以前の経験で、デスクトップの調子がおかしいときには初期設定ファイルを捨ててやれば大丈夫ということがわかっていた。home/”user名”のフォル ダで隠しファイルを表示してやるとズラズラと出てくるあれだ。ただ、初期設定ファイルを捨てると自分にとって必要な設定が失われるので、全部捨てたくはな い。根本的な不具合なら、いったん全てエスケープして少しずつ戻していって様子をみるのだが、まあ、たかがデスクトップのことだからと、nautilus の初期設定ファイルを「.nautilus」のフォルダごと捨ててやることにした。
捨てる前にちょっと中身を確認すると、いつもならたいしたものが入っていないのに、けっこうたくさんのゴミのようなファイルが入っている。こんなものは惜しくないから、容赦なく捨てる。
すると、再起動さえしないうちに、もう右クリックからの指定アプリケーションでファイルを開く動作が可能になった。なんだ、やっぱりおまえかという感じ。
Macintoshの場合、どうも調子がおかしくなってきたときには「PRAMのクリア」や「デスクトップの再構築」をおこなった。これが具体的にどうい う作業をしていたのか(とくに後者に関しては)全く知らないのだが、やはりゴミファイルの削除のようなことではないだろうか。Windowsでも、使って いるうちにゴミのようなファイルが溜まってくる。コンピュータに詳しくない人間がこれを削除するのは非常に危険なのだが、それを承知で何度か使い古しで調 子のどうにもおかしいWindowsからゴミファイルの削除をやったことがある。運よく調子がよくなったので結果オーライなのだが、システムファイルをい じるということで相当に神経を使った作業だった。
それに比べれば、Ubuntuで初期設定ファイルを捨てるのは気楽なもんだ。ダメならいつでも戻せるのだし。調子の悪い朝には、そんなふうにリフレッシュするのがいいようだ。人生も、そんな具合に設定ファイルを捨てられたらいいんだけどなあ。
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