2010年04月30日

gsviewは玉砕

以前のエントリ(ghostscriptのGUIが欲しい)のコメント欄でCametanさんから教えていただいたgsviewを試そうとしてみた。これは、数多くあるPDFビューワの一つではあるけれど、ビットマップへの書き出しができる。ひょっとしたら、私が求めているPDFファイルを画像ファイルに変換する作業で使えるかもしれないわけである。
このgsviewは、オープンソースであり、Win、Mac、Linuxなど各種プラットフォームに対応しているとされている。ただし、Linuxに関してはコンパイル作業が必要になるという。私の場合はそれは困るのだが、幸いなことにFedoraの方でrpmが用意されているのをalienで変換すればUbuntuでも使えるという情報がフォーラムで掲載されているのを、Cametanさんが教えてくれたわけである。
ということで、まずはgsview-4.9-10.1.i386.rpmというファイルをダウンロード。次に、synapticパッケージマネージャからalienをインストール。alienのヘルプを見るとdebファイルを作成する方法が書いてあったので、alien -d ~/gsview-4.9-10.1.i386.rpmを実行。無事にdebファイルが生成されたので、これをダブルクリックしてインストール。メインメニューにgsviewが出現し、「お、意外に簡単じゃないか」と思ったのはここまで。続きを読む
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2010年04月29日

Poulsboユーザーに微かな希望?

いよいよLucidの正式リリースらしいのだけれど、10.04になってもまだ私がメインマシンをアップグレードできないでいるのは、このDell Inspiron mini 12がPoulsbo(GMA500)というチップセットを使っているためだ。このマシンは非常に使いやすくて気に入っているのだけれど、このチップセットのおかげでUbuntuデフォルトではビデオドライバが満足に動かず、ハードウェア的にもメモリ増設ができないというかなり絶望的な仕様になっている。メモリに関しては我慢して運用で乗りきりながら、ドライバはPPAあたりで頑張っていてくれている方々のおかげでどうにか9.04、9.10とうまく動かせてきた。
けれど、10.04 Lucid Lynxでうまく動いたという報告がこれまで見つけられなかった。というか、情報がほとんどなかった。けれど、2週間ほど前にUbuntu本家のフォーラムの方で、これに関するスレッドができていることを今朝になってようやく見つけた。
このスレッドの最初の方を読むと、LucidではX serverのバージョンが上がったため、従来の方法ではPoulsboドライバを動かせないのだと書いてある。突貫しても無駄らしい。これは、9.10を使いつづけるしかないのかなという感じ。ところが、3ページめの最後の方、2日前のエントリーで、ついにこのバージョンのXでpsbドライバを動かしたらしいという報告が出る。他のディストリビューションらしい。そして4ページ目でその方法やダウンロード先のリンクが出る。ただし、これをUbuntuでやってもうまくいかないという報告が、とりあえず本日のところまでの進展。
リンクを貼ってあったこのあたりを読むと、かなり難しい方法が必要なようで、相当の技量がなければ挑戦できそうにない。けれど、道が突破されれば、きっともっと簡単な方法が確立していくだろう。まだ少し時間がかかるのかもしれないが、希望が見えてきた。続きを読む
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2010年04月23日

ghostscriptのGUIが欲しい

先日、mjyさんにThunarのアクション設定の仕込み方を教えていただいたが、そもそも何でこんなことになったかと考えたら、本来コマンドラインの入力で使うべきimagemagickをGUIで使いたかったからだと気がついた。Thunarのアクションにしておけば、右クリックで操作が可能になる。こういったGUI的な操作の方が、「一文字間違えたらおしまい」という恐怖と闘いながら(大げさな!)コマンドを入力するよりも、私にとっては楽なわけだ。
さて、同じような画像系の操作を要するタスクが続いているのだけれど、今度はベクターデータ(テキストデータ)を含む複数ページのPDFをビットマップ画像に変換する作業が発生した。単ページであればPDFをGIMPで開くかInkscapeで開いて適当な解像度で書き出してやればいい。しかし、何十ページもあるものをひとつひとつ手作業でそんなことをするわけにいかない。
このような作業も、十徳ナイフであるimagemagickでできるらしいのだが、さらに調べていると、そのバックで動いているghostscript(gs)を直接使うのがいいということがわかった。たとえば、pages.pdfという30頁のPDF文書を解像度250dpiでpage_1.pngからpage_30.png、までの30枚のPNG形式の画像ファイルに書き出すコマンドは、次のようになる。
$ gs -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=pngmono -r250 -dTextAlphaBits=4 -dGraphicsAlphaBits=4 -dMaxStripSize=8192 -sOutputFile=page_%d.png pages.pdf

これは解説サイトにあったコマンドのほぼ丸写しなので、私自身が理解していない引数があったりする。例えばAlphaBitsはアンチエイリアスの設定らしいのだけれど、どの程度が適当なのかもわかっていない。ともかくも、とりあえず、このコマンドで目的は達成できた。
確かに慣れればこのくらいのことは何ということはないのかもしれないし、面倒ならプログラマはスクリプトを書くのだろう。スクリプトの中で使うのならば、テキストコマンドで操作するプログラムも悪くないのかもしれない。けれど、端末を開くことに躊躇を覚えるような私にとって、これから何度も発生することが予想されるこの作業を、すべてこのコマンドでこなしていくのは、ちょっとしたプレッシャーになる。GUIが欲しい。続きを読む
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2010年04月22日

iBus-Anthyでの中黒「・」の設定変更

Karmicから採用になったiBusに関しては、使い勝手がだいぶと以前のSCIMとちがうので、それなりに評判がよくなかった。私も、たとえばシフトを押して英数大文字を入力したあとの小文字入力の挙動とか、変換中にF6やF7を押したときの挙動の違いなどで、ときどき使い辛い思いをしてきた。しかし、逆に言えばそれ以外のところでは安定しているし、変換そのものは同じAnthyで特に違和感もないので、多くの人がScimに戻したという噂を聞いても、自分ではそうしようとは思わなかった。まあ、運用で乗りきるかなと。
ただ、やっぱり自分好みに変えたい気持ちはある。ブログをあさっていたら、たまたまこちらの記事で簡単に「め」キーを押したときの初期設定を「/」から「・」に変更する方法が書いてあったので、それならとやってみた。GUI派の私としては、もちろん指定のディレクトリまで行ってファイルを右クリックから「管理者権限で開く」として編集したわけだが、まあ同じことだろう。パネルのiBusのところで「再起動」を選ぶと、すぐに反映された。続きを読む
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2010年04月19日

Thunarのアクションの設定で画像の縮小がうまくいかなかった理由

私はOpenBox + Xfceパネルという変則デスクトップ環境で、ファイルマネージャにはXfceのthunarを使っている。Thunarは、Gnomeのnautilusほど多機能ではないが、なかなかよくできていて、慣れてくると使いやすい。nautilusのようなプラグインが充実していない代わりに、「アクションの設定」が簡単に行える。ここにコマンドを仕込んでおけば、nautilusのプラグインと似たようなことができるので、不便は感じない。私は、nautilus-gksuの代わりに、このアクション設定でgksuを利用して「管理者権限で開く」というのを仕込み、さらにnautilus-image-converterの代わりにimagemagickを仕込んで「90度回転」「180度回転」というのを用意している。これは、画像を右クリックで回転するもので、あると重宝する。
実は、nautilus-image-converterには、このほかに任意の角度で画像を回転させるオプションや、画像を縮小するオプションが用意されている。実のところそれも仕込んでおきたかったのだが、ダイアログで角度を入力する方法がわからなかった(できないのかもしれない)ので、任意の角度での回転は諦めた。一方、縮小に関しては、「50%縮小」や「30%縮小」のようにいくつか用意しておきたいと思った。しかし、回転があっさりと仕込めたのに対し、リサイズの方はなぜかうまくいかなかった。何度、いろいろ試してみてもダメなので、そのときは諦めて、その後、放置してきた。
さて、今日、数十枚の画像を一括でリサイズする必要が生じた。1枚ずつ開いてリサイズするのは合理的ではないので、別の方法を考えた。特別なソフトをインストールするのも面倒なので、じゃあ、以前に諦めたthunarのアクション設定でimagemagickを使ってやろうと考えた。
使い方は簡単で、メニューバーの「編集」の「アクション設定」を開いて、「追加」(+ボタン)を押し、「コマンド」のところに適当なコマンドを入力するだけ。この場合、50%に縮小したいので、「mogrify -resize 50% %F」と入力する。%Fは、「選択したすべてのファイル名へのパス」ということで、ここに変換されるべきファイル名が入るようになる。ところが、これだと何も起こらない。何度やっても同じこと。mogrifyをconvertに変更したり、ファイル名の位置を変えたり、いろいろ試してみるが、全滅。
そして、最後に気がついた。縮小率を示す「50%」の「%」がわるさをしている。このアクション設定では、「%」は、ファイル名やフォルダを指示するための符号として用いられている。だから、「%」が含まれると、そこで誤認してしまう。続きを読む
posted by 松本 at 21:28| Comment(2) | Ubuntuでの失敗・トラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

LucidのWineはいける

サブマシンのUbuntuを先日9.10から10.04のLucid Lynxにアップグレードしたのだけれど、なにせサブマシンということでほとんど使っていなかった。つまり、改善点を実感することもあまりなかったわけだが、今日、ふとWine経由でNotePadを立ち上げてみて驚いた。なんだ、普通に使えるじゃないか。
Wineを使う上での弱点の一つは、日本語入力だった。入力にはUbuntu側の入力メソッドが使えるのだけれど、インライン変換ができず、さらに1回の入力確定までに入力できる文字数に制限があって、実用上、文字入力はほとんど使い物にならなかった。だから、文字入力が主な機能であるテキストエディタの類は、ほとんど使えなかった。実際、私はお気に入りのテキストエディタがWindowsにあったので、これはちょっとかなしかった。
けれど、この改善で、光明が見えてきた。ただ、試しにそのテキストエディタをダウンロードしてみたら、相変わらずインライン変換はうまくいかないようだけれど。それでも、先は明るいと思う。続きを読む
posted by 松本 at 10:11| Comment(0) | Ubuntuのアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

10.04 Lucid Lynxを試してみた

Ubuntu 10.04の評判がいいのがずいぶん気になってきていたのだけれど、ずいぶん長いことさわってみることがなかった。というのは、メインマシンのネットブックInspiron mini 12が、「Poulsboの呪い」のせいで安直にアップグレードできない(アップグレードするとドライバの不備で使いづらくなる)からだ。だから、いつもならベータから、場合によってはアルファから「生産性マシン」で無謀にも突入するのに、前回、今回と手出しを見送ってきた。ちょっとしたフラストレーション。
しかし、ふと気がついた。サブマシンとして使っているデスクトップ機なら、デュアルコアだし、全然問題なくインストールできるのではないか。どうせこっちはたいして使っていないので、失敗しても損はない。
そこで、まずは念のため仮想環境で試してみた。ところが、うまく起動しない。おかしい。
実は、これは起動システムが一新されたのを知らなかった私の無知のせいだった。これまでは、CD(イメージ)からの起動では、まず選択画面が出る。ところが、10.04からはしょっぱなから起動が始まって、OSが起動したあとでライブCDとしての使用かインストールかを尋ねるダイアログになる。それを知らなかったので、起動前のブランクスクリーンを見て「ああ、ダメだ」と早とちりしたという次第。
それがわかってしまえば、あとはインストールに問題はない。そして再起動。すごい。噂には聞いていたけれど、これはまったくこれまでと別物。ちょっと感動した。
こうなったら実機でいかないわけにいかない。ただ、CDを無駄に焼くのはどうかと思ったし、このサブマシンはたいして使ってもいないので、あまり環境が汚れていない。そこで、アップグレードで10.04にすることにした。アップグレードする方法はパネルのメニューにある「Ubuntuについて」に記載されている。その通りにやって無事、10.04に昇格。
サブマシンであまり使っていないので変化を実感できていないのだけれど、感動の外観の変化だけでなく、少なくともひとつだけは機能の進化を発見。これまでこのマシンでエラーが出ていたサスペンドがあっさりと可能になったこと。これはうれしい。それ以上のことは、やっぱりメインマシンで使っていかないとわからないかなあ。
しかし、いままではWindowsやMacのクローンといった感じの強かったUbuntuが、今回は一歩前に出た感じ。そういう日を待っていただけに、わくわくする。Poulsbo、調べてみるかなあ。だれかやってるかもしれないし。
posted by 松本 at 12:28| Comment(0) | 総記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする