2008年07月14日

QemuでWindowsインストール

原因不明(少なくとも私にとっては)でデュアルブートのWindowsが壊れてしまった一件は先日書いた。たまたま、時を同じくしてメモリを増設して相当な余裕が生まれた。だったらこれを機会に仮想環境で仮想マシン上にWindowsをインストールしてやろうかと考えた。いちいちUbuntuを終了(あるいはハイバネート)してWindowsに行くのは、たとえそれが月に2、3回程度のことでしかないとはいえ、けっこう仕事に触るように感じてきていたことも、背中を押した。
仮想マシンにゲストOSをインストールするのは、古くはMac上でVirtual PCを使ってWindows XPをインストールした経験があるし、さらにMac上でSheepShaverを使ってOS 8.6をインストールしたこともある。Ubuntuに移ってからは、QemuでWindowsをインストールしてみたこともある。だいたいの感じはわかっているつもりだった。とにかく遅い。だが、それも大幅に余裕のあるメモリなら、きっとまた違って感じられるはず。

ただ、そう思ってQemuをインストールしてWindowsのCDを突っ込んだ時点では、まだメモリは届いていなかった。だからインストールには無限と思われるほどの時間がかかった。バックグラウンドで仕事をしていたから、余計に時間がかかったのだろう。一時など、スワップに行ってしまったまま止まっていたときもあった。
話が先走ってしまった。Qemuは基本的に端末から使うアプリらしいのだが、コマンドアレルギーの私ということで、Qemu Launcherを同時にsynapticから入れてやった。Qemulatorというのも目についたのでわけがわからないまま一緒にインストールしたが、これはQemu Launcherと基本的に機能の同じフロントエンドだということが後でわかった。私の好みではQemu Launcherの方がいい感じだが、Qemulatorの方が機能が上なのかもしれない。まあ、大差はなさそうだ(Qemulatorの使い方はこちらこちら)。この他、QtEmuというのもあったが、これはひょっとしたらQemuとはちょっと違うのかもしれない。同じディスクイメージは使えないようだ。
さて、Qemu上のWindowsは以前に試したとき同様に非常に遅い。けれど、確かにメモリを増設後には目に見えて早くなった。まあ、昔にVirtual PC上で走らせたWindowsよりははるかにマシかな。あのときはアレでしばらく仕事をしたんだから、これでもどうにかならないことはないだろう。
ただ、問題なのはUbuntu上のファイルを仮想マシン上のWindowsから読めないことだ。そういえば、以前もその問題が解決しなかったから、使用を諦めたという経緯がある。
ネットを検索すると、いろいろな方法が書いてある。王道らしい方法は、まずQemuの起動時に共有フォルダを指定しておいて(これはQemu LauncherやQemulatorからできる)、仮想マシン上のWindowsからコマンドでこの共有フォルダをeドライブ等に割り付けてやるというものらしい。けれど、これが書いてある通りにやってもダメ。何度やってもダメ。だいたいがコマンド嫌いの私なのに、何でWindowsに行ってまでコマンドを打ち込まなければいけないんだと、ここらでだいぶとQemuの使用に嫌気がさしてきた。
それでも無理に使うなら、ネット経由でファイルを送るかなどと横着なことを考えていた。だが、何もQemuばかりが仮想環境ではない。他の環境を試してみたら……、というのは次回のエントリーに詳しく書こう。
なお、その前に、先回りして、最終的に発見したQemuでUbuntuのファイルを読む方法を書いておこう。やってみたら、それまでの苦労に比べてウソみたいに簡単だった。
まず、Ubuntu上で適当なフォルダを作り、右クリックして「Sharing Option」から共有を選ぶ。必要なプログラムがないというダイアログが出るので、「インストールしてくれ」と返すと、Smbaともう一つ(名前は忘れた)のファイル共有のためのプロトコルがインストールされる。その上で、このSharing Optionからフォルダを共有しておく。この際、ゲストにはチェックを入れない方がいいらしい。それから、smbのパスワード設定とかいうのをしておく必要があるらしい。これは、コマンドを打たねばならない。GUIでできる方法があるのかもしれないが、探し切れなかった。この点は残念。これだけの準備をしておいてから、仮想マシン上の「マイネットワーク」から「ネットワークプレースを追加する」を選ぶ。ウィザードが始まって、「インターネットまたはネットワークのアドレス」という欄が出たら、「\\10.0.2.2\」と打ち込んでやる。その上で「参照」ボタンを押すと、先ほどの共有フォルダが出てくるからこれを選んでやる。するとユーザーとパスワードを聞かれるので、ここで答える。すると、共有フォルダがマイネットワークに表示され、フォルダ内のファイルがアクセス可能になる。あとはここを経由してファイルのやりとりをするだけ。
この方法は、実は次に試した仮想環境であるVirtual Boxをいじっているときに発見したものである。だが、その話は次回。
posted by 松本 at 23:11| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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