2015年03月25日

Playon Linuxではまる

今回、起動トラブルに伴って(そして14.10へのアップデートに伴って)環境が一新されたので、アプリケーションの追加インストールを行った。ただ、Ubuntuの場合これは楽なもので、定番のアプリをソフトウェアセンター(というか、私の場合は使い慣れたSynpaticパッケージマネージャ)から選択してOKのボタンを押すだけだ。Ubuntuを使い始めた頃には必要なことが多かった特殊な環境の構成は、いまではまず不要だ。
ただ、Wineでインストールしていたいくつかのアプリが動作しなくなった。これについては、(調整の仕方もあるのだろうけれど)、一からインストールしてやるほうが早いだろう。

以前の経験から、WineへのアプリケーションのインストールはPlayon Linuxを使うほうが簡単かつ確実だということを学んでいた。たとえばMS Office 2010のインストールにはいくつかのMS純正のプログラムを(正規に)追加インストールしなければならないのだが、これをwinetrickから実行するのは結構面倒で、おまけに失敗するケースもままあった(これはもちろんwinetrickのせいではなく、私のミスであるわけだけれど)。Playon Linuxならこのあたりが自動化されていて気楽に進めることができる。以前、驚くほど簡単に進んで拍子抜けしたことがあった。それ以来、必ずwineのフロントエンドであるPlayon Linuxを使うようにしている。

Playon Linuxを使う際には、前もってPlayon Linuxのインストールとともにwineのインストールをパッケージマネージャから実行しておく。Playon Linuxは必要なバージョンのwineを自分でダウンロードして構成してくれるスグレモノなのだが、そのインストールでは依存関係にあるwinbind(だったと思う)がインストールされない。パッケージマネージャ(ソフトウェアセンター)からwineをインストールしておけば依存関係は全て満たされるので、そうしておく必要があるわけだ。

さて、Playon Linuxを起動し、追加インストールのアイコンを押す。通常、ここからインストール可能なソフトの一覧を読み込んで作成するので、通常でも次の操作に移れるようになるまでかなりの時間を要する。ただし、その間でも進行状況を示すパーセント表示が出るので、どの程度待てばいいのかは把握することができる。
ところが、今回Playon Linuxを走らせてみると、いつまでも読み込みを続けて、進行状況が不明なままだ。そして、いつまでもソフトの一覧があらわれない。つまり、インストールに進むことができない。

これはかなり悩んだ。特に、以前は問題なく進行した手順だけに、理解ができなかった。設定ファイルを削除してみたりPlayon Linuxを最新バージョンにアップグレードしてみたりしてみたが、なにをやってもここで止まってしまう。
最終的な解決は、単純なことだった。システム設定の言語サポートから、言語環境を英語に変更してやり、いったんログアウトして再ログイン。これで環境が英語環境になるから、ここからPlayon Linuxを起動。そしてインストールに進むと、難なくソフトの一覧が表示され、そしてもちろん、そこから必要なソフトのインストールが可能になった。手続き後に日本語環境に戻して再ログインしておけば、それで全て完了。

英語の記事では問題なく使えるLinuxアプリケーションが日本語の記事ではたいそう難しいように書いてあることがたまにある。そういう場合はたいていは言語環境の問題だ。日本語で使うためにはそれなりの設定が必要な場合も少なくはないのだが、Playon Linuxのように一過的に使えばそれで十分というような場合には、言語環境を英語に変更して乗り切ることができる。そういえば以前にもこんなことがあったなあと、懐かしく思ったことだった。
posted by 松本 at 10:04| Comment(2) | TrackBack(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月23日

大騒ぎして元通り

ちょうど1週間前、徹夜仕事が終わってホッとしたタイミングで、1年あまり愛用しているAcer V5-131の起動がおかしくなった。はじめのうちは「あれ、どうしたのかな?」程度の不具合で、再起動をやり直したらうまく起動する程度のものだった。前日にアップデートが入りカーネルが新しくなったので、その関係の不具合かとも思った。いろいろインストールしているうちにgrubの自動更新がうまくいかなくなっていたので、ここしばらく手動で更新している。そのあたりで手順を間違えたかなとも思った。
けれど、起動時にgrubで旧カーネルを選択しても、不具合は続く。そのうちに、完全に起動しなくなった。
これはUbuntuの再インストールかな、と思って、念のためにデュアルブートにしてあるWindowsを立ち上げようとしたら、そっちも起動しない。bootイメージを見つけられないようすだ。
このマシンは、導入時になぜかUEFIからのインストールがうまくいかず、BIOSでUEFIとLegacy BIOSを切り替えて、UEFIにWindows、Legacyの方にUbuntuという変則的なデュアルブートにしてある(詳しくはこちら)。だから、UbuntuのカーネルアップデートのミスがWindowsの起動に影響するわけはない、と考えた。
だとしたら、これはハードウェアの問題にちがいあるまい。USBからUbuntuを起動すると問題ないから、ハードディスクの問題だろうと見当をつけた。幸いにもUSBから起動して本体のハードディスクを読みにいったら問題なく読めるから、バックアップはできる。バックアップを取り、新たなハードディスクを購入して、さて、ハードディスクの換装を試みた。
ハードディスクの交換そのものは、特に困難はない。ところが、交換して、まずはWindowsをと思って以前につくってあったリカバリ用のUSBドライブを挿入してみると、なぜだかドライブの初期化はできるけれど、Windowsは復活しない。何かが抜けているようなのだが、よくわからない(実のところ、この問題はいまだに解決できていない)。ただ、過去1年間でWindowsを必要とした機会はごく数えるほどしかなかったので、「それはそれでかまわない」と割りきって、Ubuntuのインストールに進んだ。今回は、なぜだか前回うまくいかなかったUEFIからのインストールがすんなりと実行できた。このあたり、謎は深まるばかり。
ともかくも、Ubuntuがうまくインストールできたので、今度は古いハードディスクを外付けドライブとして接続し、診断してやると、特に不具合はないようす。それならWindowsのリカバリディスクをもう一度作り直せないかと欲が出て、再度ディスクを交換してもとに戻し、とりあえず電源を入れたら、今度はWindowsの自動修復がかかってなぜだかWindows 8.1のログイン画面になった。
理由がわからないのは気持よくないが、ともかくこれでリカバリディスクを作り直し、またもハードディスクを交換して今度こそWindowsを新しいハードディスクに回復しようとしたら、やっぱりできない。結果は同じことになる。そして、Ubuntuにログインしようとしたら、今度は起動ディスクが見つからないとのエラー。どうやら、いっぺん外付けディスクで読み込んだときにUEFIが誤認識するような何かが起こったのではないかと推測。このあたりも実態は不明。
特別にWindowsを使いたいわけではないけれど、もとのハードディスクにも特に不具合はないようだし、だったら元に戻したほうが早いと気がついて、またもハードディスクを交換。交換のたびにWindowsは自動修復をかける。このあたりもやっぱりUEFIの親切、というか、ありがた迷惑な仕様なのだろう。
ただ、このままではUbuntuからの起動ができない。こういうときには、USBディスクからGrubに入ってオプションをつけてハードディスク上のブートイメージを指定してやればハードディスクのUbuntuから起動することができる。昔使ったそういう手段を思い出してしのごうかとも思ったが(いったんハードディスク上のUbuntuから起動すれば、Grubの修復でたいていはうまくいく)、そういえば14.04からアップデートしていなかったので、アップデートを兼ねて14.10のディスクからOSの再インストールを選択してやる。個人データはいじらないから、これでアップデートとGrubの修復の両方がいっぺんにできるという算段だ。

ということで、最終的に大騒ぎの末に、元の木阿弥に落ち着いた。昔はよくこういうトラブルがあったなあと思う。久しぶりだった。



posted by 松本 at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする