2010年05月02日

PDF → pngの変換ツールを作ってもらった

前のエントリ「gsviewは玉砕」と、その前のエントリ「ghostscriptのGUIが欲しい」で、ghostscriptを利用した簡単なpdf→pngの変換ツールが見つからないと愚痴をこぼしていたら、かおりんさんが、一瞬で作ってくださった。いや、「一瞬」かどうかはわからない。たぶんそんな簡単なものではないのだろう。けれど、見つからなくてグダグダしていた素人の目からは、一瞬の早業に見える。いや、ほんと、ありがとうございました。
このプログラム、pythonで書かれた実行可能なスクリプトファイルで、アプリケーション名のpygsconvというのは、たぶんpythonで書かれたghostscript利用のconverterという意味だろう。
利用方法は至ってシンプルで、変換元のpdfファイルを選択し、変換先のファイル形式、解像度を指定、出力先のファイル名を指示どおりに指定すれば、複数ページのPDFがページごとに1枚ずつの画像ファイルに変換できる。ファイル形式は、pngのモノクロ形式と、pngのカラー形式、jpeg形式の3種類。解像度はデフォルトが150dpiで、任意に設定できる。実行ボタンを押すと、変換ファイルが得られる。
シンプルなだけに、上記のタスク一つしかできない。たぶんそのせいで、開発者であるかおりんさん自身が「正直、これの使い途がよく解ってないんですよ」とおっしゃっているのだと思うけれど、使い道は、単純に「pdfファイルの画像ファイルへの変換」。それも、1ページ単位なら他のツールで十分なので(GimpやInkscapeでも可能だし、場合によってはPDFビューワで画面に表示してコピー&ペーストでもOK)、複数ページあるPDFの画像化ということになる。
想定される用途としては、PDF文書として作成されたデータを直接HTMLで表示したい場合などが考えられる。通常は、PDF文書中のテキストをHTMLにして画像を配置すればOKなわけだが、テキストと画像のレイアウトが微妙で、そこを保持したままWebにアップしたい場合もある。そんなとき、PDF文書を文書内の画像とテキストを含めた形で画像化できれば、これをアップするだけでWebブラウザで閲覧ができる。
あるいは、PDF文書の配布先の環境の都合でフォントがうまく再現されない場合などにも、画像化は有効な方法になる。複数の画像ファイルを1つのPDF文書にまとめるアプリケーションは他にあるので、それを併用すれば(重くなって質は明らかに落ちるけれど)フォント環境に依存しないPDFを作成することもできる。ということで、現在私が抱えているちょっとしたタスクにとってはかなり重宝なアプリになる。たぶん、似たようなケースに遭遇する人も、数は多くはないにせよ、いらっしゃるのではないだろうか。
ということで、前置きが長くなったけれど、ダウンロードはこちら。http://dl.dropbox.com/u/1336728/pygsconv.tar.gz続きを読む
posted by 松本 at 18:28| Comment(2) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする