2007年04月10日

Linux-Wordはどこへ行った?

「ちょっとしたことのできるテキストエディタ」もしくは「軽いワープロ」の探索をしつこくしつこく続けているのだが、ネットを検索していて、1990年代末から2000年代はじめごろまで、Linux-Wordという日本語ワープロが存在していたことを知った。これは、その業界では高名な方らしい三岩幸夫さんという方が開発されたものらしく、スクリーンショットなどをみると昔のMS-DOSで使っていた時代の一太郎っぽい仕上りになっている。こういう感じのものが案外と使い易かったりするからと思って情報をさがしてみたが、マニュアル以上の情報は見つけられなかった。おそらく途絶してしまったプロジェクトなのだろう。OpenOfficeが日本で実用的になってきたのがたぶん2004年前後だと思うから、そういった時間軸から考えれば、おそらく役目を果たしたとして終了されたのではないだろうか。開発者の個人のページも、あちこちに「Linux研究所」としてリンクが貼ってあったが、いずれもリンク切れで、現在は存在しないようである。どういう事情があったかは知らないが、以前の活動はストップされておられるようだ。Linuxでは、多くのプロジェクトが中断するが、オープンソースという性質上、有用なものは誰かが受け継いで発展させてくれる。そういった成果の上に私のような一般ユーザーがいるわけで、いってみれば成功例ばかり私はみることになる。けれど、その裏側にはこういった袋小路になってしまったプロジェクトもあるということなのだろう。なんとなく、厳粛な気持ちになってしまった。どこかでこのプロジェクトが再び花を開かせることを祈らずにいられない。


posted by 松本 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(1) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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