが書いてあったので、これを使った。このあたりはまあ、自分なりの進歩と言えなくもないかな。
これでようやく、順調に稼動を始めた。ちなみに、デスクトップは、旧システムのデスクトップフォルダのリンクでDesktopフォルダを置き換えてやったらそれだけで再起動後には以前のデスクトップに置いていたファイルたちが今度のデスクトップにも上がるようになった。ただ問題が残ったのは、このデスクトップ上でファイルやフォルダの削除をしようとしたら、ゴミ箱を経由せず、完全消去されてしまうこと。他のパーティションにあるものをいじる関係なのだけれど、これはちょっと怖い。あんまり変な使い方はしない方がいいのだろうか。


posted by 松本 at 14:25| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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