2006年11月27日

vlcの実力(まだまだ全部はわからないけれど)

いま愛用のiBookを使いはじめたころ、iTuneでインターネットラジオを聞くのにはまってしまった。いまでは昔話になってしまったが、かつて関東地方では駐留米軍のラジオ放送(FEN)を聞くことができた。若いころ東京で10年を過ごした私は、この英語一辺倒のラジオを毎日聞いていた。そんな昔を思い出させてくれるインターネットラジオを、毎日パソコンを起動させるたびにかけるようになった。
しかし、もともとクロック数が低い上に圧倒的にメモリ不足のiBookである。仕事に差し支えるのが段々うっとうしくなって、このお楽しみは1ヶ月も続かなかったと思う。ラジオを聞きたい気持ちは山々だが、仕事ができないでは何のためにパソコンをつけているのかわからない。ぐっと我慢をしたわけだ。さて、Ubuntuに乗り換えてから、いくつかのメディアプレーヤーにインターネットラジオが聞けるような設定があるのには気がついていた。しかし、iBookそのもののハードウェアの限界は変わっていないわけだし、仕事が優先される事情にも変化はない。だから、あえてこれまで手を出さずにきた。しかし、ふと思い立って、ラジオでも聞いてみるかという気になった。最初に試したのは、デフォルトで入っていたRythmboxである。このラジオの項目には、わずか4局だけだが、デフォルトでラジオ局が入っていた。iTuneなら無数に入っているのだが、贅沢はいうまい。この中のひとつを選んでみると、懐かしのVirgin Classic Rockが流れはじめた。ところが、このラジオ、すぐに接続が切れてしまう。原因は不明。なぜか3分ともたずに音がしなくなってしまう。これではお話にならない。そこで、Listenというミュージックプレーヤーをインストールしてみたが、これもうまく動作しない。やっぱりダメかと思っていたら、以前に動画や音声ファイルの再生に使ったvlcプレーヤーが使えることがわかった。ただし、vlcプレーヤーには、デフォルトの局は入っていない。ネットで検索してラジオ局の配信情報を入れてやらねばならないのだが、この方法が最初わからず往生した。そして、vlcでラジオを聞きはじめたのだが、メモり不足にもかかわらず滅多に音が途切れないし、ほかの作業のスピードが遅くなるということも(感覚としては)ないようだ。これなら、仕事と趣味の両立ができる。vlcには、いろいろなオプションがあるようで、まだまだ隠れた実力があるかもしれない。この方面には疎い私だが、またどこかで、別の用途にお世話になるかもしれないな。
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2006年11月26日

Firefoxの不調とEpiphany

Ubuntuを6.10にアップデートしてから、Firefoxのバージョンは2.0になっている。これはこれでクラッシュ時に再起動したら前回開いていたページを回復するオプションがある(おかげでGoogleのこの機能を使わずに済んでいる)とか、「最近閉じたタブ」の回復機能があるとか、それなりにありがたいアップデートだとは思う。実際、前回のセッションを保存しておいてくれる機能は非常に嬉しいので、ひょっとしたらFirefoxの終了はつねに強制終了にした方がいいかもしれないと思ってしまうぐらいだ。しかし、その一方で、Firefoxをアップデートして以来、どうも特定のページでクラッシュすることが多くなったような気がする。これはFlashなどの特定のファイルを表示できないというPPCベースのUbuntu特有の問題に関係するのかもしれないが、そういったプログラムを使っているのではないかと思われるページで、よくクラッシュする。いったんクラッシュすると、デスクトップを再起動しない限りFirefoxは使えなくなってしまう。これは面倒だ。そこで、もうひとつのブラウザの選択肢であるEpiphanyを使ってみることにした。これは、ほぼFirefoxと同じ性能を示すことを以前に確かめていたから、実用上の問題はないと思ったわけだ。しかし、結果論からいえば、おそらく同じGekkoエンジンを使っているためなのだろう、やはり同じように特定のページでクラッシュする。FirefoxとEpiphanyの両方を交互に使えばデスクトップの再起動の手間は半減するが、その程度の有難味でしかない。しかし、Epiphanyをひさしぶりに使ってみて、これが中途半端なFirefoxの亜流ではないということを確認できたのは収穫だった。実はEpiphanyは、ブックマークに関する考え方がまったくちがう。アドレスバーに文字を入力することで、アドレスバーにブックマークを表示させるという機能を中心に据えているのだ。これはたとえば、(私の妻のように)なんでもかんでもとりあえずブックマークに放りこんでおくというタイプの人には非常に便利な機能だろうと思う。妻がブックマークのなかを「どこに入れたかなあ」と探している姿を私はよく見ている。それが簡単な文字列の入力で出てくるなら、これは嬉しいものだろう。ただ、私はあまりブックマークに頼らないし(検索ですぐに出てくるサイトはあえてブックマークを入れない)、重要なサイトはきちんと整理してブックマークするから、あまり魅力を感じなかった。けれど、ブックマークの使いかたを変えてもいいかなと思わせる機能だった。だから一気にEpiphanyに乗り換えようかとも思ったのだが、RSSフィードが実装されていず、外部のリーダーに頼らなければいけないようなので、いまのところメインでの使用はしていない。けれど、いつかそうしてもいいかなと思っている。
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2006年11月24日

Dual bootは甘くない?

いちばんはじめにUbuntuを導入しようと考えたとき、安全のためにとりあえずはMacintoshとUbuntuのDual bootにしようと思っていた。そのときは知識がなさすぎてDual bootにはできなかったし、そうしなかったのは結果論でいえばよかったと思っている。MacintoshかUbuntuかと悩んで再起動を繰り返すというような余分な時間を費さずに済んだからだ。けれど、やっぱりDual bootできれば便利だよなと思うことがないわけではない。特に、いまのところUbuntuに決定打が見つからない経理ソフトとレイアウトソフトを使うことを考えたら、これだけでもMacintoshのソフトが使えたらなと思ってしまう。Dual BootでなくMolを使うほうがいいのだろうが、これもDual bootできる環境があることが前提だ。Dual bootの環境を作るには、Ubuntuのインストール前にまずMacintoshでパーティションを切って、Macintosh用のHFS+パーティションを用意しておかなければならない。その上で、未フォーマットの(あるいは適当なフォーマットをしてある)領域にUbuntu用のパーティションをインストールディスクから切って、Ubuntuをインストールするのが間違いがない方法だ。だから、システムの再インストールというような荒っぽいことをしない限り、Dual boot環境は手に入らない。しかし、先日、6.10のインストールをやり直した際、古いUbuntuの入っていた領域がほかに転用できることに気がついた。ここにHFSパーティションを切ってやれば、Macintoshをインストールできるのではないだろうか。ちなみに、HFS+は、Ubuntuからでは切れないので、HFSにせざるを得ない。そこで、早速未使用領域を都合して、1GのHFSパーティションを作った。外付けHDからMacintoshで起動して、この1GにOS9をコピーして、そのOS9でクラシックを立ち上げようという算段である。例によってoptionキーの押し下げでMacintoshを選んで外付けOSXで起動すると、これまでは認識しなかった内蔵HDのうち、ちゃんとHFSパーティションの1Gだけは認識する。これは嬉しかった。ところが、普通なら難なくコピーできるはずのOS9が、コピー中にエラーを起こす。しかたないので、ブート可能なバックアップをとるソフト(RSyncといったと思う)を起動して、コピーしてやった。どうもこれも信用ならないのだが(検証の必要ありというメッセージが出る)、それでも起動できるかとやってみると、できない。OSXが余計なブロックをかけているのかと思って外付けのOS9から起動してやると、内蔵の1GのHFSパーティションがマウントされない。結論としては、おそらくHFSの形式が、やはりMacintoshネイティブで切ったのと、どこか違うのではないかということだ。だからおそらく、起動ディスクにはならないのだろう。残念だが、またの機会に再挑戦ということにして、今回はあきらめよう。
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2006年11月22日

Linuxは意外と脆い?

昨日、外出するときに何気なくパソコンを鞄に放りこんだ。妻はいつも、そんなに無造作に大事なデータが入ったものを持ち歩いてはダメだというのだが、私は結構気軽に愛用のiBookを持ち歩く。メモ用紙がわりになるし、データをどこにいても取り出せるのは便利だし、電車のなかで仕事の続きもできる。いちいち起動するのは時間がかかるし電池も消耗するから、だいたいはスリープさせた状態で鞄に放りこむ。もちろん、こんな雑な扱いをしていると、失敗もある。鞄のなかでパソコンの蓋が開いてしまうこともあるし、おそらく振動で電池がゆるんで接続が切れてしまうことがあるのだろう(電池は純正品ではないサードパーティー製の交換品である)、電源が落ちてしまうこともある。電源が落ちた場合は、しかたないから再起動する。もちろん、スリープする前にデータの保存はおこなっておくから、せっかくの作業が失われることはない。ところが昨日は、ちょっと慌てて駅に駆け込んだあと、スリープさせていたパソコンの電源が落ちていたまではいいけれど、起動してみたらnautilusがエラーになって、まともな操作ができなくなってしまっていた。これには慌てた。何度再起動しても、セーフモードで起動しても、あるいは起動ディスクを変えてみても(先日アップグレードした際に残った古いディスクスペースがまだそのまま残っていた)、やっぱりエラーの連発だ。こんなときは設定ファイルを捨てるのが一番と思うのだが、nautilusがまったくダメでウィンドウを開くことができない。私のようにGUI
にしか頭が対応していない人間は、これでパニックになる。困った困ったで、結局1時間の電車乗車時間はつぶれてしまい、パソコンをもって出た意味がまったくなくなってしまった。最終的にこのトラブル、家に帰ってからたまたま1回だけウィンドウが開いたので、設定ファイルを捨てることで以前同様に片付いた。けれど、考えてみれば、以前の同じトラブルのときも、電源が落ちたのがきっかけになった。Macintoshでは、電源が落ちても、再起動すればシステムへのダメージはなかった。Linuxは、こういった予期しないトラブルには脆い一面があるのだろうか。2回だけの経験ではなんともいえないが、すこし不安になる事故であった。
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2006年11月15日

MicrosoftがFirefoxをリリース!?

もちろん、よくできたジョークです。
下記サイトのプレスリリース、まさか本当と思う人はいませんよね。http://www.msfirefox.com/microsoft-firefox/index.html

なお、このサイトが有害でないかどうか、私には判断できません。念のため。
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2006年11月14日

なんでUbuntuにしないの?

小遣い稼ぎ程度に非常にマイナーなサイトで、ある講座を運営しているのだが、そこの受講者のひとりが「サイトが見えない」と連絡してきた。最初はサーバーの問題かと思ったのだが、いろいろとやりとりしているうちに、どうやら受講者の方のパソコンに潜伏するアドウェアがアクセスをリダイレクトしていたらしいということが判明した。もちろんその方のパソコンはWindowsである。小遣い稼ぎ程度とはいえ、マルウェアに商売の邪魔をされてしまったわけだ。自分自身がWindowsユーザーでなくともウィルス被害にはあうということを、今回思い知らされた。ウィルスに悩むWinユーザーを、対岸の火事のように笑っていてはいけない。そう思うと、ますますこういう欠陥OSを平気で売っているメーカーに対する怒りがこみ上げてくる。Windowsにウィルスが蔓延するのは単にそれが最大シェアを占めるOSだからで、仮にMacintoshやLinuxが主流になったら、それがウィルスの攻撃対象になるだろうという理屈は、半分は正しいだろうと思う。しかし、OSの根本的な欠陥というのも、決して無視できないはずだ。ともかくも、現状では、誰もWindowsなんか使うべきではない。無茶苦茶なことに聞こえるかもしれないが、Windowsで一般的なエンドユーザーが享受できるパソコンのメリットは、Ubuntuでも変わらず享受できる。そして、そこにセキュリティのオマケがつくのだから、これを使わない手はない。マルウェア被害者として声を大にしていいたい。なんでUbuntu(もしくは他のLinuxディストリビューション、あるいはMacintosh)を使わないんですか?と。
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2006年11月11日

GnuCashは使えなかった

自営で仕事をしている関係で、帳簿はきっちりつけなければならない。電子帳簿は法律で認められているとはいっても、これは小規模事業者には実際には対応していなくて、法律上は紙の上にプリントアウトして、はじめて記帳したことになる。しかし、現実にはどんな事業所でもほとんどの経理はパソコンの上でおこなわれている。プリントアウトされるのはまじめなところで毎月末、杜撰なところだと年一回というのが正直なところではないだろうか。しかし、それでなんの不都合もないのだから、これは法律の方が時代後れだといっていいだろう。ともかくも、私もずっと経理はパソコンでやってきた。以前はMacintoshには適当な会計ソフトがなかったので、データベースソフトを利用して記帳してきたが、昨年度はいいフリーウェアがあったのでそちらの御世話になった。そのままそのソフトを使おうと思っていたのだが、予想外の展開でLinuxユーザーとなってしまったので、あてがはずれてしまった。だからLinuxに乗り換えて以後、実質的に記帳をしていない。これは正しいことではない。だから、記帳をどうするか、いい加減に決めなければならないわけだ。Linuxには、会計関係のソフトも豊富であるとされている。ただし、これは英語版の話である。日本語対応の会計ソフトは、どうもなさそうだ。それでも、経理の基本は万国共通だろうから、定評のあるGnuCashをインストールしてみた。例によってsynapticである。起動はうまくいったし、だいたい経理ソフトのインターフェイスなどはそうそう違いがあるものではない。個人の小遣い帳から業務用までさまざまなテンプレートがあるようなので、これは使えるかもしれないと思った。部分的に、メニューなども日本語化されている。ところが、入力しようと思ったら、キーボードが反応しない。Anthyをオフにして英語入力したら通るから、これは日本語変換が対応していないのだろう。私の環境だけなのかもしれないが(Web検索では実際に日本語環境で使っている人の報告もある)、これでは使えない。ということで、GnuCashは使用を断念してアンインストールした。これでまた白紙に戻ったわけだが、さて、経理だけでもMacintoshに戻すべきなんだろうか。
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2006年11月09日

Xara Xtremeへの期待

アップグレード後の調子が悪いとき、あちこちヒントを検索していて、偶然にXara Xtremeというアプリケーションが存在することを知った。これは、イラストレータなどと同様のドローイングソフトらしいが、DTPにもある程度対応できるということで、早速synapticを検索した。すると、リストにあがっていたので、インストールしてみた。しかし、起動はするのだが、そこから先の操作ができない。サイトに行ってみると、まだPPCに対応したバージョンはリリースされていないということだった。ただ、このサイトの記述を信用するなら、このソフト、15年の実績があり、つい数ヵ月前にオープンソースとして再デビューしたもののようだ。だから以前に検索をしたときには引っかからなかったわけだ。サイトによれば、これからいろいろなプラットフォームへの対応を進めていくということなので、今後に期待しておきたい。もっとも、Ubuntuに移行してから、ほとんどグラフィック系の仕事は入っていないのだけれど。
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2006年11月08日

パーティションの分割インストール

今回CDから再インストールしたわけだが、その際、当初はハードディスクのデータをバックアップしておいて、クリーンインストールをしようと思っていた。ところがLive CDを入れてインストール作業をはじめたら、インストール先のディスクの選択で、「空き領域にパーティションを作ってインストールする」というのがあった。これを試してみたら、ハードディスクのそれまで使用していたパーティションを圧縮して、空いた領域に新たなパーティションを作り、そこにインストールをはじめた。こんな機能があるとは知らなかった。再起動すると自動で新たなOSから立ち上がるが、起動時にYabootをエスケープキーで中断すると古いOSからも起動できる。まあ、Dual bootにする必要もないのだが、自動で切られたパーティションの大きさが不満だったので、パーティションを切り直してもう一回インストールをやりなおすことにする。なお、このためにはgpartedというアプリケーションをインストールする必要があった。ともかくも、古いOSはきつきつのパーティションに入れ、新しいOSを新たなパーティションに入れることになった。そして、新しいOSが安定して稼働をはじめた。さて、ここで、古い領域からデータを回収してこなければならない。もちろん外付けHDにバックアップはしてあるが、せっかく同じHDに格納してあるのだから、そこから取り出せばもっと簡単確実だろう。ところが、古いパーティションにどうやってアクセスしたらいいかわからない。どこにもアイコンはあがっていないし、マウントする方法もわからない。いろいろ調べていたら、結局コマンドラインを打ち込むしかないことがわかった。ターミナルを起動し、sudo mkdir /mnt/hda3
sudo mount /dev/hda3 /mnt/hda3である。/dev/hda3は古いパーティションの本名であり、/mnt/hda3はそこへのリンクのようだ。だから、/mnt/hda3のhda3には任意の名前が使えそうだが、ここは本名を使っておいた。その方がややこしくないだろうということで。これで古いパーティションが開いたので、ここからデータを取り出すのは簡単だった。設定ファイルもすべて移動したら、ほぼ同じ環境が瞬時にしてできあがった。これでやっと仕事ができるぞ!
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2006年11月07日

6.10の真価

6.10にアップグレードしてからどうにも調子が良くないので、最悪ダウングレードと覚悟して、CDからのインストールを試みてみた。すると、うれしいことに(というか拍子抜けなことに)、非常に快調に動きはじめた。どうにも腹立たしかったスリープできない問題もネットの接続が切れる問題も、まったく起こらなくなった。管理アプリケーションの不安定な動きもなくなったし、なによりもKubuntuやXubuntuを試して以来感じてきた動作の遅さが解消した。これはクリーンインストールの効果だろう。余分なデータが消えて、動作が安定したわけだ。6.10は、確かに6.06と較べて、一部の人が評するように「どこが良くなったのかわからない」部分が大きい。FireFoxやAnthyのアップグレードは、それぞれのアップグレードで、システムそのもののアップグレードというには少しあたらないだろう。起動時のロゴが変わったぐらいで、「いったい何が?」と思うのも無理はない。ところが、クリーンインストールしてみて、大きな違いを発見した。それは、日本語環境が最初から完璧なことである。ユニバーサル対応のUbuntuは、確かに6.06のときもインストールすればすぐに日本語環境らしきものにはなっていた。しかしフォントの設定はいい加減で、見た目がひどく汚かった。日本語入力環境も整っていないし、ブラウザなどの主要なアプリケーションは英語版のままだった。これらを本当の意味での日本語環境にしてやるには、あちこちと設定をいじり、いくつかのソフトをダウンロードしなければならなかった。ところが、6.10は、インストール直後からこれらの設定ができているし、必要なソフトもそろっている。強いていうならIPAフォントが搭載されていない(synapticにも見当たらないのはなぜだろう? ライセンスの関係か?)ぐらいが不都合なところで、あとは大体そろっている。これなら、インストール直後から日本語環境で仕事ができる。本当の意味で、MacintoshやWindowsに互角のユーザーインターフェイスだ。おそらく目に見えないところでは、さまざまな改良もあるのだろう。けれど、見た目の変化のいちばん大きなところは、この日本語環境の改善だった。オンラインアップグレードではそれを見落としていた。なるほど、これなら自信を持ってリリースされたものだと納得できるな。
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2006年11月06日

6.10の不具合続々

フォーラムにはそれほどの問題点も報告されていないのでこれは私の環境(もしくはインストール時のエラー)によるものだと思うが、その後、6.10の不安定な動作や問題点が続出している。まず、ソフトウェアの自動アップデートがよく失敗する。使っているうちにようやく気づいたことなのだが、これはどうも、管理アプリケーションのパスワード入力画面の呼び出しに失敗しているらしい。従って、自動アップデートに限らず、管理アプリケーションはよくエラーを起こす。当初懸案だったネットワークマネジャーが落ちてしまう問題も、このあたりに関係しているような気配だ。それから、例の手間のかかるスリープだが、3回か4回に1回ぐらいはスリープから復帰できない。これは余計に手間がかかる。さらに、外付けのFireWire機器を認識しない。これはCDを焼こうと思ってCD-Rドライブを接続してわかったもの。こんなふうに問題が多いのは、インストール(アップグレード)に問題があったのかもしれない。そこで、再度クリーンインストールをしてみようと思う。もしもそれでダメなら、6.06にダウングレードだろう。6.10にして、目に見える恩恵は、とりあえずはFireFoxのバージョンアップと、Anthyのバージョンアップだ。しかしこれは、6.06のままでも行うことができたと思う。だったら、ダウングレードして、個別のソフトだけアップグレードするのが適当だろう。ともかくも、試してみるためにはまずファイルのバックアップ。これを行うために外付けHDをフォーマットしようと思ったら、確か6.06ではあったはずのフォーマット用ソフトが、管理アプリケーションにない。参ざん探し回った挙げ句、ヘルプに書いてあって拍子抜け。gpartedというアプリケーションをインストールする必要があった。これを入れたら、外付けHDがフォーマットできた。たかがバックアップをとるのに、余分な手間をかけさせられた。
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2006年11月03日

いちおう眠らせることはできるけれど

アップグレードして以後の2つの大問題、スリープできない問題と、再起動するとネット接続が切れる問題には、いまだに解決がつかない。これで大いに困っている。フォーラムへの書き込みに多少の反応がなくはなかったが、大きな前進はなかった。それでも、ネット接続に関しては、ネットワークマネージャーのクラッシュはなくなった。というか、ネットワーク接続モニタのアップレットから設定を選択すると、以前にはネットワークマネージャーが起動していたのだが(そしてクラッシュしていたのだが)、これがもうちょっと簡略なダイアログが起動するようになった。おそらくこのあたりのリンクが誤って設定されていたのがひとつの問題だったのだろう。そこは解決した。だから、再起動してネットの接続が切れているという問題はあいかわらずだが、それを接続し直すことだけは簡単になった。一方のスリープに関しては、スリープさせる方法をなんとかみつけた。しかし、非常に手間がかかる。まず、終了ダイアログにいって、ユーザーの切替えを選択する。こうすると、現在のセッションはRAMに保存される。次に、ログイン画面に戻ったら、オプションメニューからサスペンドを選択する。すると、「サスペンドしますか」というダイアログが出て、「はい」と答えるとスリープ(サスペンド)する。
スリープ解除をする際には、パスワードを入力してセッションに復帰しなければならない。だから、必要以上の時間がかかる。以前の、蓋を閉めたらスリープし、開けたらスリープから復帰できるという簡便さからいえば、まったく無意味なほど手間がかかる。これなら、いったん終了するのとほとんど変わらない。けれど、ほんのわずかの前進で、少しだけ問題の手がかりが掴めたような気がする。まだまだ道は遠いのだけれど。
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2006年11月01日

時計が遅れる問題(ひょっとしたら解決)

時計が遅れる問題は過去に2回ほど報告してきた。これはMacOSを使っているときからその傾向があったのが、Ubuntuにして顕著になった。いったんは時刻サーバーの選択を変えることでほぼ解決かなと思っていたのだが、6.10にアップグレードしてからまたこの問題が顕著になってきた。以前には数分の遅れで済んでいたのが、10分から20分も遅れてしまう。これでは困ってしまう。時刻サーバーを変えてみても特に改善はみられない。まあ、しかたないかとあまり気にしないようにしていたのだが、6.10のどうしようもない2つのトラブル、ネット接続の問題とスリープの問題についてフォーラムをいっしょうけんめい読んでいたら、ひょんなところからヒントが見つかった。それは、Open Firmwareをいじることである。Macintoshを長年使ってきたが、実のところOpen Firmwareなど聞いたこともなかった。しかし、これは、Macintoshの起動以前のレベルで働くソフトで、ハードウェアをもっとも基礎に近い層で管理しているもののようだ。起動時に、「Command+Option+O+F」という組み合わせを押していると、この画面に入れる。ここで、時刻の設定ができる。この時刻が狂っていると、時計が狂いがちになるらしい。そこで設定してみたら、最初はとんでもない時間になった。どうやら世界標準時で設定しなければいけないようで、半日ほどずれてしまう。9時間の時差をつけて設定してやると、ぴたりと合った。どうやらこれで、時刻は狂わなくなったように見える。しばらく使ってみないと実際のところはわからないけれど。それはともかく、この「Command+Option+O+F」というキーになんとなく心当たりがあると思ったら、Macintosh不調時の奥の手であるパラメータRAM(PRAM)のクリアのキーの組み合わせと隣合わせである。実はPRAMクリアというのはOpen Firmwareの設定のクリアのことだったらしい。だから、このソフトのことは知らなくても、実際にはいままでもそれを触っていたことになる。そして、Macintoshで重要なPRAMのクリアが、Ubuntuでも同様に重要だということを認識させられた。Open FirmwareはMacOSであろうがUbuntuであろうが、それ以前に働いている。だから、ここに余分な情報、誤った情報が書き込まれれば、その上で走るOSの調子もおかしくなって当然なのだ。と、ここまで思い至って、「ひょっとしたらPRAMをクリアしたら、ネット接続の問題とスリープの問題も解決するんじゃないか」と欲どうしいことを考えた。しかし、やってみたが、これはやはり別問題だったようだ。世の中そこまで甘くない。
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