2011年05月30日

Google Chromeが不調…アップデートはきちんとしましょうというお話

ここ数日、どうもGoogle Chromeの調子がおかしかった。具体的には、特定のサイトで処理がいつまでたっても進まず、したがって表示が途中で止まったり、表示されてもスクロールができなくなったりする。長いこと使っているとそういうこともあるかと再起動してみたり、履歴が悪さをしているのかとキャッシュを削除してみたりしたが、どうにも回復しない。ちなみに、設定(~/.config/google-chrome/)を全て削除したら回復するのではないかとは思ったが、Chrome使いにとって履歴は命のようなもの。Chromeの使い勝手のよさは「使い込むほど手になじむ」というところにあるわけだから、これは痛い。なんとも凄い依存体質になっているものだと、われながら呆れてしまった。
ともかくも、キャッシュだけでもと思って削除してみたが、それもダメ。他の設定をいくつか捨ててみても改善しない。システムモニタを開いてチェックすると、どうもフラッシュ関連のエクステンションがCPU100%と暴走しているのが原因のようだ。そうとわかっても、じゃあどうやればいいのかわからない。
こうなったら再インストールしかないかと思ってSynapticパッケージマネージャを起動し、google-chromeのパッケージをチェックして、ようやく気がついた。リポジトリが無効になっている。調べてみると、11.04へのアップグレード時に無効化されていた。ということは、もう2ヶ月もアップデートなしで動作させてきたわけだ。その間、Chromiumの方は何度かアップデートがあったように記憶しているから、きっとその影響にちがいない。
再インストールがいいのかなとは思ったけれど、そのまま古いリポジトリを再度有効にして再読込をかけると、アップデートのお知らせが出た。そこでアップデートしたら、その後は不調は出ていない。
せっかくUbuntuを使っているんだから、うまくリポジトリを活用してアップデートは逃さずに捕まえましょう、というオチだった。
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2011年05月28日

Doobleは有望なブラウザなのかもしれない

いままでずいぶんいろいろな種類のブラウザをインストールしてきた。これは、ひとつには好奇心ということでもあるし、「よりよいブラウザが使いたい」という欲求であったり、そのときの環境(たいていは非力なPC)に対応した軽量な動作を求めるということでもあったりした。最近ではブラウザに残るCokkieその他の履歴が邪魔に感じる場合に、「じゃあ別のブラウザでもインストールしようか」というようなことになる。複数のアカウントを使ったり一時的にCokkieをオフにするような対処法ももちろんあるのだけれど、「それならいっそ他のブラウザを」と思うのは、上記の好奇心その他の動機があるからかもしれない。
最近ではそういうサブのブラウザとしては、AroraかSeamonkeyを使うことが多い。どちらも安定しているし、それぞれ特徴があって置いておく価値があると思うからだ。そのほかこれまで印象がよかったのはMidoriとかEpiphanyとかだろうか。Konqurorを入れていたこともあるけれど、あれはいまひとつの感じだった。
ともかくも、今日も、ひとつブラウザを入れてみようかという気になって、Synapticパッケージマネージャを立ち上げ、リポジトリにあるリストを眺めていた。すると、見慣れないDoobleというブラウザがある。興味を惹かれてインストールしてみた。Webkitベースで既にChromiumとかが入っているせいか、特に同時にインストールされるパッケージもなく、本体だけのインストールなのですぐに終わる。続きを読む
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2011年05月23日

LibreOfficeのBaseで販売管理

数日前に壊してしまい失った販売管理用のデータベースを、なんとか週末かけて復旧した。もともと構築にかなりの手間がかかったものだけれど、作り直しにあたっては記憶も残っているのでそれほど時間はかからなかった。やり直すことを通じて全体の流れも見直せたし、Baseの使い方にもだいぶと慣れた。その成果を一例報告のような格好でステップバイステップにアップすることも考えたのだけれど、ちょっと時間がとれない。そこで、ポイントだけでも書いておこうと思う。自分自身の備忘のためにも。
  • Ubuntuの場合、LibreOfficeはリポジトリのものではなく、本家版を使うこと。これは将来的には変わるかもしれないが、当面は重要。本家版の場合、実行ファイルは/optにあるので注意が必要。

  • テーブルのIDは、自動入力にしておくこと。入力時に文句を言われないためにも。

  • フォームでは、要素の編集は基本的にコントロールで行う。右クリックで出して、出しっぱなしにしておく。ウィザードで作成したフォームの要素ではラベルとフィールドがグループ化されているが、これはCtrlを押しながらクリックすると中に入れる。

  • フォームでサブフォームを追加するのは、フォーム・ナビゲーターを使う。これはツールバーのフォーム・デザインに配置されている。

  • ドロップダウンリストで入力できるようにするには、ボックスをコンボボックスに変更した上で、コントロール中の「ドロップダウン」を「はい」に設定する。リストは、データタブの「sql」でGUIで指定できる。

  • フォームで、なぜかテキストが「0」と表示される場合がある。この場合、テキストボックスを「書式設定されたフィールド」にして書式設定でテキストに変更するとうまくいく場合がある(そうでない場合もある)。

  • コントロールでのフォントの指定では、フォントの大きさは整数ポイントでしかできないようで、10.5ポイントは11ポイントに変更される。

  • 集計のためには、クエリをつくる。GroupとSumを合わせて使う。

  • 固定値(定形テキスト)をテキストに追加する方法がよくわからないので、値を1つだけ入れるテーブルをつくって、そのフィールドをクエリで足し合わせる方法でごまかした。具体的には顧客名につける「様」

  • 月次処理のために月別に振り分けるクエリがうまくつくれなかったので、月次を手動入力することにした。月をまたぐ特例なんかが実際の運用で発生することがあるので、これはこれでいい方法かもしれない。

  • 見積書など、PDF化の必要のあるフォームの要素は、全てアンカーをページに置くように変更した。デフォルトは段落配置になっているが、これがレイアウトの崩れる原因となりがち。変更は面倒なようだけれど、全要素を選択しておいてコントロールでまとめて変更できる。要素を追加したときには注意。

  • 他にもあったような気がするけれど、とりあえずこのぐらいで備忘にはなるだろうな。ステップバイステップのチュートリアルでもつくれればいいんだけど、現段階でやったら恥さらしかもしれない。それでも、役に立つような気はするけれど。なにせ、このBaseの素人にとってのとっつきにくさといえば半端ではないように思うので。時間がなあ…
    posted by 松本 at 16:13| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年05月21日

    Ubuntuのデータベース・フロントエンドあれこれ

    元Macユーザーの私にとってデータベースといえばFileMakerなので、データベースソフトといえばあのイメージがある。実際、あれはよくできたソフトだ。Windowsで代表的なのはAccessだろうが、ごく初期のバージョンを一時使っていた感覚では、あれはかなり高度な知識が必要になる。直感的な操作ということではFileMakerの方がいい感じだったと、まあこれはずいぶんと昔の話。
    ともかくも、そういうイメージでUbuntuにやってくると、案外にもデータベースがない。いや、データベース関連のソフトはMacやWindows以上に豊富で強力なわけだ。ところが、これが素人のイメージするFileMakerやAccessとは全くちがう。mySQLやPostgreSQLのサーバーはデフォルトで入っているのだが、「それってどう使うの?」と、まるでとっかかりがない。プログラマが扱う領域なわけだ。それ以外にもオープンソースのデータベースプログラムがあるが、やっぱり敷居が高い。その上のレイヤにもいろいろなプログラムがリポジトリにはあるが、これまた使い方がわからない。結局、FileMakerだのAccessだので私のイメージにある「データベースソフト」は、フロントエンドの印象でしかないわけだ。だから必要なのは、本格的なデータベースサーバーではなくそのフロントエンドのGUIだということ。これがなかなか、「うん、使えるね」というのを見つけられなかった。
    実際には、ないわけではない。いちばん簡単なのは、やっぱりOpenOffice(あるいはLibreOffice)のBaseだろう。それでも、FileMakerやAccessに比べればずいぶんと難しい。わかってしまえば「なあんだ」というようなことでも、わからないからなかなか先に進めない。これは、ヘルプとかチュートリアルの問題ではなく、やっぱりUIの設計なのだろうなと思う。だいたいが、私はヘルプとかチュートリアル、マニュアルなんかをほとんど読まず、GUIに導かれるままにソフトを使っていく癖がついてしまっている。「習うより慣れろ」式なわけだ。MacがそういうUI思想だったから、パソコンなんてそういうものだと思ってしまったのかもしれない。そういう感覚でいては、なかなかBaseは使いこなせない。5年間も何度かトライしては敗退を繰り返し、ようやく少しはわかるようになってきた。
    そんなとき、単純な失敗でデータをすっ飛ばしてしまうハプニングがあった。幸い使いはじめで実質的なデータはそれほど入っていなかったので被害は小さいのだけれど、それでも一から構築し直さなければならない。それならこれを機会に他のデータベース・フロントエンドに乗り換えるのはどうだろうと、ちょっと調べてみた。
    データベースのフロントエンドには、有力なものとして、GnomeのGlomとKDEのKexiがある。以前、データベース用のアプリを探していた時代、どちらもそれぞれに一応チェックした。Glomは何がなんだかわからず、Kexiは当時まだ開発が進んでおらず、動きが非常に怪しかった。たぶんFeistyかHardyの頃だと思う。それでもその時代からどちらもリポジトリには入っていたようで、久しぶりにインストールしてみて、「そういえばこういうのもあったよなあ」と、ようやく思い出した始末。
    その頃よりは私も多少はUbuntuのことがわかってきたこともあるのだろう、今回は少しは使えそうな気がした。そこでどちらかで失われたデータベースの再構築ができないかと、ちょっといじってみた。
    まず、Kexiを試してみた。使い方がよくわからないからまず見本をと思って「テンプレートから作成」を選択してみたけれど、肝心のテンプレートがない。ネットを探してみても、3つほどしか出てこないから、あまり人気のないソフトなのかもしれない。仕方ないので「新規に作成」から進んでみる。以前に触ったときのはるかな記憶と比較すると、ずいぶん進化した様子。テーブル、クエリ、フォーム、リポートと並ぶ左ペインの感じは、だいたいOpenOfficeのBaseと同じなので使えそうな気がする。ツールがタブ式に配置されているのも運用を開始したら強みになるだろう。早速テーブルをひとつつくってみる。だいたいBaseと同じ感じなのでそれほど迷うことはない。ところが、このテーブルを保存しようとすると文句を言われる。なぜかと思ってよく見ると、どうやら日本語で入力した「キャプション」が、全て「_」と解釈されてしまっている。要は日本語対応がうまくいっていないわけだ。これではちょっと使えない。ということで、この段階でKexiは断念。
    次にGlom。こちらは以前の記憶が全くない。これも同様にテンプレートから作成してみようとするのだけれど、これが何度やっても途中で処理が袋小路に入ってしまうらしく進まない。仕方ないので、やはり新規作成。こっちのほうがKexiよりもFileMakerに近い感じかもしれない。データはどうやらカード式に個別に保存される様子だ。これは設計としては堅牢だろうと思う。クラッシュした直後だからこれは好ましく思えた。ただ、その分だけデータのサイズが半端ではない。何もデータを入れていない段階、まだレイアウトすらやっていない段階で37MBもある。これって、運用したらどこまで膨れるのだろうと、ちょっと不安になる。なんだか使い方もよくわからないしと思って公式サイトに行くと、「Ubuntuのリポジトリにあるのはバグが多いからPPAのを使え」と書いてある。テンプレートから作成できなかったのもそのせいかと合点してリポジトリを導入してみるが、なぜか通らない。よく見ると、まだNatty用のリポジトリが出来ていないようなのだ。そこでMarverickのを入れてみたが、これはバージョンがUbuntu公式のものよりも低い。あえてそっちを使おうと思うと依存関係がめんどくさそうなので、この段階でGlomも断念した。
    ということで、結局はOpenOffice(LibreOffice)のBaseに戻るわけだけれど、そもそも今回データが壊れたことだって、現在の運用に問題があるからではないかという気がしている。というのは、LibreOfficeのBaseは、どういうわけかコントロールやナビゲーターがうまく表示されず、円滑な運用ができない。しかたないのでWineでWindows版のOpenOfficeを入れてBaseに関してはそっちで運用しているのだけれど、これはさすがにWineだけあってバグっぽく、ときどきJavaを見失ってくれたりもする。こういう無理な運用がやっぱりよくないと思うので、Baseを使うのならLinux上できちんと動くOpenOfficeなりLibreOfficeなりを入れたいと思う。
    ということで、Natty用のOpenOfficeのリポジトリがないかと思ってあちこち探したのだけれど、見つかったものは結局はLibreOfficeへの移行パッケージで、OpenOfficeをインストールしてくれるものではなかった。公式の.debファイルをインストールするのは前回失敗しているし(本当は失敗ではなく実行ファイルを見失っていただけなのだけれど)、それならDebianの公式バイナリとか、いろいろ試したけれどダメ。
    最後に、LibreOfficeの公式サイトからLibreOfficeの.debファイルをダウンロードして解凍後、そのフォルダで端末を開いてsudo dpkg -i DEBS/*.deb を実行したら、LibreOfficeの最新版がインストールされた。実行ファイルの場所だけが問題で、これは/opt/libreoffice/program内にあった。ここから起動するようにすれば全然問題はないのだけれど、以前にはわからなかったわけだ。
    で、本家版のLibreOfficeなら、Baseが全く問題なく動作する。コントロールもナビゲーションも、きちんと表示されるわけだ。なんのことはない。LibreOfficeそのものにはバグはなかった。もしも問題があるとしたら(私の環境だけの問題でないとしたら)、Ubuntu用のパッケージに問題があるわけだ。だから、LibreOfficeそのものの問題としてはいくら検索しても上がってこなかったわけなんだろう。
    ということで、これからLibreOfficeを使ってデータベースの再構築をすることになる。手間はかかるけれど、まあ、いろいろといい勉強をさせてもらったわけで、まあこれもよかったのかなと思う。パソコンって、そういうもののような気がするし。
    posted by 松本 at 12:24| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年05月20日

    データベースが壊れた

    バックアップファイルを取っていなかった自分がいけないのだけれど、ようやくうまく稼動し始めたデータベースが壊れてしまい、全てのデータを失ってしまった。なんとも情けない話。
    何のデータかというと、事業の販売管理データ。これまでずっと表計算(.xls形式。最初はMS Excelで、後にOpenOfficeのCalc)で管理してきたのだけれど、けっこう手間がかかって鬱陶しいのでデータベースに移行しようと思った。それが1ヶ月ちょっと前のこと。使うソフトはOpenOfficeのBase。これがLibreOfficeになってうまく動かなかったりと、いろいろ問題はあったのだけれど、ようやく少し前から順調に動くようになった。それまでは旧システムと併用していたのを、いよいよ完全移行だなあと思った矢先にデータが壊れてしまった。ファイルを開こうと思っても、開けない。無理に開くとCalcかWriterが立ち上がって文字化けしたテキストとして読み込んでしまう。これではどうしようもない。
    バックアップを取っていなかったのは、ついこのあいだまで構築中で試行錯誤の只中だったから、バージョンがいくつもできるとややこしいと思ったからだ。だが、完全移行と思ったときに、まっさきにバックアップをとるべきだった。途中1回でもバックアップしておけば回復の見込みはあったのにと、悔やまれてならない。
    で、嘆いてばかりいても仕方ないので、これを機に少しOpenOfficeのデータベースのデータ構造を勉強してみることにした。まず気がついたのは、実は拡張子.odbのファイルは、実はzipファイルだということ。だから、拡張子をzipに変えると中身をみることができる。この段階で既にデータは壊れていて、書庫マネージャではエラーで開くことができず、Squeezeでは開くことはできるのだけれど解凍はできない。弱ったなあと思って検索しているとzipファイルの修復ソフトがWindowsにあることがわかった(こちらの記事)。そこで仮想環境のWindowsにこのソフトをインストールして壊れたデータベースファイル(拡張子を.zipにしたもの)を修復すると、無事に解凍できるようになった。続きを読む
    posted by 松本 at 21:28| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年05月18日

    Inspiron mini 12をUSBメモリで復活 - 追記:無線LAN

    昨日、「Inspiron mini 12をUSBメモリで復活」という記事を書いたが、その後、無線LANが有効でないことに気がついた。このマシンは友人に譲る予定なのだが、多分彼は有線LANで使うと思う。だから不要といえば不要なのだけれど、できるものができないのはしゃくにさわるから、いろいろいじってみた。結論としては、かなりいい線まではいくのだけれど、接続の確立までは辿りつけなかった。LXDMでのやり方をもうちょっと調べたらどうにかなるのかもしれない。あるいは最初から素直にUbuntuの通常のデスクトップ環境にすべきだったのかもしれない。
    ともかくも、とりあえずここまでわかったことは、まずプロプライエタリのドライバを導入しなければならないということ。そのためには、日本語環境では「追加のドライバ」と表示されるjockey-gtkをsynapticからインストールする必要がある。インストール後にこれを端末からひらくと、あとはGUIで無線LAN用のドライバがインストールできる。
    次に、ネットワークの設定をしなければならない。これは通常はnm-appletで行うのだけれど(nm-appletはnetwork-manager-gnomeに含まれるのでこれをインストールすればいい)、どうもこれではうまく認識してくれない。このほかネットワークまわりのツールでUbuntuのデフォルトで含まれているのはGNOME Nettoolだけれど、これは接続を管理するためのものではない。いろいろ調べたらnetwork-configというパッケージがよさそうなので、これをインストール。起動してメニューの「設定」のところをいじると、Wifiを認識してくれた。
    ただ、これでうまい具合に接続できたかというと、認識はしても接続はしてくれていない。あと一息という感じがするけれど、モチベーションも時間も切れた。今回はこのあたりにしておこうと思う。
    posted by 松本 at 17:04| Comment(0) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年05月17日

    Inspiron mini 12をUSBメモリで復活

    昨年暮れに突然ハードディスクのトラブルを起こした先代メインマシンのDell Inspiron mini 12のハードディスクを取り除き、USB端子に接続したメモリスティックで運用できるようにUbuntuをインストールした。相当に手こずったけれど、終わってみれば何ということはない。苦労したあとを辿るのもそれはそれで興味深いかもしれないが、それは(もし書くとしても)回を改めるとして、今回は、まちがいなく成功する方法を書いておこう。
    Inspiron mini 12のハードディスクは割としょぼいようで、そろそろ寿命を迎えるマシンも多いのではないかと思う。交換用のディスクはかなり高価なので、外付けメモリからの復活が手軽で実際的ではないかと思う。そういう意味で、まずは成功した確実な方法を報告しておく意義があるだろうと思うわけだ。最終的にインストールするのは、Ubuntuではあるが、デスクトップ環境にLXDEを採用することにする。そのほうが軽量で、mini 12にふさわしいようだから。
    まず、ハードディスクの取り外しだけれど、これはちょっと検索すれば方法は出てくる。私はこちらのブログと、その先にあるリンクを参考にさせていただいた。本当はこのブログにあるようにディスクの換装をしたかったのだけれど、それはスキル不足で失敗。とりあえず取り外しのみ。外付けメモリでの復活だけなら実際にはハードディスクを取り外す必要はない。けれど、たとえば壊れたディスクがつながりっぱなしで運用するのもどうかという気がするので、可能であれば取り外すのがいいのではなかろうか。もちろん、スキルのある方で安くディスクを入手できれば、ディスク交換がいちばんいいのは言うまでもない。その場合、以下の記述は不要な情報だろう。
    外付けUSBメモリとしては、今回は4Gのやや古いものを用意した。これは、手持ちがそれしかなかったからに過ぎない。これが8Gとか、あるいはもっと高速の読み書きができるものだと、若干、話が変わるかもしれない。特に、今回インストールできなかった11.04がインストールできるかもしれない。このあたりはよくわからない。一方、2Gや1Gの容量では無理なので、最低限の容量として4Gは必要というのはいえると思う。続きを読む
    posted by 松本 at 15:28| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年05月12日

    ハードディスクは瞬間で逝く

    古いInspiron mini 12を外付けディスク起動で再生しようとしている。ハードウェアにかなり癖のあるマシンで、ちょっと苦労したが、何とかなりそうな気配。これに関しては終わってから詳しく報告しようと思う。
    それはともかく、その過程で外付けのハードディスクにシステムをインストールしようと考えて、とりあえずの実験用としてずいぶん昔にMacで使っていたハードディスクを引っ張り出した。万一古いデータを扱わなければならなくなったときに必要だろうと思っておいていたものだけれど、考えてみたらもうMacは手元にないし、使いようのないのは事実。数日前にSheepShaverで旧データのコンバートもできたし、第一もう何年もこのハードディスクには触れもしていないのだから、処分してもよかろうと、これを初期化して使うことにした。
    最初は順調に稼動していた。ところが、なんの前兆もなく、ある瞬間にハードディスクの回転が止まった。そして、二度と復活しなかった。いままでハードディスクのクラッシュには何度も遭遇してきたけれど、こんなあっさりと逝ってしまったケースは初めてだ。ほんと、唖然とした。
    いままでのパターンは、なんとなくデータの読み書きにエラーが多くなって、診断してみたらどうもやばそうなので使用を中止、バックアップ後にだんだんおかしくなって最終的に使えなくなるというのがほとんどだった。今回のようにたったいままで順調に動いていて突然ダメになるのは初めてのような気がする。
    まあ、ハードディスクというのは、長期間使わずに放置しておいても具合が悪くなるものらしい。そういう意味では、こういうこともあるのかなと。いい勉強になった。
    さて、処分しなければならない故障したハードディスクがむなしく溜まっていく。これって、金属資源としてもそこそこ価値はあると思うんだけど、引き取り先はあるんだろうか…。屑鉄屋でもなかろうし。
    posted by 松本 at 21:13| Comment(4) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年05月10日

    SheepShaverでMacを起動してみた

    私はもともとMac使いで、5年前、時代遅れのiBookの遅さに耐えられずにUbuntuをインストールして以来のUbuntu使いだ。そのとき、一気にUbuntuに移行するのに確かにためらいはあった。いつでも逃げ出せるぐらいの腰の引けたUbuntuユーザーだった。
    それがしばらく使って、もう後戻りするつもりがなくなった。その決断を後押ししてくれたのが、SheepShaverだ。
    SheepShaverは、Macプラットフォームのエミュレーターだ。Mac、Windows、Linux上で動作し、MacOSの7〜9、つまりクラシック環境のMacOSをインストールできる。私がUbuntuに移行しようとしていた2006年は、Intel Macへの大規模な移行期だった。それまではMacOS 9がOSX上でクラシック環境として提供されていたが、Intel Macからはサポートされなくなる。それでもレガシーなアプリケーションを使いたい場面はある。そんなときに役立ってくれそうなのが、このSheepShaverだった。Mac上でSheepShaverをインストールすれば、その上にクラシック環境を実現できる。私は既に実験済みだった。そして同じSheepShaverがUbuntuでも使えるなら、MacからUbuntuへ移行してもそれほど困ることは起こらないだろうと思った。そういう保険のようなものがあったから、Ubuntuへの移行に踏み切れたわけだ。
    ところが、現実はそういう安心感とは裏腹だった。まず、SheepShaverはUbuntuのリポジトリにはない。ビルドするかバイナリを探してこなければならないのだが、当時の私にはいずれもハードルが高すぎた。SheepShaverと同様のエミュレーターにBasilisk IIがあって、こちらは(hardyまでは)リポジトリにある。ところがこちらは68Kマシンのエミュレーターで、必要なROMファイルがちがう。幸い当時は6840搭載のLC475を使っていたのでROMを取り出すことはできたが、やはりまだUbuntu初心者の私としてはうまく動かすことまではできなかった。もうひとつPowerPCのエミュレーターにPearPCというのもあったが、これはMacOSのインストールがとてつもなく難しかった。ということで、「必要なときはいつでもエミュレーターでMacを動かせばいいや」と思っていたのに、実際には一度も実行したことがなかった。
    それでも何不自由なく過ごしてこれたのだから、Ubuntuはたいしたものだと思う。実際のところ、レガシーのMacアプリを使いたいと思うことはほとんどなかった。いや、DTP用のレイアウトソフトには不自由したわけだけれど、だからといって時代遅れのMacOS 9で使うさらに時代遅れのQuark Xpressなんかでは既にどうしようもない時代にいるのは間違いない。過去を懐かしむことはあっても、実際に戻らねばならないことはなかった。一方、自分が作成したデータに関しては、あまりに古いものはもともと使いようがないわけだし、新しめのものはOSXで作成したものだった。OSXはもともとがUnix系だから、データそのものもLinuxと相性がいい。おまけに、既にWeb時代に入っていたから、コンテンツのほとんどはWeb上に存在していたり、テキストファイルだったりした。データの移行に旧環境は必要なかったわけだ。だから、SheepShaverのこともほとんど忘れていた。
    さて、少し前、古いデータの見直しをした。これは、ちょっと事情があってコンテンツの量を確保しなければならなくなり、とにかく自分が著作権をもっていると主張できそうなものを洗いざらい並べてみる必要が生じたからだ。すると、MacOS 7〜8あたりをメインで使っていた時代にMacデフォルトのワープロソフトだったクラリスワークスで書いた文書がいくつか出てきた。けれど、これをUbuntu上で開くことができない。引越しの際にテキストデータに落としておけばよかったのだけれど、あまりに古い文書なのでその必要を感じなかったわけだ。いまさらMacで処理しようにも、最後のMacを先日手放したばかりだ。続きを読む
    posted by 松本 at 08:56| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする