2006年12月26日

またもPPCユーザーの悲哀

Second Lifeというのが話題になっている。私はゲーマーではないのだが、こうあちこちで面白いという話を目にすると、気になって覗きたくなる。これは、かなり高スペックなパソコンを必要とするらしいが、とりあえずのぞくぐらいならできないことはないだろうと思ってサイトに行ってみた。WindowsとMacintoshだけでなく、ちゃんとLinux用のクライアントもあり、さてダウンロードと思ったら、案の定というか、やっぱりPPCには対応していない。結局、覗き見さえかなわないということになった。Ubuntuのサイトに行って気がついたのだが、これまでMacintoshユーザー用となっていたPPC対応のUbuntuが、Macintosh/IBM他のPPCユーザー用となっている。つまり、MacintoshがIntelに移行して、PPCユーザーの本命がこれからMacintosh以外のPPC機に移っていくことを示しているのだろう。そして、Macintosh以外のPPC機といえば、なによりもまずあげられるのがPS3だ。こういったゲーム機へのインストールを視野に入れて、PPC版のUbuntuは開発が続けられているに違いない。だとしたら、こういったゲーム用のサイトでPPCユーザーを締め出すようなプログラムを配布しつづけるのはいかがなものかと思うのだが…。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

アプリケーション・スパム

今回は、MacintoshともUbuntuとも関係のない話。インターネットを始めたころ、自分のメールアドレスを公開することにはなんのためらいもなかった。これは、私がインターネットの利用を仕事の必要上から始めたからで、事務所の所在地や住所を公開するのと同じ業務上の必要からだった。最初のうちはそれでなんの問題もなかった。ところが、1999年頃からだと思うが、さかんに不審なメールが届くようになった。最初のうちはいわゆるウィルスの発信したメールが多かったが、そのうちに宣伝や詐欺的な勧誘を目的としたいわゆるスパムに主流が移っていった。Macintosh使いということであまり感染の心配はなかったから、危険性の低いものについては最初のうちは面白がって読んでいたし、奇妙な文面にそれなりに楽しんでいたりもした。ところが、この数が増えて毎日、あるいは1日に十通を越えるようになってくると、笑ってばかりもいられない。最終的には、やっぱりメールアドレスは大切に扱わなければいけないという結論に達した。Web上に公開しておくのは愚の骨頂というわけだ。だから、プロバイダ変更に伴うメールアドレスの変更を機に、メールアドレスの公開は止めた。自分がメールを送った先のパソコンのセキュリティまではコントロールできないから、そういうところからウィルスによって流出するのだろう、スパムが完全に消えたわけではない。それでも、1週間に1通や2通の数える程なら、まあ実害はないといえる。メールアドレスを公開しないでも実務に差し支えないように、Web siteにはメール送信フォームを設置した。この効果は抜群で、以後、サイトからアドレスを収集したと思われるスパムは根絶された。ところが、先月、メールフォームから、どう見てもスパムとしか思えない内容のメールが送られてきた。最初のうちは、わざわざフォームに手作業でスパム的な文面を書き込んでくる暇な奴がいるんだろうと奇妙に思っていた。ところが、それから10日ほどして、また同じようなメールがフォームから送られてきた。と思ったら、今度は数日のうちにまた1通、それからはほとんど毎日、1週間ほど前からは毎日10通以上のスパムがフォーム経由で送られるようになった。これではたまらない。どうやらこれは、暇人が手作業でやっているのではない。そう気がついて検索で聞いてみると、どうやら送信フォームや掲示板フォームに自動書き込みするプログラムがあるらしい。こうやって送られるスパムを、アプリケーション・スパムというそうだ。私の使っているフォーム(の1つ)が、このアプリケーションスパムにつかまったらしい。これはもうお手上げなので、とりあえずフォームを入れ換えてみることにした。どういう仕組みで送られてくるのかはわからないが、Webページを経由して送られてくるのだから、そのページを削除し、別のページにフォームを設置すれば大丈夫だろうと思ったのだ。ところが、あいかわらずスパムはやってくる。どうやら別ページに設置したフォームも捕まえるらしい。しかたないので、送信フォームの使用を一時的に断念することにした。送信フォームのページを、一時的に全て削除したのだ。ところが、あいかわらずスパムが送られてくる。これには参ってしまった。どういうことだろうか? 既に送信フォームがないのに、その存在しないフォームからメールが送られてくるのである。ひょっとしてこれはフォームからの送信を装った偽装メールかと思ってヘッダを見てみたが、ヘッダの情報からだけでは、たしかに送信フォームから送られてきている。そこで、フォームといっしょにアップロードしてあるcgiファイルを削除した。これでようやく、スパムは止まった。送信フォームのメールは、サーバーにあるsendmailというプログラムを利用して送信される。cgiはこのコマンドを起動する。このcgiにデータを送るのが、htmlページ上のフォームだ。そういう理解に立てば(素人の私の理解は間違っているかもしれないが)、アプリケーション・スパムが取り付いたのはhtmlページの方ではなく、cgiのファイルの方だということになる。通常はこのcgiのファイルには外部からのアクセス権がないはずなのだが、どうやら、外部からこのcgiを利用してsendmailにコマンドを送るというハッキングを、このスパマーはやっている。なんとも厄介なことになったものだ。いつまでも送信フォームを閉鎖しておくわけにもいかないので、対策としてはこのcgiを別のプログラムに変更するしかないのだろう。実に厄介なことである。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

Thunderbirdの添付ファイル文書名の文字化け

先日、「添付ファイルの文書名を変えないでください」といわれて、「何も変えてないですよ」とすれ違いの論争になった。おかしいと思ってよく聞いてみたら、ファイル名が文字化けている。
調べてみたら、10月の半ば以降に文字化けが始まっているらしい。それで思いあたるのは、Ubuntuのアップデート時にThunderbirdもアップデートしていることだ。どうもこのアップデートがいけなかったようだ。そこでネットに聞いてみたら、やっぱりこの問題はあちこちの人が経験しているようだ。Thunderbird 1.5以降ということだから、以前のバージョンからそうだと思うので最近始まったというのはちょっと解せないが、あまり悩まないことにして、あるサイトに紹介されていた修正パッチを当ててみた。すると、問題は解決。事情に関してはあちこちに解説があったが、素人にはわからない。わからないながらも、また例によってMicrosoftの独自規格が問題だったような印象を受けた。いつもながらこれには悩まされる。データの引越しもOutLook(express)だけはデータ形式のせいで苦労するし、Wordの独自規格もうっとうしい。まったく困った巨人だ。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

帰れるのか、Macintoshに

先日、母親がMacintoshのことで教えてほしいことがあるというので、ひさしぶりにG4のiBookをさわった。パソコンのことなどいまさら詳しくなってもしかたのない高齢者の母親だからこそ、わたしは以前にMacintoshを奨めた。これは間違っていなかったと思う。ぼろぼろになりながらも、ともかく使いこなしている。これがWindowsだったら、ここにくるまでに何度もウィルスでダウンしていたに違いない。それはともかくも、ひさしぶりにMacintoshをさわると、指の動きがすっかり狂ってしまっているのに気がつく。コマンドキーの割り当てが違うのがおもな原因なのだが、右クリックの代わりにF12を使うのもすっかり無意識にするようになっていて、実際のところ戸惑った。将来お金ができたらMacBookでMacintoshの世界に復帰したいと思っていたのに、これで大丈夫なんだろうかと思ってしまう。それだけでなく、以前は「早いなあ」と思っていたG4(MacOSX10.3)が、もたついて感じられる。実際には私のG3+Ubuntuよりは早いと思うのだが、体感的に「こんな程度だったかなあ」と感じてしまう。これでは、Macintoshに戻れそうもない。将来Windowsユーザーになることはおそらくないだろうけれど、コストの問題もあるから、格安のPCを買ってUbuntuを積むということになるんだろうか。長年馴染んだMacintoshと離れるのはつらいのだけれど。最近、PCの値段を気にすることが増えてしまった。来年春頃には買えるかなあ。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

PageStream

ここのところあいかわらずブラウザとエディタ(ワープロ)があれば基本的に済んでしまうような仕事中心ではあるが、遠からずレイアウトソフトが必要になるのはわかっているので、なんとか解決策を見出そうとしている。OpenOfficeで代用するのは限界があるからだ。探索を続けていたら、有償のソフトではあるが、PageStreamというレイアウトソフトがLinuxに対応していることがわかった。デモ版もあるし、PPCにも対応しているから、ダウンロードしてみた。買うかどうかはともかく、何かヒントになるかと思ったのだ。ところが、これが解凍してもうごかない。どうも、terminalを開いて設定しなければならないらしい。そこまでやっても構わないのだが、いちおう私はそういう「正統派Linuxユーザー」のようなことはしない、あくまでGUIにこだわったコンシューマーユーザーを目指している。このソフトが旧来のIT知識バリバリのユーザーを念頭に置いているのなら、その時点で私は外れてしまうわけだ。せっかく見つけたソリューションだが、残念ながら削除ということになった。まだまだこの方面の探索は続く。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

PS3でUbuntu?

年末商戦のこの時期、ゲーマーでない私のところにまで、PS3やWiiの噂が聞こえてくる。MacintoshでUbuntuをやっている人間として、興味深いのはこれら2種のゲーム機がいずれも古いMacintoshと同じ系統のPowerPCベースのプロセッサを搭載し、しかもどうやらLinuxベースと見られるOSで動いているという点だ。なんだ、私と同じじゃないかと苦笑してしまう。しかし、PS3のプロセッサは、64bitマシンでクロック数もやたらと早い。これを仕事に使ったらずいぶんと楽だろうなと思ってしまう。ゲームをする気はないが、デスクトップPCとして1台購入しようかと思ってしまう。現実にPS3でUbuntuが走るかどうかといえば、成功した人もいるにはいるが、まだ安定したマニュアルはできていないという状態らしい。これに関しては、ほかのLinuxディストリビューションが先行している。しかし、こんなものは時間の問題で、そのうちUbuntuでも簡単にインストールできるようになるだろう。ただ、気になるのは搭載メモリが256MBと、近頃のコンピュータにしてはやたらと小さいことだ。ゲームをするだけならこれで十分なのだろうか。よくわからない。小型の専用機という性格上、おそらく増設は無理だろう。現状、G3のiBookでさえ256MBだと少なく感じるのだから、きっとこの点で使いづらさが出てくるのではないだろうか。好奇心は動くものの、結局はそこまではいかないだろうなあ。なにしろ、お金もないことだし。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

セッションの保存

以前、xubuntuをインストールしたらログアウト時に動作していたプログラムを覚えていてくれて便利だということを書いたことがあるが、実はこの機能、xubuntuやkubuntuだけでなく、ubuntuにもあった。システムの設定の「セッション」で「自動的にセッションの変更点を保存する」にチェックを入れておけばいい。そうすれば、次回の起動時に、終了時点で動いていたプログラムが起動する。これは同じ作業を継続しておこなうことの多い仕事サイクルにはいっているときには便利だ。そして、以前に「このプログラムは便利だが、エラーが起こったときには困る」と書いたのも、これで解決する。つまり、このチェックを外しておけば、素直に再起動してくれるわけだ。道具は使いようである。ただ、このプログラムを使っていると、当然ながら起動が終了するまでに時間がかかる。昨日、ちょっと慌てていてシステムの起動後、まだアプリケーションが起動し終わるまでにサスペンドしたら、次にスリープから復帰したときにエラーの嵐で参ってしまった。なかなか話は単純ではない。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

Ready boostの空振り

WindowsのVistaが発売になって、私のような非Winユーザーのところまで、いわゆる「新機能」の情報がやってくる。大半はたいしたことのないようなものだが、Ready Boostという新機能には興味を引かれた。これは、USBやカードリーダーに接続したフラッシュメモリを利用して、本体搭載のメモリを補ってやるものであるらしい。メモリ不足を日頃から痛感している私としては、これは羨ましい機能だ。ところが、Ready Boostに関する記事を読んでいると、「こんなものは単なる仮想メモリじゃないか、仮想メモリなら昔からどのOSにも実装されている。仮想メモリ領域をフラッシュメモリにとっているだけだ」というような内容を見つけた(正確な記述は忘れてしまったが)。それを読んで、「なるほど、それならば」と思ってしまった。Ubuntuでも、仮想メモリは使っている。システム最低メモリは192MBだったと思うが、余裕をもって走らせるには512MBくらいは必要だろう。私のシステムは256MBだが、不足分は、インストール時にHDに確保したswap領域に仮想メモリファイルを書き込むことで補っている。このswap領域をフラッシュメモリに割り当ててやれば、Ready boostと同じ効果が得られるのではないかと考えた。まず、1Gのフラッシュメモリに512MBのswap領域を切ってやる。これはgparted(Gnome partition editor)でおこなう。ただ、最初にディスクを初期化して、swapパーティションを切ろうと思ったらエラーが出てうまくいかなかった。これは、「ディスクラベルを作成」というオプション操作をおこなったらうまくいった。たまたまだったので、詳しいことは覚えていないが、何かヘッダ領域ができたようだ。その上で、完成したswap領域をGpartedで選択しておいて、「パーティション」のメニューにあるswaponというコマンドを実行してやると、このUSBフラッシュディスク上のswap領域が仮想メモリの格納場所になる。ついでに、HDのswap領域を選択し、同じメニューからswapoffを選択すると、HD上の仮想メモリ領域は使用されなくなる。さて、どれだけ早くなったかと楽しみにして使ってみると、これが全然早くない。USBメモリが安物で書き込み速度が早くないということもあるのだろうが、まるで恩恵がない。これでは意味がないと止めてしまった。あとで調べてみたら、フラッシュメモリの書き込み速度とHDの書き込み速度では、圧倒的にHDのほうが早いから、理屈の上ではあまりフラッシュメモリを仮想ディスクとして使う意味はないらしい。ただ、ファイルの大きさによってはディスクを回転させないぶんだけフラッシュメモリの方が早くなるので、Windowsのready boostはそのあたりをうまく利用しているらしい(こういった技術的なことは私はまったくわからないので、あるいは大きな誤解があるのかもしれないが)。だから、単純にフラッシュメモリを仮想メモリの格納場所とするだけではないらしい。そりゃあ、そうだろう。フラッシュメモリをswap領域として使うだけでメモリ不足が補えるならもっと早くからそういうことがいわれていてもよかったはずだ。安直に、アイデアだけで試してみても、ろくなことはないな。
posted by 松本 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | MacintoshでUbuntu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする